【過去40】


「2012.1.5」
メ〜テレの「CONTACT CAFE」の収録にいってきた。
場所は、物凄く久し振りの東京タワースタジオ。
楽屋の同じ階に、「世界不思議発見」の出演者が並んでいた。
ここで撮ってたんだな。
水道橋博士とは、格闘技とプロレスの会場では昔から顔を合わせてるが、
テレビに一緒に出るのは初めて。
マンガ夜話にオファーは出してたはずなんだけどね。
番組は、主にMEGUMIが仕切っていく。
博士は後見役みたいな感じかな。
博士が仕切ってMEGUMIはアシスタント役かと思ったけど、
それとはちょっと違ってたのは、MEGUMIが案外話せるからだな。
30分番組で途中でVTRも入るのに、
1時間くらいは話したんじゃないかな。
前後編にしてほしいくらいだよ。
あまり長いと、話しててもこれ入りきらないだろと、
ちょっとセーブしてしまう。
まあそれだけ贅沢に作ってるんだけどね。
今時一社提供だし。

放送は名古屋だけなのが残念。
10月12日の深夜をお楽しみに。

「CONTACT CAFE」のMCは、
水道橋博士MEGUMIだ。
MEGUMIに面識はまったくないが、
水道橋博士は、大学の後輩。
年齢が違うんで学生時代 に会ったことはなかったけど、
長じて、プロレスと格闘技の会場でやたらと顔を合わせるようになった。
博士は文章が面白い。
お笑い 男の星座も好きだし、

博士の異常な健康」の異常な熱意も面白い。

MEGUMIといえばかつてはナイスバディだったけど、

子供産んじゃったし、その後どうなんだろうな。

毎日新聞のコラム書いて、「ミミ正」上げた。
ああちょっと疲れた。
ここんところよく働いたなあ。
ところで、「ミミ正」は
「コミックビームの締め切りと重なって大変なので、
以降毎月7日更新にします。
よろしく。

来週出るテレビの打ち合わせをしてきた。
名古屋のメ〜テレでやってる
「CONTACT CAFE」って番組 なんだけど、
じゃあついでに実家に寄って父親の顔でも見てくるかと思ったら、
収録は東京タワーの下にあるスタジオだった。
まあいいんだけど。
名古屋のテレビが時々呼んでくれると、
ついでに実家に戻って親孝行できるんだがな。
ホテル代もかからないし。

なんとかビームが終わった。
いやー、ひとりでやるのは楽しいけど、大変。
毎日一回くらいは、アシスタント入れようかなあと思う。
仕上げ部分は、コミスタがアシスタントひとり分くらいの働きをしてくれるんだけど、
背景がなかなかどうも。
どう大変かというと、板タブを使ってフリーハンドで描こうと思うと、
綺麗な線が引けないのだ。
下描きやアタリに沿って、
モニター画面を見ながら手許の板タブで線を引くというのが
できなくはないが非常に難しい。
今はWacomの板タブIntuosを使っている。

これの大きいサイズと中くらいのサイズを使っている。
那覇にも置いてあるし、旅行用にごく小さいものもある。
これはほんとに便利で手放せないのだが、
今の描き方にはあまり向いていないのだ。
うーん、さてどうしよう。
と悩んでついに、液タブを導入することにしたのだ。
これだ!
Wacom の液晶タブレットCintiq21

この21インチのデカイやつがほしいのだ。
これは、画面を直接見ながら線が引けるので、
正確な絵が描ける。
しかし、ちょっと問題があった。
かなり高価なのと、
あと、ブツがないのだ。
人気があって売れてるのか、売れないからあまり作らないのか、
なかなか商品が出てこない。
アマゾンでもずーっと品切れ状態だったのだ。
それが、昨日急に売り出されたのだ。
よし、今を逃すとまた当分手に入らないかもしれない。
それで、ぽちっといったのだ。
22万8000円である。
泣けるのである。
今夏は、仕事場のエアコンを取り替えて、コピー複合機を取り替えて、
トータルで軽く100万オーバーの出費である。
もう今年は小遣いなしだ。
たぶん、数日うちに届くと思う。
使いこなさないとなあ。
元を取るぞー!


ここんところろくに更新してないが、それにはもちろんわけがある。
コミックビームがなかなか大変なのだ。
このくらいの枚数なら、それほど苦労しなくても描けるはずなのだが、
今回はアシスタントを入れずにひとりでやってるのだ。
背景はフリーハンドで自分で入れようかなと思ったのが大きな間違い。
そのためにフルデジタル化を図って、
コミスタの勉強もしたんだけど、
始めてみたらわからないことも謎も多くて、案外時間がかかる。
写真も加工して使ったりして、時間をかけないようにはしてるんだがな。
これならアシスタント入れた方が楽だったなあとは思うのだが、
でも、久し振りに全部ひとりでやる愉しさもある。
担当編集者には迷惑かけてるが、
もう少しこの態勢で頑張りたい。
仕上げは圧倒的に楽なんだけどね。
とりあえず今月号がまだ……。

知り合いが吉祥寺で長いこと落語会をやっている。
「吉祥寺寄席」っていうんだけど、
今回は、24日の水曜日、夜7時半から。
出演は、落語は柳家喜多八と柳亭こみち。
ここはいい落語家をきちんと呼んでくれるて、入場料も安いんで、
ぼくもずっと顔を出している。

第35回吉祥寺寄席「楽しくストレス吹き飛ばす!落語とパントマイム」
日時: 8月24日(水)19:30-21:15
出演: 落語: 柳家喜多八 柳亭こみち
   ゲストコーナー: カンジヤマ・マイム 「パントマイムの世界」
会場:光専寺(サンロード突き当たりを左に曲がり数軒目。)
会費: 1800円 要予約
電話 080-5000-8874
メール kichijojiyose@gmail.com

「コミックビームで新連載を始めた。

巻頭カラー24ページ!
タイトルは「吉祥寺キャットウォーク」だ。

今回は、ペン入れも紙を使わないフルデジタル。
長いストーリーものでは初めてだ。
ちょっと書店で覗いてみて。
でも、ビームは「テルマエ・ロマエが大ヒットしてるのに部数少ないからな。
アマゾンのほうが確実かも。

猫漫画 「ミミ正」

一部修正カラー版再アップ!

那覇の干し猫つき!
モノクロ写真が暗くてわかりにくいので、カラーにしました。

タイフーンFMに出てきた。
月曜から那覇事務所にきてるんだけど、
今回は仕事の他にひとつミッションがあったのだ。
那覇で時間が合うと出演している
タイフーンFMの「小ネタ超特急」に出て、
その後行われるイベントにも出るのだ。
小ネタは、漫画やアニメやゲームに特化した番組なのだが、
いつもは客を入れないでやっている。
今回は、番組も公開して
、その後にそのまま客も交えたイベントを開いてしまおうというのだ。

生放送1時間、イベント2時間の長丁場。
大して告知もしなかったわりにはお客さんも たくさんきて、
なかなか楽しい集まりになった。

終わってから浮島ガーデンで飯喰いつつ、
またいろいろ話して深夜まで。
今日は仕事にならんな。

「漫画家さんたちのコニーちゃん祭り」というものがある。
しばらく前に、なんとなくツイッター上で
コニーちゃんをオリジナルの絵柄で描いたら、
いろんな人がどんどん描き始めて、
ついにはそれをまとめて展覧会が開催されることになった。
8月13(土)〜8月28(日)まで、
りんかい線東京テレポート駅の構内で、
いろんな漫画家が描いたコニーちゃんが展示される。
コニーちゃんってのは、ご存じだとは思うが、こんなキャラだ。

そして、その展覧会の最中には、

「漫画家さんたちのコニーちゃん祭り・トークショー」もある。

8月6日の朝10時からチケット発売だ。
コニーちゃんの作者のきはらようすけやぼくも出るが、
コニーちゃんを描いた漫画家たちも、続々登壇してなにか話す予定。
かなり豪華なメンバーになるんじゃないかな。


扇風機がほしいのだ。
といっても、大型のものではない。
足許にに置くタイプのものが欲しいのだ。
うちはエアコンをほとんど使わないから、
足許が暑い。
なぜかというと、そこにコンピュータがあるからだ。
この発熱で、ほとんど足許ストーブ状態なのだ。
これは、風でも当てないと熱暴走が起きる。
ただでさえコンピュータのファンが凄い勢いで回ってるのだ。
なにか考えないと、そのうち破綻がくる。
ちょっとアマゾンで調べたら、やっぱり誰でも同じことを考えるらしく、
使えそうなものが山ほどあった。
USB電源の、首振り式小型扇風機だ。


音が静かならそれに越したことはないが、きっと使ってみないとわからないだろう。
ひとつポチッとしてみるかな。
悲劇が訪れる前に。



ちょっと実家に顔を出してきた。
いつも地元のお祭りに合わせて帰るんだけど、
今回は仕事が終わらなかったんでちょっとずれた。
お祭りは「おいでん祭り」というよさこい系の踊りがメインの祭りで、
凄く人気がある。
大勢が参加して、3日間踊りまくっている。
でも、それは好きじゃない。
そんな踊り見たくない。
でも、最終日の花火大会は、ぜひとも見たい。
見るたび、日本人に生まれてよかったと思う。
花火は華やかで刹那的で、日本人の心にグッとくるよなあ。
地元の花火大会はなかなか豪華で、
大玉も上がるが、花火自体の美しさも格別だ。
メロディ花火も楽しいし。
今年はあれが見られなかったのが残念だ。
地元といえば、我が母校の豊田西高校は、
毎年高校野球でいいとこまでいくのに、
今年はなんと2回戦負けだった。
甲子園には、春に一度しか出たことないが、
いつでも寄付に応じる準備はできてるんだがなあ。

実家にいったら、必ずいくところが二カ所ある。
まず一カ所は、豊田市駅前のあづまやだ。
ここは、大判焼き屋だ。
別名は、文ちゃん焼きという。
今は中学の同級生の竹本くんが焼いてるんだけど、
ここの文ちゃん焼きは、ほんとに美味い。
皮は表面がサクッと中がふわっと、絶妙の加減。

中身の漉し餡も西荻のおもちやに並ぶ美味さ。
地方にあるから目立たないけど、東京にあったら連日行列ができるクラス。
こんな店が何十年も続いてるのは凄い。
もうひとつは、小坂にある上坂商店だ。

ここは、五平餅が美味しいんだけど、夏になるともうひとつ楽しみがある。
かき氷が美味いのだ。
とくに、地元ではせんじという白蜜。
これがもうほんとに美味い。

千字320円に五平餅120円だったかな。
この店も、狭くて小さな店なんだけど、何十年も続いている。
地元の人しかこない平和な店だ。

子供のころからきてるんだけど、今年も美味しかった。
帰省の甲斐があったというものだよ。

猫まんが「ミミ正第7話アップ!」

今回は、留守中の無法者の話だ。
まったく留守中に正ちゃんたちはなにしてるんだか。

やーっと「ビーム」の第一回が上がったー。
今回はいろいろ実験的なことを試していて、
フルデジタルでやるのもそうだし、
アシスタントを久し振りに入れないでやってみるのもそうだ。
慣れないと、なかなか大変。
暑いし。
あんまり暑いんで、エアコンの修理を頼んで使えるようにした。
2個は治ったけど、仕事机の上のは買い換えになる。
エアコンって高いんだよなー。
ここで使ってるのはダイキン。
中が錆びちゃったらしい。
まあ10年使ったからしょうがないか。
といっても、実働は凄く少ないけどね。
来客があるときしか、基本的に入れないし。
でもまあこれで、どうしても暑くて我慢できない時には、
スイッチオンで快適になる。
そして、もうひとつ新兵器を導入した。
氷嚢 アイスバッグだ。

ガリガリ君梨味だ。
氷嚢は、格闘技で使うのを見ていて、ほしいなと思っていたのだ。
15センチのを試しに買ってみたが、もう少し大きくてもよかったかな。
これにロックアイスを入れて首筋なんかに押し当てると、かなり涼しい。
エアコン要らずである。
買い換えるのに。
そしてガリガリ君梨味は、今年も定番だな。
もうじき市場から消えるらしいが、
夏の間ずっと売ればいいのになあ。
まあこれがなくなったら、ガツンとミカンだな。
なんにしろ、赤城乳業にやられてるな。

いやー、なでしこジャパン2011W杯凄い死闘だった。
つい女子W杯決勝を見てしまった。
仕事もせずに……。
二度先行されて、二度追いつくとは!
最後のPK戦はジャンケンだから、ちょっと日本の運が良かっただけだが、
とにかくみんなよくやった。
あの不屈の闘志に感動したよ。
ベテランン澤穂希も今までやってきてよかったね。

