【2002沖縄】
今年もやってきた伊江島GIビーチ
台風の合間の上天気
友人のKと
空は黒いほど蒼い
貝の墓場で美しい貝拾い
那覇市内やちむん周辺
コザのチャーリータコス 那覇のゴーヤジュースとサーターアンダーギー
夏休みを取って、2日から10日まで、沖縄にいっていた。
もう20年近く毎年いっている、伊江島という小さな島だ。
那覇から車で沖縄自動車道を北上し、許田から下に降りて本部まで。
そこからフェリーで車ごと島に渡るのだ。
今年は、いく前から台風が心配だった。
5号がひょっとすると直撃かもという情報で、はらはらしながらいったのだ。
空港から高速に乗ると、いつもなら正面に青空と入道雲があるのに、
厚い雲が覆っているのだ。
なんだかどうもなあと、やや暗い気持ちで出発したのだ。
案の定、3日4日と台風は島を直撃し、ホテルのロビーでぼーっと暴風雨を見てるだけという
多少寂しい夏のスタートとなったのだ。
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でもまあ、5日からは天候も回復して、
いつもの岩場で、ビッグウェンズデイ並の巨大な波に巻かれながら潜ったりした。
おかげで、体中擦り傷と打撲傷だらけだ。
友人一家は、4日から参加するはずだったのだが、
台風でフェリーが欠航してしまい、結局、港に車を置いて、5日にホテルのクルーザーでやってきた。
6日と7日は、もうこれが夏って凄い天気で、空は黒いほど蒼い。
海は砂を巻き上げられてやや透明度が低いものの、貸し切りの広い浜を満喫した。
強い日焼け止めを塗りまくってたのに、夜になって風呂に入ると痛い。
マンガ夜話もあるし、あんまり焼けないようにはしてたんだけど、
やっぱりあの陽射しじゃあ、白いままにしとくのは無理だな。
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8日からは那覇に。
台風6号の接近が心配だったんだけど、かすっただけでいってしまった。
宿は、安里の沖縄第一ホテルだ。
ここもつきあいが長い。
築数十年の、古い木造のホテルだ。
20種類以上の皿が並ぶ朝食が美味しい。
豪華な料理ではなく、沖縄風の薬膳料理だ。
8日目については、今週の週アスに書くことにしたので、そちらを参照。
9日も10日もいい天気。
台風7号がもうきていて、時折ぱらぱらと雨が落ちる。
でも、すぐに強烈な光が濡れた地面を照らし、ますます湿気が強くなる。
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今年の那覇は、ついこないだまで古臭い飲み屋街だった桜坂やニューパラダイス通りが、
いつの間にか裏原系テイスト溢れるおしゃれな街になっているんで驚いた。
センスのいい服屋や面白いカフェが、続々でき始めている。
「社交街」と呼ばれるバラックのような飲み屋が、
ちょっと変るだけで面白い街になったりするから不思議だなあ。
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沖縄には、いくつかローカル誌がある。
中でも、 「うるま」という本は、写真やレイアウトのデザインのセンスが、
ローカルの域を超えてレベルが高い。
もちろん、内容も面白い。
飛び飛びには読んでいたのだが、読みたいのに読みのがしている号もあったので、
編集部をなんとか探して訪ね、バックナンバーを売ってもらった。
「ヒカリ食堂」の二階で、看板も出ていないのであやうく見落としかけたが、
向かいの本屋に教えてもらった。
そのうちなにか書かせてもらいたいもんだ。
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ところで、ヒカリ食堂の駐車場には、妙な看板がある。
無断駐車は1万円という看板なのだが、「拝みのかたは除く」と書いてあるのだ。
なんだ、拝みって。
ひょっとして、ヒカリ食堂は、真光系か?
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10日の4時15分の飛行機に乗ろうと思ったら、いってしまったと思ってた台風6号が、
まだ四国のあたりでうろうろしていた。
羽田上空まではいくが、天候次第で大阪に降りるかもしれないと脅かされつつ、
なんとか羽田に無事着陸できた。
吉祥寺直行バスがすぐあったので、それに乗って帰ってきて、ニュースをつけたら、
追い越してきた6号は、大変なことになっていた。
きっと、一本後の飛行機だったら、帰ってこられなかったなあ。
沖縄はいい天気だったんだけどね。
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