アフロ荒川も、レジ打ちながら喜んでいることだろう。
さて、もうちょっと仕事しよ。


総合格闘技戦 DREAMを有明コロシアムで観戦してきた。
倒れそうな暑さだったが、館内は予想外に冷えていて、リングサイドは寒かった……。
今日のメインテーマは、バンタム級トーナメントの決勝だ。
所英男今成正和が闘う。
所もなかなか目立った上積みがなく、未だに闘うフリーターとかいわれてちゃしょうがない。

今成は面白くて大好きだけど、足関十段はもう相手に見切られている。

今度こそ、なにか目に見える結果が出せるか。
それから、高谷と宮田和幸だ。
不良上がりの高谷と、五輪アスリートの宮田。
どちらも、なんとか結果は出してきた。
高谷は小見川に倒されたままだが、
小見川がUFCにいってしまったから仕方がない。
宮田は最初は結果を出せなかったが、
階級を下げてやっと花開き、成果を上げてきた。
泉浩が戦極からやってきてムサシと闘うという無理筋もあるが、
これはやるまでもなく結果はわかる。
川尻達也は調整戦。
あとの試合は、それほど興味がない。

いやー、やっぱり高谷×宮田がダントツに面白かった。
トーナメント決勝ではなくこれをメインにしたのは、残念ながら正解だった。
宮田のセンスと技術、
高谷の根性と硬い拳が、
双方の応援団と一体になって凄い盛り上がりを見せた。
前半高谷が取ったが、
甘いガードをついて宮田が軽いパンチを顔に当て続け、
テイクダウンして支配したが、もうひとつ決め手がなかった。
結局、判定はスプリットで宮田が負けた。
挑戦者だから仕方がない。
チャンピオンを圧倒しなければ、挑戦者は勝てないものだ。
今成は、やはり反応が遅くなっている。
あるいは、所が案外パンチとキックが良くなっていたのか。
一度だけ今成が所の足を完全に捉えたが、
そこまでだった。
泉は、ゴツイずんぐりむっくりの柔道体型のまま。
手足が短く、ムサシにまったく届かない。
もっと絞って階級をいくつか落とさないと無理だろう。
ギも掴めないし、懐にも入れないし、今のままではとても、無理だ。
川尻が元気だったのはよかったな。
ああでも、いい興行だった。
いい気持ちで帰れたよ。

ビーム新連載の予告は、こんなことだった。

ボディコピーは、
「巨匠いしかわじゅんが長き『眠り』から覚醒し、
まさかまさかの本格マンガ連載、開始! 」
まさかまさかだったのか……。
本人は気軽に始めたんだがな。
でも、内容は頑張ります。
予告カット全体は、こんなの。

送ったら、ラフですかといわれた。

月刊コミックビームで、新連載を始める。
今月発売の7月号に予告カットが出ているが、
8月号からスタートだ。

「吉祥寺キャットウォーク」
一回目は、巻頭カラー24ページ。
夏休み終わったら描かなくちゃな。


「8.5」
近所に金壺食堂って中華料理屋があるんだけど、
ここが精進バイキングって妙な店なんだよな。
おまけに料金は500円。

昼飯だけの営業ってとこが残念だ。
美味しいのに。

うちの隣の神里原という旧赤線地帯には、
まあ戦後の遺産がいろいろ残ってるんだけど、
不思議なものもあるんだよな。
ドミトリーって看板があるんだけど、

それはこの奥にある古ぼけたドアなんだよな。
あそこに誰か泊まるのかなあ。


出かけてたら急に雨が降ってきたので、
慌ててプラヌラに飛びこんだ。
正確にいえば、工事中のプラヌラだ。
ちょっと前に店を引っ越すことになり、
壺屋のあたりに手頃な場所を見つけたのだ。
店の中を覗いたら誰もいなかったが、鍵がかかってなかったので、
勝手に入って勝手にエアコンを入れて、
顔を出した猫と遊んでいた。

この猫は、ハテナという。
尻尾がぐるんと曲がってクエスチョンマークの形になっている。

吉祥寺でやってたTシャツ展「30T」は、無事終了した。

けっこう大量に刷ったんで、売れ行きも心配 だったが、
本人がいなかったわりには、まあなんとか売れたようだ。
多少売れ残ったものは、欲しいという人も多いので、
ちょっと通販も考えます。
でも、少しだけなので、
どうすればいいか、ちょっと悩む。

夏休みで、沖縄にきている。
いつも那覇で仕事してるのに、夏休みも沖縄かって気もするが、
まあ多少違うのだ。
昨日から、浜比嘉島にいっていた。
本島から「海中道路」を通って、ちょっとしたドライブだ。
小さい島は、人も少なくて海も綺麗。

この島のホテル浜比嘉島リゾートは、
凄く綺麗で景色もよく部屋もセンスよくレイアウトされた
かなりいいホテルだった。
でも、晩飯をここの居酒屋で食べたら、
ちょっと残念過ぎる味だった……。
30年ぶりでご飯を残してしまったよ。
朝食のレストランの飯も味が濃すぎるし、
あまり料理には力を入れていないようだなあ。
いいホテルなのに、残念だ。
次の日喜納番所の近くにある金月そばで、つけそば。
生麺なんだけど、これがうまかった。

ホテルで残念な飯を2食も食わされた後だったので、
余計にうまかった。
帰りには読谷に寄って、好きな作家の器を調達。
新しい窯もできていて、
やちむんも少しずつ変わっていくな。

夜は栄町市場の、おかずの店べんりやで飯。
餃子に小龍包に海老び蒸し餃子に、
食べほうだいだ。
やっぱり美味しいものを食べなくちゃね。
ホテルのシェフも、べんりやに修行にくればいいのに。

ついに増刷を決意した。
いや、Tシャツの話なんだけど、ほぼ初日でなくなっていて、
2日目3日目とくる人に大変申し訳なかった。
それで思い切って、早くやってくれるTシャツ屋さんに頼んで、
新作Tシャツを大量投入することにした。
遅くとも、日曜の午後3時くらいにはドーンと会場に届いているはずだ。
今回の方が、バリエーションが多い。
どんなのかというと、まあだいたいこんな感じ、ダミーだけど。

たくさん刷ったので売れ残る可能性もあるが、
まあなんとかなるだろう。
日曜が3時間、あとは平日だけど、来てくれるのを信じよう。
残ったらオフ会で大セールをやる。
どんな出来になってるのか、心配半分期待半分だな。
お楽しみに。

Tシャツ展は、なんだか大騒ぎだった。
昼過ぎに起きて、会場にいこうとふとツイッターを見たら、
会場からのツイートが上がっていて、
会場前から行列ができていて、
大混雑で身動きが取れないらしい。
既に私のと江口寿史のTシャツが売り切れそうだという。
なに、それはいかん!
急いで会場に行ってみると、だいぶ山は越したものの、
まだかなりの人が詰めかけている。

私のTシャツは、確かにもう積み上げた山がなくなりかけている。
売れるのはありがたいが、しかし、一週間の会期があるのに、
初日で完売して買えるものがなくなっては、ちょっと申し訳なさすぎだ。
それで、急遽残ったものを仕舞い込んで、明日以降に持ち越すことにした。

それにしたって今日みたいなペースで売れたら一瞬で終わってしまうが、
なにも買えないよりはいいだろう。
会場でいろんな人に、もっと刷って欲しかったとか、
もっといろんなサイズを作って欲しかったとかいわれたが、
商売でやってるわけじゃないからなあ。
たくさん作ればうちの居間に段ボール箱が積み上がるし、
サイズを増やせば売れ残るリスクも多くなる。
いやとにかく、こんなに多くの人が買ってくれるとは思わなかった。
それを見誤っていたことは間違いない。
売れないかもしれないと思ってみんなオマケをつけて、
私のTシャツにもカードをつけた。

せめて倍くらい作っておけばもう少し持ったとは思うが、
でもフタを開けてみないとわからないからなあ。
江口寿史のTシャツとケロちゃんのも完売ペースだが、
二人とも在庫を出すらしい。
でもうちには在庫はないからなあ。
売るものはなくなっても、Tシャツは最後まで展示するんで、
見てって下さい。


さて、いよいよTシャツ展だ。
吉祥寺の「リベストギャラリー創」で、
30人が集まってTシャツ展「30T」をやる。
ちなみに、「30T」は「サーティ」と読むらしい。
ぼくは2種類3色展示する。
まず、白黒の七分袖。

これは、サイズが、MとL。
次に、青と黄色。


問題は、サイズだ。
ANVLを注文したら、想像してたよりも大きいんだよな。
つまり販売もしている。
七分の方が3000円、半袖は2800円だ。
さて、売れるかなあ。

HDDは認識しない……。
異様な発熱を見て、少し冷やしてみたらなんとかなるかと、
ひと晩電源を外しておいてみたが、
相変わらず構造が壊れているので読めないというメッセージが出る。
未使用品なのになあ……。
いや、そんなことよりも、データ類はどうする……。
まいったなあ。

HDDが手狭になってきたんで、まえから懸案だった増設に踏み切った。
まあHDDをつないだだけなんだけどね。
もうずいぶん前に1テラのを買って、そのうちつなごうとその辺に放ってあった。
つなぐのは簡単なんだけど、データを移すのが面倒なんだよな。
こないだやっとつないでデータを移し、やれやれこれで当分大丈夫、
と思ったのだ。
そしたら、いきなりそのHDDを認識しなくなってしまったのだ。
いや、認識はしてるのだが、
フォーマットできてない空っぽのHDDとしか認識しない。
データ移したのに、非常に困る。
画像データは、2カ所に分散してあるから無事だが、
それ以外のデータをみんな移してしまった。
バッファローの外付けHDD HD-CE

ちょっと個人情報入りすぎてて修理に出したくないし、かといってデータは救いたいし。
困った。
ノートパソコンにつないでみても認識してくれない。
ガワを外してみると、物凄く熱を持っている。
ちょっと熱すぎるなあ。
うーん、取りつけて1日で壊れるとは思わなかった。
それにしてもデータが……。

なんだか暑いなあ。
こう暑いと全てがおっくうになって、仕事以外なにもしなくなってしまう。
あまりエアコンが好きではないので、よほど暑くて我慢できない時にしか入れない。
去年も、ほとんど入れずに乗り切った。
でも、入れちゃいけないというwけじゃないし、
死ぬほど暑い時や来客時にはありがたい。
そろそろチェックしとくかな、と順番にスイッチを入れてみたら、
二階が全滅だった。
寝室のビルトインタイプが、反応しない。
仕事場のふたつは、片方は反応せず、もう片方は水が出る。
階下の2台は働いてるようだが、冷気が出てるかどうかちょっと心配。
もうこの家も建ててから11年経つからな。
そろそろいろんなところにガタがくるころだ。
そういえば、庭の水撒き用のホースも、
通販生活で買ってたまに使ってたんだけど、
盛大に水が漏れるようになってしまった。
みんな一度にこられると、ちょっと大変なんだよな。
メンテナンスはするから、もう少しばらけてほしいもんだよ。

久し振りに友人たちと飯を食おうということになって、
吉祥寺のまつひろという中華に入った。
五日市街道、成蹊大の手前にある。
ここは四川が中心なんだけど、広東料理や北京料理もある。
まあざっくりと中華だ。
麻婆豆腐は最後にして、いろいろと頼む。
なかなか美味しいんだけど、料理が出てくるのが遅い。
おまけに、給仕のおばさんが、凄く愛想が悪い。
愛想が悪いだけではなくて、料理もなんの説明もせずに置いていくだけ。
惜しいなあ。
値段もそれほど高くないし、わりと美味しいし、席もゆったりしてるし、
使いやすそうな店なんだけど。
こういう店では、人って大事だね。
最後に麻婆豆腐と玉子チャーハンで締めたら、
もうびりびりと口が痺れる。
ご飯を丼でもらいたいくらい。
一緒にいったのは、イラストレーターの横山宏夫妻と、近所のK夫妻。

横山くんは、マシーネンクリーガーで知る人ぞ知るマニアックな有名人だ。

もちろん、モデラーでもある。
いつの間にか、みんないい年になった。
Kなんてこないだ20歳そこそこの可愛い青年だったのに、
見事に中年オヤジになっている。
なぜプレゼントを貰っているかというと、
4ヶ月遅れの還暦祝なのだ。
赤いパンツとラン用のキャップとTシャツを貰った。

以前、吉祥寺のコピスにあるギャラリーで
「吉祥寺漫研展」をやったんだけど、
今度はTシャツ展「30T
だ。
場所は、五日市街道沿いにある「吉祥寺リベストギャラリー創」
30人の漫画家やイラストレーターが集まって、
自分で描いたTシャツを展示する。

メンバーはけっこう豪華だ。
以前ここで江口寿史とオザワミカが二人展をやったのが縁で、
なんとなく今度はTシャツ展という流れになってしまった。
手描きの一点ものを出す人もいるらしいし、
プリントも多い。
Tシャツの絵を提供することは多いが、
ボディの選択から発注まで自分でやるのは初めてなんで苦労した。
どんな絵柄にするとどんなプリント方法が合うのかとかが
もうひとつわからなくて、最後はちょっと見切り発車だ。
種類も値段もそれぞれが勝手に決めてるんで、
当日までどうなるかはわからない。
30人も参加者がいるんで、1人2点出しても60点が並ぶわけだ。
基本的にみんな販売するんだけど、
これだけの人数がいると、いったい何枚くらい売れるのかまったく見当がつかなくて、
みんな恐る恐る手探り状態だ。
ぼくは、全部で2種類40枚作った。
まあ余ったら、ここでネット販売しよう。
デザインは、月末に発表します。

悔しい。
妻にデジイチを買われてしまった。
俺だって欲しかったのに。
Panasonicのミラーレスタイプ。

LUMIXのGF2 ダブルレンズセットで、色は白だ。
白じゃないほうがよかったなあ。
俺のじゃないけど。
ミラーレスは小さいな。
普段使いにはこれで充分。
ボケ味も楽しめるし。
俺のじゃないけど。
しかし、カメラも安くなったな。
こんなセットが何万か出せば買えるんだもんなあ。
信じられないよ。

最近続けて、面白いものを見ている。
先日、DREAMを見た。
日本の総合格闘技は、ずっとPRIDEがメジャーだったが、
フジに切られて一瞬にして潰れた。
今は、大雑把に言えば、ライバルだったK-1をやってるFEGの傘下だ。
今は日本の格闘界がピンチなんだけど、
ここで立たなきゃ男じゃない。
というわけで、DREAMが久し振りに埼玉スーパーアリーナ大会を開いたのだ。
久々に面白かったなあ。

出場選手に必死さが会った。
もちろん、いつもそうだとは思うが、
日本の格闘技がピンチの今、
自分たちが格闘界を盛り上げなければという意識が見えた。

今回は地上波なしでスカパーのみだったようだが、
いい闘いなのに、もったいない!
次回は、7月だったかな。
地上波つきますように。


ふっふっふ。
アマゾンでぽちっとしといたものが届いた。
ブラウンのシリーズ7

さっそく充電して使ってみたら、案外モーター音が大きい。
ああやっぱり外国製は静音性とか気にしてないなあ、と
ちょっと後悔しかけたんだけど、
髭を剃ってみてびっくり。
するする剃れるのだ。
ヒゲを刈ってる手応えなし。
でも剃れてる。
肌のあたりも柔らかいし、大変けっこうである。
掃除も案外簡単だったし。
この前に使ってたリニアモーターのも悪くなかったけど、
やっぱり技術の進歩は素晴らしいな。
ひとつ前のもブラウンだったんだけど、
いつの間にか母体がP&Gになっていた。
M&Aの世界は凄いなあ。

日経ビジネスオンラインで「ワンマン珈琲」を連載してたんだけど、
まあいろいろあって大人の事情もありで最終回ということになった。
【ワンマン珈琲】

かなりの人気連載だったし、続きはどこかでやるつもり。
候補は今のところ大手と中小のふたつ。
ほかからも話があれば考えるが、
ある程度やったらちょっとほかの原稿と合わせて企画を考えて、
単行本という形にしたい。
吉祥寺と那覇とをフィーチャーして考えてるんだけどね。
連載再開は、まあ近いうちに。

また今月も、「ミミ正」更新だ!
今回第五話は、あの大事件、大地震の話だ。
あの日、ミミと正太郎はどうしたか。
それは、読めばわかる!
【ミミ正】

電気カミソリを買おうと思っていたのだ。
長年使っていたパナソニックのリニア式が、
ついに充電が1日しか持たなくなってしまった。
無理もない。
もう10年以上使ってるからな。
刃も網も途中で変えて切れ味はそう悪くもないんだけど、
電池が保たないんじゃしょうがない。
さて、次はなにを買うかだ。
このパナソニックのいいところは、水洗いできるところであった。
昔はなかったんだよ。
手軽に洗えるような電気かもソリが。
刃をパカッと外して水道の水でじゃぶじゃぶと洗い、
ついでに本体の刃も洗う。
これでいつも清潔な状態で使える。
新しいカミソリは、よく剃れて肌触りがよく、
掃除が簡単で水洗いができる、というのが条件だ。
いろいろカタログを見てみると、
パナソニックのラムダッシュか、ブラウンのシリーズ7がいいような気がする。
まずパナソニックは、ES-SV61-W

最近は専用の洗浄機にアルコールなんか入れて洗うタイプのものがあるが、
場所ふさぎなので要らない。
水洗いで充分。
これはよく剃れるみたいだけど、どうも剃れすぎて肌荒れしがちらしい。
でも、水洗いがかなり簡単みたいだ。
もうひとつは、ブラウンのシリーズ7 720s-4

こっちは、よく剃れて肌の当たりがいいが、
ちょっと掃除が簡単とはいかないような気がする。
どっちを選べばいいかなあ。
とここ数日悩んでたんだけど、
いよいよ充電がきかなくなってきたので、
今日、ついにぽちっとしてしまった。
明日もう届くらしい。
楽しみだなあ。


手塚治虫文化賞の授賞式があった。
ぼくが受賞したわけではないのでラフな服装で出かける。
今年の大賞受賞作は、竹光侍JIN-仁-」だ。
前者は松本大洋永福一成、後者は村上もとか
]  
そして、新生賞は荒川弘のハガレンこと鋼の錬金術師

短編賞は山科けいすけだ。

正直いって、発表があった時には多少違和感もあったのだが、
「JIN」はブラック・ジャックにも通じる部分があるし、
「ハガレン」はどろろの要素もある。
案外面白い先行だったかもと思った。
「竹光侍」は、文句なしだ。
松本大洋の描く表紙絵のコピーが会場に展示してあったが、素晴らしい。
また一段とカッコよくなっている。
ちょっと羨ましくなるくらいの筆致だ。
もう一回頭から読み直してみるかな。

以前ミミが粗相をしたことがあった。
寝室で、ぼくの布団にオシッコをしてしまったのだ。
猫を飼ったことのある人なら知ってると思うが、
猫のオシッコは臭い。
それも、相当に臭い。
生活してる部屋でやられたら生きていけないくらいだ。
非常に臭いとツイッターに書いたら、
親切な人が消臭剤を送ってくれた。
北海道で牛のオシッコから取ったものらしい。
え、牛のオシッコ……。
まあ北海道では牛のオシッコは余ってるだろうし、
有効利用かもしれないが、
ほんとに効くのかなあ。
と思っていたら大震災があり、オシッコどころではなく、
布団はさっさと丸洗いに出して済ませてしまい、
せっかくもらった消臭剤の効き目を試してみる機会がなかったのだ。
先日、玄関のドアを開けたら、猛烈に猫のオシッコ臭いのだ。
どうやら、外猫がうちの玄関にマーキングしていったらしい。
家の中にいればもちろん匂わないが、
出入りするたび眩暈がする。
そうだ、消臭剤だ、と思い出して、
出かける時に玄関のドアにしゅっとひと吹きしてみた。
帰ってきた時に、匂いを嗅いでみたら、
見事に消えていた。
猫のオシッコはほんとに強烈で、
水洗いしたくらいではなかなか落ちないのだ。
それが、すっかり匂わなくなっている。
いいなあこれ。
北海道の環境ダイゼンって会社の「きえ〜るって製品だ。

名前がちょっとどうかという気もするが、
「カグスベール」とか「ムシューダ」とか、日本製品のお家芸でもあるかな。
介護や、先日の震災でも使われているらしい。
これはお薦め。
ミミが粗相をする日が待ち遠しい。

梅雨の那覇では雨は降らなかったけど、
梅雨入り前の東京では降るなあ。
雨は嫌いじゃないけど、出かけるのはおっくうになるな。
さて、いよいよ漫画の新連載をやることになった。
今年は2本始めるつもりだったけど、
webの
「ミミ正」に続いて、これで2本目だ。
やや短めのストーリー漫画だけど、
一回目は少し長い。
大雑把なところは考えているし、一回目の話はもうある。
あんまりドラマのない地味な話にしたい。
人気が取れるかどうかわからないけど、
ちょっと楽しみだな。
ほんとは「フロムK」もどこかでやりたいんだがなあ。

知り合いの放送作家が噛んでいる番組が、
明日というか今日というか、金曜の深夜2時5分から、フジテレビである。
「どぴんち!!」というらしい。
関東ローカルだけどね。
どんな番組なんだかわからないが、ちょっと見てみよう。

牧志の公設市場の前に、とくふく堂という古本屋がある。
できた時には、幅75センチの古本屋ということで多少話題になった。
今は隣の幅180センチのスペースまで浸食し、
だいぶ広くなった。
店先まで本を並べているので、実質3坪くらいはある。

ここが、創業6年で、店を閉じることになった。
そろそろ違う街で違うことをしたいらしい。
この場所は、なかなかいい場所だ。
市場の前で客の流れはあるし、
店も地元ではかなり知られた。
沖縄古本には一定の客がついている。
どうです。
那覇で小さな古本屋をやってみませんか。
儲からないと思うけど、ひとりくらいなら食えると思う。
いや、やりようによっては、なにか新しい展開もあるかもしれない。
ただ空き家にしてしまうと、あっという間にお土産屋が入ってくる。
これ以上このあたりにお土産屋を増やしたくないんだよな。
うーん、俺も考えようかな。

起きたら雲が凄く厚かったんで、
こりゃ雨になるなと思ったんだけど、
案外そうでもなくて一日保って、
夕方には陽が差していた。
南の島は、梅雨でも侮れん。
昼間恵比寿通りのあたりを歩いていたら、
しりしりを見つけた。

ここは、靴下やベルトを売ってる店なんだけどね。
しりしりは、野菜を簡単に細長い千切り状態にする道具だ。
人参しりしりの炒めたのは美味しいんだよ。
ただ、この道具はそれほど使いよくないけどね。
夜は、栄町のうりずんで食事。
ここの料理はほんとに美味しい。

特に、真ん中にある丸いどぅる天は、ここのオリジナルなんだけど、
日本中の沖縄料理屋に広まっている。
田芋を材料に使ってるんだけど、
ここにくると必ず食べる優れもの。
カウンターで食べてたんだけど、
店主と話してた年配の客が三線を持ち、歌い出した。
それを見て、その向こうにいた客も三線を借りて歌い出す。

結局、3人の客が弾き、歌った。
こういうところが、沖縄のいいところだな。
お腹いっぱいになって帰る途中、
マクドナルドの前を通ったら、
地方都市の定番の若者が原付でたむろしていた。

彼らもいつか、三線を弾くようになるかな。

沖縄はもう梅雨入りしてるんだけど、
今日は降ってなかった。
雲は厚かったけど、昼間はまずまず暑かったな。
空港から沖映通りのジュンク堂にいって、
カフェプラヌラの店主チカエとデート。
ついでにジュンク堂の店長も呼び出して、ディープな話。
みんないろいろあるなあ。
「ファイアーキング・カフェ」だよなとか話してたんだけど、
南の島ではなんでもある。
さて、ちょっとお茶でも飲むかと、
平和通りを抜けてカフェストリートへ。
久し振りにファービーが入ってた。

イラストレーターのヤスがいたんで話してたら、
妙にガタイのいいやつに挨拶された。
誰だっけと思ったら、沖縄プロレスのマスクマン、
めんそーれ親父だった。

マスクマンなので、素顔はなし。
滞在中にまた一度いこうかな。
地元商店街を抜けて帰る。

さて仕事しなくちゃな。

ちょっと那覇事務所にいってくる。
相変わらず那覇市役所からは立ち退きに関してなにも連絡がない。
ゆるいにも程があるよな。
例年沖縄は、だいたい5月の連休明けから梅雨入りして、
6月の中旬から下旬ごろまで雨が続く。
雨が続くといっても、そう毎日雨ってわけではない。
ただ今年は、連休前から梅雨入りしてしまって、
おまけに雨が多い。
まあちょっと忙しくて、用事をいくつか片付けたら後は家で仕事してるから、
雨はそう苦にはならないであろう。
と思うんだけど。

「バンキシャ!」にいってきた。
今日のネタは、もちろん原発ははずせない。
浜岡原発停止と、省エネの組み合わせだ。
うちの実家は愛知県なので、浜岡原発は他人事ではない。
だからひと言いいたかったんだけど、
この番組はスタジオ時間が短いんだよなー。
省エネルックの漫画を見せてたら、それで持ち時間が終わってしまった。
うーん、残念だ。
今日は全般的に、スタジオが短めだったかなあ。
ほかのニュースでも、コメントをたっぷり離せなかった。
もうずっと前から、スタジオ時間をもう少しくれといい続けてるんだけど、
取材VTRがやっぱり優先されてしまうんだよな。
ニュースショーなんだから、仕方がないともいえるが、
せっかくスタジオにいるんだから、しっかりコメントしたいという気持ちもある。
生放送は難しいな。

明日は「真相報道バンキシャ!」
日曜の午後6時から、日本テレビ系だ。
毎回大きいネタが3つくらいあるんだけど、
今回はまあやっぱり、はずせないものがあるよなあ。
番組中で毎回その回のネタの中から選んでなにかひとコマ漫画を描くんだけど、
いつもこれで悩む。
テレビを見てる人は、案外漫画の理解力が低い。
漫画をいつも読んでる人ばかりじゃないからしょうがないんだけど、
どのくらいの表現なら伝わるのかわからないのが悩みの種だ。
テレビで漫画描く漫画家は、みんな悩んでるかな。

仕事場のテレビは、まだ厚型ブラウン管だ。
ソニーのプロフィールにチューナーをつないでいる。
これは美しい画像の見られるテレビだったんだけど、
さすがに居間のフルハイビジョン50インチを見慣れると厳しい。
さてどうしたもんかなとふとテレビの価格表を見たら、
今は安いんだなあ。
日立の42V型フルハイビジョンプラズマテレビWoooHDD内蔵が、

79800円だ。
パナソニックの42V型フルハイビジョンプラズマテレビ至っては、

63000円だ。
うーん、考えちゃうよな。

中目黒のギャラリーで、木村了子さんの個展「楽園」を見てきた。
日本画なんだけど、花鳥風月ではなく、
今風の若いイケメンの男がいっぱいいる。
日本画独特の絵の具 顔彩を比較的薄塗りして、
ちょっと漫画のようなニュアンスもある。
今回は、六面屏風が2組という大作だ。
ちょっと前に激凸展というグループ展で小さい絵はいくつか見たのだが、
大作は初めて見た。
木村さんは海外の展覧会もけっこうやってるようだが、
受けそうな気がするなあ。

今日は、某誌の編集者と打ち合わせ。
今年は漫画を2本描こうと思っているのだが、
一本はもう「ミミ正」をwebで始めた。
もう一本、ストーリー漫画も近いうちに始めることにした。
吉祥寺を舞台にしようと思っている。
吉祥寺を舞台にした小説も書こうと思っているのだが、
漫画の方が早く始まるかもしれないな。
なんとか年内には始めたいと思っている。
やっぱり漫画家なんだから、漫画を描かないとね。

どうやら連休は終わったようだ。
といっても、どこに出かけたというわけでもなく原稿を書いていたので、
なんの感慨もない。
連休中にやったことといえば、プロレスと落語を観に行ったくらいかな。
つまり、いつも通りだ。
プロレスは、ユニオンを見に、後楽園ホールにいった。
DDTの別チャンネルだ。
ここは、ちょっと古いタイプのプロレスをずっとやっていて、
客入りもそれほどではなかったのだが、
DDTの社長エース高木三四郎がなんと移籍してきた。
まあテコ入れを図ったわけだ。
新参者だが社長なので、決定事項は早い。
新年の後楽園で統一低料金で大入りにして話題になったが、
それは一度きりのことだ。
その時始めてきてくれた客を次に逃がしていては、
ユニオンに明日はない。
ユニオンは、良くも悪くものんびりしていたのだが、
三四郎が入って活性化した。
先日は、メインがユニオンのエース石川修司と高木三四郎のシングルだった。
石川は実は、昼間のDDTの興行でディック東郷とシングルを闘っている。
東郷は、もうじき国内では引退する。
とにかく、うまくて強い。
おそらく、最後に石川に東郷戦を経験させようという三四郎の親心なのだ。
しかし、それにしても、昼夜二連戦。
それも、東郷に三四郎では、体が保たない。
石川修司は、インディでは破格に大きい。
今はメジャーでも大きいレスラーがいないから、
プロレス界で最も大きいうちのひとりだ。
初めて見た時には、覇気がなく、体格ももっと細くて、
こりゃでくのぼうだなと思ったのだが、
いつの間にかユニオンのエースになった。
三四郎との闘いは、死闘だった。

あとで控室にいったら三四郎が、3回死にましたといってたが、
ほんとにここまで体を張るかというくらいの説得力のある闘いだった。
石川はよくなったなあ。
プロレス専業ではないんで、メジャーのエースのようにはならないだろうが、
今のユニオンを引っ張っていってはくれるだろう。
体を張ってるといえば、MIKAMIだ。

もうほんとに死ぬぞと何度も思わせる危険な闘いをいつもやる。
今回も葛西と組んで凄い闘いをやった。
もう少し評価してやりたいなあ。

そんなこんなで、連休が終わったのだった。

震災用グッズをいろいろ見てたら、こんなのがあった。

バッテリー内臓 LED電球
普通に天井の電灯として使っていて、
いざという時にくるくると外すと、そのまま懐中電灯になる!
画期的だなあ。
バッテリーが内蔵されていて、3時間くらい保つらしい。
いろんなことを考える人がいるもんだけど、これちょっと使えそうだな。

今月も予定通り
「ミミ正」第4話アーップ!
今回は、つっぱり編だ。
ミミと正ちゃんがつっぱっている。
一部写真あり。
でも、顔は写ってない。

今回の原発事故は、津波のせいだといってなかったっけ。
地震には持ち堪えたけど、その後に襲ってきた津波が想定外の規模で、
それで建屋等に損傷が起きて今回の事故が起きたといてたんじゃなかったっけ。
共産党の議員が衆院の経済産業委員会で追求したところによると、
受電鉄塔が倒壊して外部電源喪失することになったのだが、
その鉄塔は、津波の届かないところにあったのだ。
つまり今回の原発事故の原因は津波ではなく、地震だったのだ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-30/2011043004_04_0.html
話がぜんぜん違うじゃないか。
なぜ最初から正直に話さないんだろうな。
あとになってボロボロといろんな嘘が出てくる。
これで東電や政府を信じろといわれても、なかなか難しい。
ますますこれが人災に見えてきたよ。

「5.30」
吉祥寺のギャラリーで、Tシャツ展をやろうという話があったのを、すっかり忘れていた。
絵も描かなくちゃいけないし、Tシャツも自分で作らなくちゃいけない。
まあ作るといっても、自分でアイロンプリントするわけではない。
それでもいいんだけど面倒なので、
業者に頼むことになると思うんだけど、
それはそれで面倒臭い。
どうも面倒なことは苦手だなあ。
作ったTシャツはギャラリーで販売もするらしいが、
売れるのか。
どんな絵を描けばいいんだ。
ミミと正ちゃんでも描くか、可愛い女のこの絵でも描くか。
ちょっと悩む。

結婚情報誌のゼクシィのCMに出ている。

今回は大勢と一緒なんで、出番は一瞬だ。
樹木希林・内田裕也、林家ペー・パー夫妻も一緒。
監督は、箭内道彦。

今日は絶好のテニス日和だった。
世田谷のコートで、もう長い間、友人たちとテニスをやっている。
冬の間は参加者も少なく、
4人ぎりぎりでやってるんだけど、
そろそろ屋外スポーツにはいい季節だ。
今日は、なんと8人も参加者がいた。
普段の倍だ。
今日は、綺麗どころがふたりいた。
ひとりは、野本かりあ

ミュージシャンというかモデルというか、
なんだかよくわからないが、とりあえず美人だ。
もうひとりは、天野あい
この名前では、グラドルかな。

Julie Watai名義で、ミュージシャンやったりカメラマンやったりしている。
最近みんな職業がわからないな。
あんまり他人のことはいえないが。
葉桜の中でたっぷり走り回って、解散。

日に焼けて顔が痛い。


新宿の上海小吃で飯を食ってきた。
狭くて汚くてうるさいが、まあなんというかほんとに中国の裏通りみたいで、
雰囲気はある。
なにしにいったのかというと、打ち上げなのだ。
それも、2年も前に終わった企画の打ち上げなのだ。
コミックッパークというところで、「東京物語」のオンデマンド出版をしてるんだけど、
以前はここで漫画評の連載もしていて、
それをまとめて「秘密の本棚」という本にもした。

このコンテンツワークスの漫画関連の企画がひと通り片が付いたので、
改めて打ち上げということになったのだ。
夏目房之介奥田鉄人、ヤマダトモコ、あとは初代担当と二代目。
ここの御飯は美味しかったのだが、
最後にオマケにくれたデザートが、よくわからなかった。
カエルのなにかとお姉さんはいってたのだが、
ゼラチン状のものがココナツミルクに入っている。
帰ってからツイッターの力も借りて調べたら、
どうやらカエルの輸卵管らしい。

これの干したものを戻して使うらしい。
うーん、カエルの輸卵管をデザートか。
中国畏るべし。

ずーっと前に買ったウクレレが、どうも高音の伸びが悪かったのだ。
ASTURIASってメーカーのなんだけど、
柔らかい音でいいんだけど、どうも特に1弦が物足りないなあと思っていたのだ。

前に適当に買った弦に替えてみたけどそう変わらないし、
まあこんなもんなのかと思っていたのだ。
こないだ机の上を少し片付けたら、
いつ買ったのか、KAMAKAの弦が出てきた。
LOWーGだ。
そういえば、どこかのハワイショップにいったら売ってたんで、
そのうち張り替えようと思って買ったんだった。
せっかく見つけたんだから替えておこうかなと、
ぎゅっと張ってパチパチと長さを整えたら、
けっこういい音になったんだよな。
ちょっと得した気分。
またいいタブ譜でも探すかな。

続けてもうひとつ、日経のBizCOLLEGEでもインタビューを受けている。
若手のライターが業界の先輩に聞くシリーズ。
【BizCOLLEGE】
かなり長いインタビューだけど、これもまだ前編なんで、
後編がアップされたらまた告知します。
ちょっとこれは苦労した。
インタビューはするのも受けるのも難しい。

告知を忘れてたけど、カーセンサーのEDGE (エッジ)で、
車の話のインタビューを受けている。
雑誌にも出てるんだけど、webとも連動している。
うちの庭で冷遇されている2台のアルファロメオの話だ。

【EDGE】
もうちょっと乗ってやらないとなあ……、
という話じゃないんだけど、そんな話。

まだこの後、インタビューはしばらく続くので、時々覗いてみて。

「5.26」
石原は就任早々パチンコと自販機をやり玉に挙げていた。
電気を食いすぎているからやめてしまえという得意のパターンだ。
自販機側からアピールがあったようだ。
日本自販機工業会だ。
それによると、真夏のピーク時には、
缶とペットボトルの自販機は、冷却運転を停止しているらしい。
それも、既に1995年から実施されているようだ。
エコベンダーという機能らしい。
日本自販機工業会アピール】
石原は先日も、コンビニの深夜営業を辞めろといっていた。
深夜は電力は余っている。
問題は、ピーク時だ。
石原は、大声上げる前に少しは調査くらいしないんだろうか。
大地震があった日に、友人知人が大勢帰宅難民になり、
何人かは何時間も歩いて都心から帰った。
自販機の飲み物や明かりに救われたという話も何人もから聞いた。
なんでも禁止したり規制したりすればいいわけではない。
石原は人気があるようだが、
こんな大声に煽られて、自販機は撤去しろという声が上がってくるかもしれない。
ことは自販機やパチンコだけではない。
注意していないとな。

夕方、渋谷で東急プラザの紀伊國屋にいた。
そしたらぐらぐらっときたのだ。
けっこう大きい余震だった。
ちょっと前に、あのクラスの地震が来たら大騒ぎだったが、
もうみんな慣れてるな。
地震だよ、とかいいながら、注意しつつ平然としていた。
いいような悪いようなだなあ。
その後、水天宮で落語を聞いていた。
トリの一朝が「ぬけ雀」をやっているときに、
会場がゆさゆさっと揺れる音がした。
客席は集中を切らし、頭があちこち動く。
でも、高座の一朝は、ほぼ動じずに演じ続けていた。
なかなかいい出来だったし、
さすがいっちょうけんめいやってるだけあるな。
いや、一朝の定番のギャグなんだけど。

どのマスコミの選挙予測を見ても石原圧勝だったが、
確かに圧勝だった。
開票始まる前からもう当選決まってたからな。
まあ仕方がない。
これが都民の多くが望んだ結果だ。
原発推進で銀行に金注ぎ込んで市場は豊洲で、それでいいということだ。
今回は、誰もがいうが、対抗馬がいなかった。
東も和民も、自分たちの生活を託すには心許ない。
小池はやはり共産党アレルギーがある。
3人を合わせれば、石原を上回っている。
前回は確か、対抗馬の総数の方が石原より少なかったと思う。
だから批判票は増えてはいるが、それを託す相手が居なかった。
それと、投票率の低さだ。
6時の時点で40パーセントを切るくらいというのを聞いて眩暈がした。
みんな自分の暮らす東京都がどうなっても構わないのか。
20代30代40代の投票率が特に低い。

投票しなければなにも始まらないし、政治に口を出す資格もないんだがな。
石原の支持は、60代70代が厚い。
上と下にちょっと問題がある。
さて、とりあえずひとつ済んだ。
次は、2年後の都議選か石原のリコールか。
きちんと見ていかないとな。

イギリスのインデペンデント紙は4月8日、石原慎太郎のインタビューを掲載したが、
それによると、石原は、日本は核武装をするべきだといっている
これは、日本の朝日新聞も報じている。
かつて石原は、
「前頭葉の退化した六十、七十の老人に政治を任せる時代は終わった」と発言している。
78歳の石原に政治を任せる理由は見つからないな。

そろそろ手回し充電式ラジオの在庫もできるころかなと思っていたら、
ゆうべの大きな余震で、こりゃまた当分買えないな。
とアマゾンのSONYの手回し充電式ラジオを見てみたら、
中古が出てるのだ。
へーえ、6200円か、と思ったら、6万2000円だった。

元の値段の10倍だ。
まあビジネスといってしまえばそれまでだが、
なんだか情けなくなる。
こんなとこで足もと見なくてもなあ。


都知事選まで、もう2日しか残っていない。
今回の選挙は、むつかしい。
なぜ日本の首都を預かる人物を選ぶ選挙に、
この候補者しかいないんだという、
むつかしさもまた格段の選挙だ。
きたる10日に、被災地に天罰を下した差別主義者でかつ都民の金を浪費しまくる老人を選ぶのか、
少しでもましだと思われる候補者を選ぶのか。
よく考えて投票所にいきたいもんだ。

今夜の余震には驚いた。
いうまでもないが、あの地震以来、毎日毎日余震が続いている。
かなり大きいものもある。
だから、少し慣れてきてはいた。
震度3くらいなら、 また揺れてる、と思う程度になっていた。
でも、今夜のは違った。
大きくて、長かった。
3月11日の地震を思い出させた。
すぐテレビをつけると、震源は宮城県沖、震度は6強だ。
東京は震度3といってたが、体感ではもっとずっと大きかった。
先日撮影でいった埋め立て地は、また砂を噴きだしていないだろうか。
以前、日本は既に地震の活動期に入っているというようなことをいっていた学者がいたが、
これを見ると、それもまんざら間違いではないかもと思えてくる。
今夜の地震は、今のところ大きい被害はないようだ。
心配だった原発も、なんとか電源を保たせている。
津波も、大きくて1メートルほどだったようだ。
しかし、まだまだ気が抜けないな。
ミミは揺れ始めるとすぐに驚いて二階に飛んでいってしまいい、
その後もずっと床にへばりついていた。

正ちゃんは案外のんびりしていたが、ミミはちょっと心配。

こないだ英国王のスピーチ見たんだけど、

あれに出てくるオーストラリア人って、
パイレーツ・オブ・カリビアンのバルボッサなんだな。

不死の海賊。
そういわれればそうなんだけど、見てる時には気づかなかったよ。
けっこう節穴。
英国王の向かって左と、ジャック・スパロウの右。

さる撮影で、辰巳の森にいってきた。
新木場の方だ。
といえば、心配なのが液状化だ。
埋め立て地がやられてたけど、
このへんは大丈夫だったのかな、と公園に着いて周りを見たら。
あちこちで砂が噴きだしている。
立ち入り禁止のロープも張ってあったりして、
ちょっと怖い。
団地が林立していて、高いマンションも多い。
住んでる人は心配だろうな。
さて、撮影である。

なかなか頭の上が綺麗に晴れなくて、太陽待ち。
なんの撮影だったかは、もう少しするとわかるであろう。

なんだか急に春めいてきた。
まあそりゃそうだ。
4月なんだから。
被災地の映像なんか見ていても、北の方がずいぶん寒そうで、
早く暖かくなればいいのにと思っていたのだが、
やっと春だな。
原発の修復にかかっている人たちは、
夜は毛布にくるまって寝て、
食事も満足に摂れていないらしい。
せめて、凍えることなく、暖かく眠ってほしい。
都知事の石原は、現在まだ原発推進派のようだ。
石原にもあの過酷な現場で一夜を明かしてもらいたいものだ。


西荻の南口に、おもちやという和菓子屋がある。
いや、和菓子屋というよりも、やっぱりおもちやだな。
おもちやというのは、正式名称ではない。
越後鶴屋というのが店の名前なのだが、
脇の小さい看板に「おもちや」と書いてあるのだ。
表の日よけには「おもちやさん」と書いてある
そういえば、看板に「越後鶴屋」という文字はなかったかもしれない。
商品買うと、ラベルにはあるんだけどね。

ここの大福は旨いなあ。
こしあんはさらっとして舌解けがいい。
今は、柏餅だ。
吉祥寺には俵屋という名店があるし、
西荻にはおもちやがあるし、
和菓子には不自由しないね。

「kamiproという雑誌がある。
以前は、「紙のプロレス」といっていたが、
今は両方書いてあるので、どっちが正式名称かわからない。
元はプロレス雑誌だったのだが、
今は、主にMMA、つまり総合格闘技の記事が中心だ。

エンターブレインという出版社から今は出ている。
いや、出ていた。
かつてプロレスブームだったころ、
プロレス・格闘技雑誌はずいぶんたくさん出ていた。
しかし今は冬の時代、売れている本もないし、雑誌の数も減ってしまった。
この紙プロは数少ないぼくの愛読誌だったのだが、
今月号を買ったら、最終ページに、読者へのメッセージがあった。
エンターブレインから出るのは今号が最後だというのだ。
普通にいったら、これは休刊ということだ。
しかし、紙プロは前にも似たような経緯を経てエンターブレインに移籍してきたことがある。
今回も、なんとかなるのではないか。
どこか違う版元を見つけて生き残るのではないか。
と期待してるんだがなあ。
これがなくなると、プロレス・格闘技系で買う本がなくなるんだよな。

「ミミ正」第三話アップ!
子猫のころって、ほんとに体力あるよな。
チビなのに走り回るし大ジャンプするし。
という話だ。
正ちゃんだって、昔はスリムだったんだがなあ。

小さかったミミも、今では4歳。
妙齢のご婦人になってしまったので、
もう昔みたいには遊んでくれない。
あんな大ジャンプを見せてくれることもなくなってしまった。
20センチくらいの体で、1メートル以上跳んだんだがなあ。

東京都知事の石原慎太郎が、
都民に花見禁止令を出した。
形としては自粛ということになるんだろうが、
実質的には、禁止だな。
「上野公園をはじめとする都立公園では、飲食を伴う花見自体は禁止しないが、
アルコールが入り、過度に盛り上がっている団体には、ガードマンが自粛協力をお願いする」

石原は語っている。
『桜が咲いたからといって、一杯飲んで歓談するような状況じゃない』
そうは思わない。
被災地で苦労している人たちを思うことと、
春に桜を愛でることとは、対立することではない。
被災地に仮設トイレが集中しているからだ、という人もいるが、
石原はそんなことはいっていない。
仮設トイレを被災地に優先的に送るために花見は自粛しようと都民によびかけた、
わけではないのだ。
石原は、こういっている。
『戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい』
気分はもう戦争か。
アナクロのジジイが陶酔するのは構わないが、
他人にそれを押しつけないでほしいものだ。

洋服を何点か買った。
どうも最近、あんまり服を買ってなかったんだよな。
気に入ったものが少なかったりして、
探すのがおっくうになり、なんとなく手近なもので済ませていた。
無印やGAPでもそこそこのものは買えるし。
でもやっぱり、いい服はいいんだよな。
それで今日は、春物を探して、吉祥寺をぐるりと歩いてきたのだ。
探せばけっこうあるもんだね。
今年のテイストもわかったし。
若干散財して帰る。
いい服の難点は、ちょっと高いとこだな。
でも、一番気に入ったのは、少し安いメーカーのだった。
可愛いデザインだったんだよな。
晩飯は、ミンミンのチャーシュー麺に餃子。
これは、質素に済ませたのか贅沢したのか。

吉祥寺で一番中華の美味しい竹爐山房で飯を食った。
経済少し回したぞ。
もっとも、自力で回したわけではない。
今日は、カマタマーレの社長のオゴリだ。
ぼくは四国のサッカーチーム「カマタマーレ」のマスコットキャラを描いている。

最初は四国の地域リーグに所属する無名チームだったのだが、
あれから6年で、ついにJFLまで上ってきた。
地元の自治体も後押ししているし、
Jリーグも期待している。
今年はビッグチャンスだ。
J2はすぐそこに見えている。
その先には、J1がある。
というような話をしつつ、美味しい飯を食ったのだ。
カマタマーレには以前、羽中田くんがいた。
羽中田昌くんは、事故で車椅子になったが、
サッカーの指導者になりたくてスペインに渡って勉強した。
戻ってきて解説者をやっていたが、
2008年にカマタマーレの監督になり話題を集めた。
2年間やって残念ながら結果は出せなかったが、
羽中田くんのサッカーも、JFL昇格の礎になっているのだ。
カマタマーレは、今シーズンが勝負だ。
頑張れカマタマーレ!
しかし、竹爐山房は相変わらず美味しかったな。


今日は、国立演芸場に、桂吉弥の独演会を聞きにいった。

吉弥は、NHKの朝ドラ「ちりとてちんに出て全国区の人気者になった落語家だ。
三谷幸喜が脚本を書いた大河ドラマ「 新選組 !」にも出てたんだったかな。
国立演芸場は、国立劇場の裏にある、小さい会場だ。
落語の会もけっこう中止や自粛になっていたので、
客入りがどうかと思ったが、満員だった。
そろそろ東京の人は、いつもの生活に戻っていいころだ。
被災地の人たちに対する気持ちは忘れないように心に抱いて、
また元の生活に戻って、俺達は俺達の生活を始めなくてはいけない。
みんなが萎縮していては、日本は潰れてしまう。
どんどん出かけて買い物したり落語を聞いたり、
日本と経済を回していこう。
と考えたわけではなく、
ほんとに重いニュースに日々心潰されそうになり、
その重苦しさから逃れようと思って出かけたのだ。
それでもいいと思うけどね。
生きている人間は、生きなくちゃいけない。
二丁目のゲイ軍団と一緒に楽屋にちょっと顔を出してから会場に入る。
ゲイ軍団はみんな太めなので、挟まれているとかなり窮屈だ。
吉弥の落語会にはだいたい二丁目グループといくんだけど、
あれを見てる人には、俺もそうだと思われてるだろうなあ。
吉弥は、ゲイ受けするのだ。
白酒もカワイーとかデブのオヤジがいってるのを聞き流しながら、
まず雀五郎の開口一番。
まん我がやって、次が吉弥。
「愛宕山」を始めたんで、あれれと思ったのだ。
今日の目玉は、地獄八景じごくばっけいもうじゃのたわむれ
ちょっとカラーが似てる。
中入りを挟んで、地獄八景を始めたんだけど、
案の定、なんかデジャブがとかいっている。
意図的にやったんだろうが、それほどいい考えではなかったな。
吉弥の地獄八景は、えんま様の前で漫才をする。
まん我と組んでセンターマイクの前で普通にいとしこいしの漫才をやる。
それも合わせて1時間15分。
案外短かったな。
上方らしいサービスと、ハメモノの賑やかさ。
桂米朝吉朝譲りのいい上方落語だった。

先日、手回し充電式ラジオをなにか買っとこうかなとか書いたら、
掲示板SONYの手回し充電ラジオを教えてくれた人がいる。
これが、なかなか可愛い。

ちょっと買ってもいいなあ、と思ったけど、
当然、現在は売り切れ中。
まあそうだよな。
状況が落ち着いて、とりあえずみんながこのラジオを求めなくなったころに、
念のために買っとくかな。
あくまでも念のためにね。

池袋演芸場で、落語家の大喜利選手権があった。
正確には、ロケット団の二人と三遊亭小円歌も出ていたので、落語家だけではない。
それと、覆面落語家も計3名ばかり出ていて、
かなり賑やかな会だった。
小円歌は圓歌の弟子で、女流の三味線漫談だ。
大喜利大会は今回が2回目で、
前回のチャンピオンは、小せんだった。
小せんは、こないだまでわか馬だった。
どうも落語家は名前が変わるのがやっかいでいけない。
小せんの大喜利は、きれいだけど面白くもなんともない。
まあこういうタイプも必要なんだけどね。
司会は、橘家文左衛門。
20人くらいいる個性豊かな出演者を、なんとかまとめて時間内におさめた。
ええと、誰が出てたっけな。
彦いち、一之輔、百栄、一琴、まあとにかくたくさんだった。
しかし、今日は寒かった。
ちょっと甘く見て薄着でいったら、帰りが寒かったー。

漫画家やイラストレーターが壁紙用のイラストを提供し、
それをダウンロードして貰って、支払った料金が東北関東大震災への義援金になる。
「がんばろう!日本!」というイベントに参加している。
こんな絵を描いた。

絵を描いて参加できるのは嬉しい。
金額はいくらでもいいので、募金してみてください。

吉祥寺バウスシアターでキック・アスをまたやってたんで観てきた。

いやー、面白いし、女の子は可愛いし、
なかなかけっこうであった。
ヒーローを現実にやるという説得力に少し欠ける部分をどうするかなんだけど、
ちょっと力業と女の子の存在感で押し切ってしまったな。
でも、押し切ってしまえるのが凄い。
あの女の子を見つけた時に、この映画の成功は決まったね。
まだ子供だけど、これからどうするんだろうな。
あんまり美人にはならないだろうしな。
あのアクションが使える映画がそうあるとも思えないし。
その辺がちょっと心配。
それはともかく、映画館の席についてしばらくしたら、
前の席に若いカップルがやってきて座った。
しかし、女の子のこの髪は、映画館じゃ反則だろ。


さっき吉祥寺の街を歩いていたら、
向こうから自転車を引いてきた坊主頭のオヤジに
「いしかわさーん」 とダミ声を懸けられた。
誰だよと思ったら、俳優の渡辺哲さんだった。

プロレスラーのアントーニオ本多の父親だ。
もう薄暗かったし、よく気がつきましたねといったら、
いやー、いしかわさん特徴のある顔だし、といってたが、
あんたのほうが特徴あるよ。

妻の作った
あな吉さんの本を、アマゾンでふと
チェックして驚いた。
凄い勢いで売れている。
もともと人気のある著者らしいが、
あっという間にランキングも3桁になっていた。
なんだか悔しいなあ。
俺はそんな売れかたしたことないもんな。
俺の本も、もっと売れてくれー!
どれも面白いと思うんだがなあ。

凄くいいCMがある。
九州を縦断する新幹線が開業したのを報せるCMだ。
ただ新幹線が走るのを、沿線の人たちがみんなで祝福している。
それだけなのに、見ていると胸が熱くなる。
涙が溢れてくる。
沿線に映る日本の風土。
そして、日本の人たち。
日本は美しい。
この山は川は街は、そして人は、永遠であってほしい。

このCMは、残念なことに今回の大地震のおかげで、
一回しか放映されずにお蔵入りしたらしい。
今こそ、これを日本中の人に見てほしいものだ。
勇気を与えられる人も多いと思う。

今回の地震では、ラジオをよく聴いた。
まあテレビより節電の意味もあるんだけど、
仕事しながら情報が聴けるし、
ニュースだけのテレビと違って、時々は音楽もかけてくれた。
しかし、停電になったら困るな、と非常用の電池式ラジオを出してきたのだが、
もちろん電池は切れている。
ラジオと懐中電灯とがひとつになっていて、
電池がある分には便利なのだが、電池がなければなんの役にも立たない。
やっぱり手回し充電式ラジオかなあ。
使ったやつに聞いたら、充電も案外保つらしい。
こんな感じでぐるぐる回すと充電できる。

どうせなら聞きやすいのがいいけど、音はどうなんだろう。
もうちょっと情報を集めよう。
もちろん、今回はもう使う必要はないと思っている。

5月20日から始まる予定だった浅草の三社祭が、
今回の地震に配慮して中止されるそうだ。
【朝日新聞】
160万人を集めるイベントなのだ。
こんな時だからこそ、パーッと御輿を繰り出して、
江戸の街に溜まった魔を祓ってくれればいいと思うんだがな。
遠慮して縮こまっていたってなにも始まらない。
もう新しい生活を始めることを考えていかなければいけないのに。
被災地に配慮することは大切だが、
祭りを中止しても被災地の人は特に喜ばないだろう。
160万人が集まったところでまたチャリティを考えたりと、
大きなイベントならいろんな展開ができるのに。
石原は節電で深夜のコンビニ自粛等を考えているようだが、
深夜電力はそう使う人は多くない。
電気は溜めておけないし、昼間のピークに節約しなければ意味ないのに。
コンビニ早じまいしたって節電効果はない。
昼の祭りに人が繰り出して街がパーッと明るくなるのには電気は要らない。
中止はもったいないと思うんだがなあ。

築地市場が移転することになっている豊洲は、液状化してるとこがあるようだ。
築地も埋め立て地ではあるから安全というわけではないだろうが、
移転はどうなんだろう。
きちんと検証してほしい。
新浦安で、地面が液状化する瞬間の映像があった。
素人の女の人が撮ってたようだが、
本人がパニックになっていく様が怖ろしい。

埋め立て地はほんとに気をつけないと。


ゆうべは、スーパームーンというものだったらしい。
正確には今もそうだと思うのだが、まあ昼間は見えないからね。
月と地球が19年ぶりだったかに大接近して、
月がいつもよりも14パーセント大きくて、30パーセント明るいそうだ。
どれどれと見てみたら、満月なのもあって、ほんとに明るい。

兎も餅搗いてるし、ああこんな時でも宇宙はちゃんと運行してるなあと、
なんとなくしみじみしていたら、
ネットのあちこちでお財布ふりふりとかいっている。
なんの話かと思ったら、
満月に向かって財布を振るとお金が儲かって、
特に今夜は月が近いから御利益が高いとか、
なんだかみんな台無しにするような話だ。
美しい月は、黙ってその美しさを味わっておけばいいよなあ。

朝日新聞の出している「AERA」のたちの悪いコラがネットに流れていた。
防護服と防護マスクの重装備の人のアップに、
「放射能がくる」というコピーがかぶせてある。
見る人の不安を煽るような酷い表紙だ。

いくらなんだって、こんな表紙をAERAが使うわけないじゃないかと思ったら、
本物のAERAだった。
うーん、驚いたね。
売れればなんでもいいのか。

毎日暗いニュースを見続けていると、かなり心をそちらに引っ張られて、
ペシミスティックな気分になってくる。
特に家に居ることの多い仕事だと、
なかなかそこから脱することができない。
今日はちょっと吉祥寺コピスに顔を出した。
実は、昨日までここの4階にあるソーラーギャラリーで、
グループ展のようなものをやっていたのだ。
「吉祥寺漫研」と名付けたイベントで、
コニーちゃんの絵を描いてた木原庸佐とかウゴウゴルーガでアニメ作ってた青木俊直とか、
可愛い絵を描くけど実はオヤジという漫画家が中心になって、
何点かずつ絵を持ち寄って展示したのだ。

あんまり統一テーマもない適当に集まった会だったのが、
まさに吉祥寺漫研という感じだったな。
今日はその撤収の日だったのだ。
セルシスとワコムに、
ComicStudioという漫画製作ソフトと液晶タブレットを借りて、
会場で毎日漫画を描いてるやつもいて、
いくと誰か漫画家が遊びに来ていたりして、
ほんとに漫研の部室みたいだったな。
会期の途中で大地震と津波と原発事故があり、
印象深い会になった。
また秋ごろになにか違う形でやるかも。


宮城県在住の人からメールを貰った。
今日停電から復旧してやっとテレビやネットが見られるようになり、
被害のあまりの大きさに驚いたそうだ。
考えてみれば、俺達は比較的無事だったから、
毎日ニュースも見て新聞もネットも見て、まあだいたいの全貌は見えている。
でも、現地で被災した人たちは、そんな環境もなく、
自分たちがどんな状況に置かれているかさえよくわからないんだろうな。
というようなことをtwitterに書いたら、
阪神の大地震で被災された人が、
自分も同じだったとリプライをつけていた。
やっぱりなあ。
余震も怖いし原発も危機一髪だが、
それよりもとにかく、被災されたかたたちが無事に日常に戻れますように。

石原には、心底呆れた。
いや、呆れるというよりも、怒りで心が震える。
読売新聞によれば、石原はこの災害を「天罰」だといっている。
【読売新聞】
「日本人のアイデンティティは我欲になった。
政治もポピュリズムでやっている。
津波をうまく利用してだね、我欲を1回洗い落とす必要があるね。
積年たまった日本人の心のアカをね。
これはやっぱり天罰だと思う」
その後、記者会見でこの件を問われて、
その時にもはっきりと「天罰」と断言している。

既に何千人もの方々が亡くなり、行方不明者も含めれば万単位の死者になるだろうといわれている。
この未曾有の大惨事を、天罰だというのか。
亡くなった多くの人たちに、いったいどれほどの罪があったというのか。
はっきりいうが、天罰は石原にこそ下るべきだと思う。
都知事選も近い。
この石原をどうするのか、本気で考えないと。

下の文章を書いてだいぶ経ってから、
もう一度見てみたら、
震災に関する記述がフロントページから消えていた。
http://www.metro.tokyo.jp/
明日の朝10時に知事緊急記者会見がありますとだけ書いてあり、
その上に多少大きめの
〈東京都の災害情報〉というバナーが張ってあった。
そこをクリックすると、
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/datasheet/index_em.html
結局防災ホームページだ。
なんだか、暗澹としてくるなあ。
危機管理なんて言葉は、東京都にはないんだな。

地震から、もう2日以上経った。
日々明らかになってくる被害の大きさには胸が痛む。
原発の報道にも一喜一憂だ。
東京には甚大は被害はなかったとはいえ、
大量の帰宅難民も出て、一部では建物が崩れて何人か亡くなってもいる。
原発にもしものことがあれば、それは福島や東海村だけのことではない。
さっき、東京都のHPでは、どんな指針を示しているのかと見てみたら、
なにもないのだ。
【東京都公式ホームページ】


トップページに、地震についての記述がない。
石原都知事が笑顔で東京マラソンについて語っているが、
地震にはなにも触れていない。

そんな馬鹿なことがあるかとよく見たら、
一番上に
〈東京都の災害情報はこちらをご覧ください。 モバイル版はこちら〉
と一行だけ書いてある。
そこをクリックしてみると、〈東京都防災ホームページ〉に飛ぶ。
そこも、トップの記事は、〈2010年12月17日 平成23年度 東京都総合防災訓練の実施について〉だ。
いったいいつの話だ。
ふと見ると、左端に非常ランプのイラストがあり、
〈発災時のページ/災害情報があります〉と書いてある。
そこをクリックすると、〈発災時のページ〉に飛ぶ。
トップには〈現在、東北地方太平洋沖地震に伴い、被害が出ています。〉という小さな文字がある。
その下に、緊急ニュースが小さなコーナーの小さな字でまとめてある。
一度見て欲しい。
なんて緊張感のなさだ。
これはトップで大きく扱われるべき災害だと思うのはぼくだけか?
石原はいち早く都民に向けてメッセージを発するべきだと思うのはぼくだけか?
東京マラソンなんて、いまはどうでもいいよ!
呆れたよ。
こんな男がトップを取っている街に住んでいる自分を慰めてやりたい。
もうじき都知事選だ。
まさか、石原が当選するなんてことはないだろうな!

地震以来、ずーっとニュースを見ているかネットを見ている。
仕事もしているから、原稿を拡げた画面の横に、
ニュースサイトやらTwitterやらの画面を並べて見ている。
津波の映像が何度も何度も繰り返し流される。
圧倒的な黒い波が押し寄せ、
建物を、車を、船を、押し流していく。
あの中には、人がいるかも知れない。
真っ暗ななかに燃え盛る火事が映し出される。
紅蓮の炎だ。
あの炎の中に、人がいるのかもしれない。
ニュースを見るたびにそういうものを少しずつ背負っていって、
だんだん心の中に重いものが溜まっていく。
でも、俺は俺の生活を取り戻さないとな。
被災地では、まだ救いの手が届かず苦しんでいる人たちがいる。
原発はまだ一触即発だ。
それはちゃんと見ている。
でも、自分の生活もしなくちゃいけない。
災害は重い。
でもそれに押し潰されていては仕方ないからな。
東京は被害が比較的軽かった。
運がよかったのだ。

それに感謝して、被災地の人たちの一刻も早い救済を祈りつつ、
自分の生活もそろりと始めよう。

「マンガ夜話」でアシスタントをやってる笹峯愛とは、長いつきあいだ。
最近は舞台やったりネイルの店やったりしてるが、
元はアイドルだ。
その愛ちゃんが、今週号のFRIDAYで袋とじをやっている!
なにー!
というわけで買ってきた、3月25日号。
ペリペリと袋とじを破いて、うーんなるほど。
ハードではないが、バストトップちょっと見せてるし、
初めてだったら袋とじもありかな 。

「白くて甘い裸身」かー。
愛ちゃんもいつの間にか33歳。
女盛りになってたな。

凄い地震だった。
こんな大きくて長い地震は生まれて初めて体験したよ。
もう二度と体験しなくていいけどね。
うちの本棚は作りつけなんで倒壊しないけど、
床に大量に積み上げてあった本屋資料が雪崩れて
被害が大きい。

復旧に力入れてる場合じゃないんだよな。
目先の締め切りがいくつもある。
でも、この中で仕事するのもいやだなあ……。

地震が起きる直前、
一階のソファで新聞を読んでいた。
なんだかミミが急にむくりと起きて宙を見てる。
正ちゃんも寝転んだまま
どこかあらぬ方向を見ている。
こういう時って、案外地震が起きたりして、
と思った瞬間、がががががっと家が揺れ馴染めて、
家のあちこちでがらがらとなにかが落ちる音がし始めた。
それがやむまで、長かった。
テレビをつけると、被害状況が刻々と伝わってくる。
津波があり、火事があり、道路が崩れ、
あちこちで人が泣いている。
うーん、まったく怖ろしい体験だった。
もう地震が起きて半日経つけど、未だに余震で揺れている。
これ以上被害が大きくなりませんように。
亡くなったかたがたの冥福を心より祈る。


日経ビジネスオンラインの連載も14回目。
はたしてあと何回続くかな。
バックナンバーを読みたい人は今のうちに。
【日経ビジネスオンライン】
今回は、安田の話だ。
安田忠夫

元大相撲で小結も張った孝之富士だ。
ギャンブルで身を持ち崩し、相撲界を去り、プロレス界も去った。
ブラジルで相撲を教えるという夢に向かって頑張るはずが、
なぜカンボジア……、という話だ。

昨日今日と、2日続けて落語会にいってきた。
ちょうど忙しい最中だったんで、ろくに寝てなくて若干辛かった。
静かな描写のとこなんか、うとっとくるが、必死に我慢した。
両方とも楽しみにしてた会だったのだ。
どちらも独演会で、昨日は前座もなし。
じっくり聴けていい。
昨日は吉祥寺の元クークーがあった店で、古今亭菊六。
今日は成城ホールで立川談春
クークーは、画家の南椌椌がやっていた。
今はカレー屋として有名になったまめ蔵も彼の店だ。
ちなみにクークーは、料理研究家になった高山なおみが飯を作っていた。
菊六はまだ二つ目だけど、評判がいいんで、
どんな噺をやるのか楽しみにしていた。
まだ10年もやってないのに、出来上がってるなあ。
貫禄があるくらいだ。
顔は若いのに老けてるし。
確かにうまいんだけど、まだこの年でこんなにうまくなくていいんじゃないか。
大看板みたいな若手の噺を聞きたいわけじゃない。
それと、この落語会は客層が苦手だなあ。
落語を聴いたことがないのはともかく、
演者には話しかけないでくれ。
菊六もそれに応えるなよ。
今日の談春は、ネタ下ろしだ。
アナザーワールドと題して、5日間連続で同じネタをかける。
今日は初日だったんだけど、権助提灯とええと、木乃伊取りだ。
権助提灯なんかやるとはね。
初日だったんで丁寧に普通にやったんだけど、
普通ぶりがすごい。
やっぱりなんだかんだいって、談春はうまいよな。
来月が楽しみだ。
さて帰ろうと小田急線に乗ったら、隣の席の30くらいの男が、
普通に携帯電話で話している。
成城学園前から下北沢に着いても、まだ話している。
空いてる車内で携帯電話使ってても特に迷惑だとは思わないけど、
社会ルールを堂々と無視できる神経が凄いよな。
ふと見たら、マッシュルームカットの髪を後頭部からぐーっと持ってきている。
隠したってしょうがないのになあ。
井の頭線に乗ったら、かなり混んでたが、
ふと見たら隣の20歳くらいの男が缶コーヒー飲んでいた。
みんな図太いな。

今日、コピスのソーラーギャラリーにいってきた。
吉祥寺漫研に絵を搬入したのだ。
まあ搬入といっても小さな絵なんで、大層なことではない。
前に描いたコニーちゃんのバストショットをプリントして小さい額に入れて、
同じくコニーちゃんの全身像を、もう少し大きい額に入れた。
ユザワヤで額を探したんだけど、ちょうどいいものが、なかなかないんだよな。


まあこれがコニーちゃんかというと、ちょっとむつかしいとこもある。
どうしたって自分のキャラになっちゃうよな。
どうしてコニーちゃんなんか描いてるのかというと、
もちろんそれには理由がある。
ポンキッキーズに出ていたジャカジャカジャンケンのコニーちゃんは、
仲良くしているきはらようすけのキャラだ。
きはらようすけは最近、U-900ってウクレレなんか出して、
そっちの映像も次作してて面白いんだけど、

元は早稲田の漫研だ。
しばらく前に、イラストレーターの水玉螢之丞が、
夜中にコニーちゃんの一色の絵をツイッターでアップしてたので、
なんとなく俺も対抗してアップした。
水玉が色をつけてきたので、俺も色をつけた。
その夜はそれで終わったんだけど、次の日になったら、
あっという間に次から次へといろんな漫画家やイラストレーターが
コニーちゃんの絵をアップし始め、
のべ百数十枚がアップされる騒ぎになり、
ついに【コニーちゃん祭り】になってしまったのだ。
そしたら、フジテレビが目をつけて、
これを展示するとかいうことになり、
なんだかめまぐるしく急展開。
ネットはなんでも速いよなあ。

猫漫画「ミミ正」第二話アップ!

今回は、ミミ電の話だ。
なんだミミ電って。
ってのは、読めばわかる。

沖縄から帰ってきたんだけど、なんだか忙しい。
今夜中に一本あげると、ちょっと落ち着くか。
でも、吉祥寺漫研の絵も描かないと。
吉祥寺漫研というのはなんなのかというと、
まあ吉祥寺周辺にいる漫画家が集まって、
展覧会みたいなものをやるのだ。
吉祥寺にコピスというビルがある。
伊勢丹が撤退したあとのビルなんだけど、
そこの4階にあるソーラーギャラリーを好きに使っていいといういうことだったので、
「可愛い絵を描くオヤジ」というコンセプトで、
青木俊直
阿部ゆたか
井荻寿一
いしかわじゅん
井上正治
江口寿史
カサハラテツロー
きはらようすけ

ねぐらなお
というようなメンバーで絵を展示することになったのだ。
期間は、3月1日から17日まで。
問題は、時間がなくてまだ俺が絵を描いてないことだ。
途中参加だな。
コピス吉祥寺A館4階の「ソーラーギャラリー」にて「春の文化祭かわいい絵スペシャル」展覧会。

日経ビジネスオンラインの連載も、もう13回。
今回は、デビューしばらくしてメジャー誌の仕事が始まったころの話。
剛腕花見萬太郎の話だ。
花見さんは、週刊プレイボーイの編集者だった。
この人が居たから、ぼくは文章を書くようになったんだよな。
恩人といっていいと思うんだけど、
それ以前に、花見さんはいい編集者だった。

ところで、カウンターがついに
「12345678」!
だからってどうってことはないんだけど、
ちょっと凄いよな。

また那覇事務所に来ている。
着いた日は雨でなんだか肌寒くて、
まだまだ沖縄も寒いなと思ったんだけど、
次の日からはすっきり晴れて、もう暑いったら。
春を通り越して、初夏だよ。
散歩してると汗ばむほどだ。
今回の那覇はゆっくりアイデアを考えようと思っていたのに、
結局仕事をずいぶん積み残して、
こっちでもひたすら仕事。
それでもまあ、街の散歩はしている。
閉じこもっちゃうと運動不足で体調も悪くなるしね。

今週は家に引き籠もってずっと原稿を書いてるんで、
あんまり更新することがない。
でもまあ、雪が降って庭が真っ白に埋もれたり、
ゆうべは満月で、
外に出てみたら怖ろしいほど輝く月が東の空に浮かんでいたりと、
なにもないといえばないが、多少の変化はある。
毎日寒かったのに、昨日あたりからちょっと暖かくなってきている。
近所のコンビニくらいまでなら、
夜中に薄いセーターでサンダルつっかけていっても平気だ。
ただ、これがいつまで続くのかはわからない。
また急に寒く鳴るのかも知れない。
だって大雪って案外3月ごろに降ったりするんだよな、例年。
ちょっと暖かくなったからといって安心できないんだよな。

ゆうべは、細川貂々の本の解説を書いていた。

ツレがうつになりまして。でヒットを出した漫画家だ。
彼女は売れないころに知人の紹介でうちにやってきて、
原稿を見せてくれたりしていたが、
こんなに売れるとはね。
可愛い絵柄で内容も面白かったし、
世に出ればいいなと思っていくつか編集部を紹介したけど、
ほんとに売れて良かった。
さて、続きを書こう。

先日、J-WAVEでやっている
「ワールドエアカレント」という番組に出てきた。
東京のFM放送だ。
葉加瀬太郎がMCを務めている。

放送は、今度の土曜日、2月19日の19時からだ。
海外の話をする番組なんだけど、
ずいぶんいろいろ話したんで、どこの国の話でまとめるのかわからない。
どうも生放送に慣れてると、
その辺がちょっとやりにくいな。
地方でも、地元局にネットしてやってるとこはあると思うんで、
ちょっと探して聴いてみて。

「3.15」
いやー、いい誕生日だった。
西荻窪に、すしたなかという旨い寿司屋がある。
ゆうべはここにいったのだが、これがやっぱり旨かったんだよなー。
クリスマスの夜に食事会をやって、
やまだないと羽海野チカの両嬢がやってきたんだけど、
角田光代夫妻にも声をかけてあったのだ。
でも、角田夫妻はもう、このすしたなかに予約を入れてあって、
クリスマスはシースーであった。
夜更けてから、寿司で腹一杯にしてからやってきて、
結局うちではなにも食べずにミミと正太郎をもふっただけで帰っていったが、
すしたなかは、実はかなり悔しかったのだ。
誕生日どうしようかという話になって、
そりゃやっぱりすしたなかだろうと、すぐに決まったのだ。
イベントには寿司だよなー。
おまけに、すしたなかは旨いし。
今夜も、ケースの中野ネタを端から端まで食べて、
半分折り返して力尽きた。
最後に巻物をオマケにつけたのがいけなかったな。
やっぱり握りで終わればよかった。
まあなんにしろ美味しいからいいんだけど。
まだ雪の残る夜道を歩きながら、
私の還暦初日は、こうして幸せに暮れていったのであった。

そして、今日2月15日は、ぼくの誕生日だ。
今年の誕生日は、いつもとちょっと違う。
60回目、還暦なのだ。
ツイッターでも、還暦用のアイコンに変更した。

還暦というのは、干支がひとまわりして元に戻ることだ。
つまり、ワンセットが終わって、ツーセット目に入るということだ。
さて、今日からツーセット目。
楽しいことが待ってますように。
母親の話だと、60年前にぼくは、大雪の明け方に生まれた。
60年経って、また大雪の誕生日というのも感慨深いな。

今日は、2月の14日。
バレンタインデーなのはともかく、我が家では、正ちゃんの誕生日だ。

正ちゃん、11歳の誕生日おめでとう!
思い出してみれば、今野家を建てる時に、
久し振りに猫を飼おうと、友人の声をかけ、
貰ったのが正ちゃんだ。
友人の友人の家が猫屋敷で、20匹くらい飼っていた。
そこにまた4匹子猫が生まれたので、
一匹どうかという話だったのだ。
当時の仕事場に、4匹がバスケットに入れられてやってきた。
前にも載っけたけど、ハチの被りかたが4匹でグラデーションだったのだ。

こんなにチビだったのに、

今ではすっかり貫禄がついた。


もう少し体重を絞ってもいいような気もするが、
健康で長生きしてくれ。

日経ビジネスオンラインの連載も、12回目。
もう半年も続いている。
これもみな、私の我慢強さのおかげだ。
【ここから】

今回は、サッカーの話。
先日のアジア杯から5年前のドイツW杯、
そして、私の中学生時代にまで話は遡る。
後は読んでのお楽しみ。
無料登録で、過去半年分も読み放題だ。

先日下で紹介したweb新連載漫画「ミミ正」は、
順調にアクセス数を伸ばしてるようだ。
そろそろ二回目のアイデアを考えなくちゃいけないが、
これがいっぱいあるんだよなー。
ネタリストを作ってるんだけど、
さてなにから描こうかと迷うくらい。
猫を飼っていると、これを誰かに見せたかったなあと思うことが日々ある。
そんなことをぽつぽつと描いていこうと思う。
二回目のツカミは、「ミミ電」かな。

昨日は「バンキシャ!」だった。
もちろん、メインのネタは、大相撲の八百長だ。
エジプトも小沢も名古屋も大事だが、
やっぱり今はこれが旬なのかな。
理事長は、今までに八百長は一切なかったと断言してるが、
とてもそうは思えない。
昔から八百長はいろいろいわれてきた。
歴代の名横綱たちもやっているといわれたし、
10年ほど前には、中盆を務めていた元小結板井が、外国特派員協会で、
全力士の8割はやっていると爆弾発言をしている。

貴乃花 一門と大乃国だけはガチだとか、
部外者の耳にもいろんな情報が入ってくる。
膿を出し切るまで本場所の開催はしないといっているが、
いったいどこまでのことを想定しているのか。
八百長は今起きているものだけしかないといっているから、
今回名前が浮かんだ何人かを厳罰にしてそれで終わりにするつもりなのかもしれないが、
今までさんざん八百長をやってきた古参力士達、
あるいは協会幹部たちにはお咎めなしか。
それで公益法人化を乗り切るつもりなのかな。

どうも甘いような気がするが。
大相撲は元々神事だし、八百長くらいあってもいいという人もいるが、
おそらく今のご時世、それでは通らないだろうな。
バンキシャ!では、中盆役をやっていた恵那司から番組に届いたメールを紹介していたが、
涙が止まらないと書いてあった。
相撲取りは、郷里の代表として広い援助を受けてきている。
誰に取っても、辛いことになってしまったな。
しかし、バンキシャ!の最後に、相撲ネタでひとコマ漫画を描いたんだけど、
どうもいつも、反応が悪いんだよな。
まあどう反応していいかわからないってとこなんだろうけど。

京都大阪にいってきた。
といってもそれぞれ1日ずつの超特急旅行だったんだけど。
なぜ京都と大阪かというと、
三谷幸喜の芝居を見ようと思ってチケット取ったんだけど、
うっかり大阪の劇場のチケットを取ってしまった。
じゃあまあついでに旅行してくるかと、ぐるりと回ってきた。
短い旅行なんで、事前調査で、行く店をしっかり決めておいたから、
時間がないわりには充実の食生活を送れた。
京都に着いたらまずホテルに荷物だけ置いて、
三条から鴨川方面に向かい、八坂神社の前のいず重で鯖寿司。
季節のものの蒸し寿司と鯖寿司を注文したんだけど、
うーん、厚い鯖も旨いし、熱々の蒸し寿司もいける!
まいっちゃうよなあ。


今年はもう少し漫画を描くぞと決めている。
雑誌とwebと、2本予定してるんだけど、
とりあえず1本目、webの連載が始まった。
うちの2匹の猫、ミミと正太郎の物語。
【ミミ正】クリック

毎月あたまの更新予定。
一回5ページだ。
無料ページだから読んでみて。

エジプトが激動だ。
連日アルジャジーラから目が離せない。

ムバラクは、もう限界だな。
次はエルバラダイだろうが、国内に地盤があるわけじゃないから、
どの勢力がエルバラダイを支えるのか。
エルバラダイを利用して主権を握ろうとする勢力はあるだろうから、
権力の交替があったとしても、当分情勢は落ち着かないだろう。
知り合いもエジプト旅行を諦めたが、
観光客が戻るのもだいぶ先になるだろうし、
経済的にも影響は大きいな。

知り合いの少女漫画家がやってきた。
なにしにきたかというと、アレルギーテストなのだ。
といっても、医学的なものではない。
医者じゃないからな。
うちにはが二匹いる。
正太郎とミミだ。

その二匹の猫に、触りにきたのだ。
彼女は猫アレルギーなのだが、最近よくなってきたような気がするんで、
2匹いるうちにやってきて触りまくり、
アレルギーが出るかどうか確かめようというのだ。
アレルギーは年齢と共に軽くなったりすることもあるみたいだし、
慣れということもある。
さてどうかなと思って見てたんだけど、
1時間半ほどいて、二匹とも抱きまくり撫でまくってたが、
顕著なアレルギー症状は出なかった。
ちょっと目が痒いような気もするけど大したことはないという。
彼女は、猫を飼いたいらしい。
それで、まず一緒に居られるかどうかを確かめにきたのだ。
どうやら飼っても大丈夫だなという感触を得て、彼女は帰っていった。
まあ24時間一緒にいるとまた違うかもしれないが、
一緒にいると慣れるのも案外早かったりする。
うちの二匹に影響されたか、
白黒猫を飼いたいといってたが、
彼女に楽しい猫ライフがあらあんことを。

知り合いがやっているネットラジオの
「しめさばラジオ」に出てきた。

出てきたといっても、吉祥寺の街を歩きながら、
ずっと昔からうろついてるあたりを紹介してるだけ。
40年くらい前に入り浸っていた店のあたりだ。
寒風がゴーゴーと吹いていて、寒いったらない。
その気分が出てるかな。
5分だけだし、時間が経ってもいつでも聴ける
んで、ちょっと聴いてみて。

日経ビジネスオンラインの連載も11回。
今回は、あの阪神・淡路大震災の話だ。
それと、神戸であったイベントの話。
ラブホで3Pするところから始まる話だ。
【日経ビジネスオンライン】
毎回編集部に足を引っ張られているが、今回も酷かった。
はたして連載もいつまで続くかな。
移籍先を探した方がいいかもしれん

鉄人28号の復刻版BOXに収録する原稿をここんところ書いてたんだけど、
おかげでけっこうな枚数を読み直した。
やっぱり鉄人は面白い。

横山光輝の絵柄は決して新しくはないし、
超絶テクニックというわけでもない。
どちらかといえば職人に徹した地味な絵だ。
でもそれがいいんだなあ。
チープな造形や色合いが、凄くポップだ。
操縦器の形が毎回違ったりするいい加減さも面白い。
かつて「少年」という月刊漫画誌で、
鉄人は鉄腕アトムと並んで人気作品だったわけだが、
実は子供の人気は鉄人の方が高かったという。

そりゃ鉄人はわかりやすいもんなあ。
ぼくはアトム派だったが、鉄人派の気持ちはわかる。
操縦器を持った方に力が移る。
いいも悪いもリモコン次第。
それもまたよかった。
カラー版で復刻のBOXが続けて出る。
いい時代だなあ。

今日の東京は、久し振りの雨だった。
渋谷に出かけた時には降ってなかったんだけど、
日暮れに帰ってきて吉祥寺駅を出たら、雨!
それもけっこう降っている。
久し振りで庭木は生き返ったと思う。
それはありがたいんだけど、さてどうやって家まで帰る。
夏の雨なら濡れていくという手もあるが、
真冬の夜の雨は死の危険がある。
寒くてダメだ。
しかし、傘はもう、玄関の傘立てから溢れている。
昔は傘って高かったけど、最近は500円とか千円で買えちゃうから、
ちょっと降るとつい買っちゃうんだよな。
仕方ないんで、今日はタクシー。
ワンメーター710円で申し訳ない。

ああー、やっと暮れから延々と続いた忙しさがひと段落したー!
ちょっと厳しかったなあ。
俺の正月はどこいっちゃったんだ。
もう大晦日も元旦も、黙々と仕事してたなあ。
やっと終わった。
明日からは通常営業だ。
でも、既に通常営業の締め切りが迫っている。
まあちょっとはのんびりいこう。
さすがに今年は疲れたよ。
って、もう今年は終わったみたいだな。

トレス台を買ったのだ。
暮れにちょっと大きい絵をトレスしようとトレス台を出したら、
ケーブルが見当たらなかったのだ。
仕方なく小さいのでやったんだけど、当然やりにくい。
それでまあひとつ大きいのを買うかと思ったのだ。
古い方はかなり本気で古い。
分厚いし。
今はもっといいものがあるだろう。
予算は、2万円くらいかな。
確かそんなに高いものじゃなかった。
と思って調べてみたら、案外高かったのだ。
大きい紙を載せられるA3サイズのものが、けっこう高い。
おまけに今は、LEDだとかなんだか光の種類もいろいろある。
しょうがない。
どうせだったら使いやすい物を買おうと、
いろんな漫画家に聞いて、結局、これを買ったのだ。

ムトートレーサー ライトボード A3サイズ
アマゾンで買ったのだが、ここが一番安かったな。
送料無料だし。
これは、光量が無段階で変えられて便利。
その上、盤面に段差がない。
ただ、安いといっても比較の問題で、
4万1000円もするのだ。
ちょっと予算オーバーだよなあ。
まだ届いてないけど、
使い勝手はまた報告します。


安田忠夫というプロレスラーがいる。

元小結、孝乃富士だ。
博奕で身を持ち崩してプロレスに転向し、
そこでもいろいろあったが、ジェロム・レ・バンナと総合で闘って勝ち、
娘を肩車してリングをぐるぐる回っていたのを思い出す。
それでも博奕はやめられず、プロレスからも総合からも声がかからなくなり、
あちこち伝手を頼って働いていたが、
誘うものがあって、今度はブラジルにいくことになった。
小結にまでなった相撲を、ブラジルで教えるのだ。
その前に、引退興行がある。
場所は、プロレスの聖地、後楽園ホールだ。
【安田忠夫引退興行】
安田は2、3戦やるようだ。
元横綱、曙 とも一騎打ちをやる。
ブラジル渡航資金にもなるようだし、ちょっと観に行ってやるかな。

1月17日は、阪神・淡路大震災のあった日だ。

今でも覚えている。
昼間にテレビ見る習慣は全くないのに、
その日だけ、昼頃起きて、なんとなくテレビをつけた。
なんだか、テレビが妙だったのだ。
なにかが燃えている映像をずっと映している。
なんだかわからないが、ずっと画面一面で燃えているのだ。
なにが起きたのか全く判らず、
しばらくテレビを見ていた。
そうか、大きな災害が起きたのか。
どうやら、地震らしい。
関西のどこからしい。
情報は少しずつ入ってくる。
そして、その災害が、とてつもなく大きな物だったこともわかってくる。
自分はこうして日常の中でテレビの画面を見ているが、
日本のどこかでは、こんな異常事態が起きているということに、
なんだか頭の中で整合性が取れていなかった。
それから情報はどんどん入ってきて、
それが後に阪神・淡路大震災と呼ばれる大地震だったことがわかる。

震災は大事件だったし、
多くの方が亡くなり、家を失った方も多い。
だから、あの事件を、
悲惨な事件としてしか語ってはいけないと誰もが思っていたし、
それ以外の面はないとなんとなく思っていた。
でも、そうじゃないんだよな。
あの大災害の中でも、人間の営みは行われていて、
悲しいこともあったが、楽しいことや嬉しいことも実はあっただろう。
あの事件があったから見られたいいこともあったと思う。
あの日、現地にいた人が語る
リアルな日々。

彼は、その瞬間、ラブホテルで3Pをやってるとこだったという。
まったくなにしてるんだか。

もちろんこんなケースだけではなく、
直接被害を受けた方々も多かったし、
肉親や近親者を失って毎日悲しみに暮れていた方も多かったと思う。
でも、それでもやっぱりそこには日常があったのだ。
あの日から、もう16年経った。
悲しい事件だったことを忘れる必要はないが、
そろそろもっと多面的に見てもいいころだろう。
喋っているのが放送作家なんで、ちょっとサービスもあるけど、
これもまたリアルなんだと思う。
ちょっと聴いてみてほしい。

日経ビジネスオンラインの連載も、いつの間にか10回目だ。
【ここから入る】
公開初日は、登録なしで読めるが、
二日目以降でも、別に課金はされない。
今回は、古い話。
子供のころのことと、サラリーマンを辞める時の話だ。
媒体に自由度がないので、書ける話と書けない話があって、
まあちょっと重要なエピソードも抜けてるが、
本にする時にでも書き足そう。
そのへんは、自分で作ってる媒体ではないので仕方がないな。
好きなこと書ける場所を作ろうかなあ。

まだ仕事はサッパリ片付かない。
どんどん遅れているうちに、次の仕事と被ってきた。
今年はどうなっちゃうんだ。
いろいろと新しいこともやるつもりでいるのになあ。
あんまり大変なのも困るんだよな。
というわけで、ちょっと息抜き。
六本木の新国立美術館で、「第59回独立書展」が開かれている。
「独立書人団」の主催する大きな書の展覧会なんだけど、
今年もここに臨書で応募して、去年よりひとつ上の「佳作」をいただいた。

来年は臨書じゃない、もので応募しようか、
あるいは違う書でもう一度臨書にするか。
うーん、悩むなあ。
まだどちらに向かえばいいのか、よくわからない。
まあコツコツとやっていくけどね。

あけましておめでとう。
と今いうのもなんだけど、もう仕事が終わらない。
今年はなぜこんなに暮れ正月に仕事が重なるんだ。
来週は暇なのにー。
というわけで、大晦日の鐘つきの写真とかアップしたいのに、
もう少し待って。
とりあえず、チルチンびと増刊 環境と暮らしをデザインするOMソーラーの家づくり 2011年 02月号に、

吉祥寺のいしかわ家が新年早々大々的に取り上げられている。
カオスの仕事場も赤裸々に写っていて、ちょっと恥ずかしい。
まあ隠してる部屋もあるんだけど、外観も中もだいたい見せている。
うちはOMソーラーというシステムを使ってるんだけど、
これが冬暖かくて夏涼しい、非常に快適なシステムなのだ。
だから、ちょっと普及に協力しないとね。
家の新築の際には、候補に入れてみて。