「6.28」
しかし、なんなんだゴーヤーマンって。

プランターでスイートバジルを育ててるんだけど、
今年は虫の被害が大きい。
葉が大きくなる間もなく、どんどんなにものかによって食われてしまうのだ。
こないだ、受け皿にたまった水に大きな芋虫が落ちて死んでたんで、
こいつが犯人だったのかなと思ったのだが、
その後も相変わらず食われ続けている。
葉をひっくり返して見ても、それらしい虫はいないんだがなあ。

凄い事件があったなあ。
朝日新聞によると、世田谷で女性が男に髪を切られた。
被害者は世田谷署の事情聴取に、高校1年生だと答えていた。
彼女は高校生らしく、セーラー服にルーズソックスをはいていたのだ。
ところが、彼女は、ほんとは44歳だったのだ。
なぜ、44歳がルーズソックス、というのも不思議だが、
それを信じて記者発表した警察も、いったいなんなんだ。
ぼくは10歳くらい若く見られるが、高校生に見られたことはない。
わかりそうなもんだがなあ。

あづ〜〜い〜〜。
今日はほんとに暑い。
真夏を越えたね。
ちょっと雑用があったんで、自転車で駅前まで出たんだけど、
交差点で停まるたびに汗がどっと吹き出す。
車でいけばいいかというと、うちのジュリアは冷房なしなので、
車内はもう、ひたすら暑い。
おまけに古いクルマは断熱がいい加減なので、
しばらく走ってるとエンジンのあたりから猛烈な熱気が立ち昇ってきて、
サウナよりも暑くなってしまう。

ずっと以前、初対面の人を乗せて横浜からジュリアで帰ってきた時、
環七に入ったところで渋滞につかまり、びくとも動かなくなってしまった。
真夏のイタリア車は、快適とはいいかねる。
水温はどんどん上がり、このままではオーバーヒート間違いないと判断したぼくは、
初対面の人にいった。
「ヒーター入れてもいい?」
ヒューンと音がして、車内を熱気が満たした。
水温は1度ほど下がったが時既に遅く、
10分後にはエンストして、白旗を掲げてファミレスで時間を潰すことになった。
ああ、みんないい思い出だなあ。
たびたびはやりたくないけどね。

近所のカフェでネームをやっていた。
隣に家族らしい中年夫婦と若い女の子が座っていたんだけど、
父親が物凄いお喋りなのだ。
ほかのふたりには喋らせず、猛スピードで、ずーっと喋り続けているのだ。
声も大きいし、うるさいったらない。
だいたいは自慢話なんだけど、よくあれだけ話すネタがあるもんだ。
そしたら、いきなり意外なことをいうのだ。
「あそこの、××さんの叔父さん、あれがすっごいお喋りなんだよ。
よくあれだけ喋るよなー」
うーむ、本人は意外と気づいてないもんなんだなあ。

今日は暑かったなあ。
明日は33度とか天気予報でいってたけど、そりゃもう真夏だ。
まあ来週は沖縄だから、予行演習になっていいけどね、ふっふっふ。

マウスを落としたら、壊れてしまった。
コンパックについてきた、スクロールボタンのついたタイプのものだ。
使いやすくてよかったのに。
仕方ないんでLaoxにいって、どれにしようかなあと物色したんだけど、
そうだ、コードレスにしようと思ったのだ。
確かMSから出てたな、といくつか見たんだけど、
あんぱりパッとしない。

その脇に、ロジテックのマウスがいくつかあって、
なかなかきれいだったんで探してみたら、
コードレスでオプティカルってのもあった。
よーし、これにしとこうと、2口のHUBといっしょにレジに持っていった。
帰ってから箱をみたら、ロジテックじゃなくてロジクールだった。
中国製なのに、表示はハングルだ。
不思議。
でも、使い勝手は、今んとこいい。
やっぱりコードレスはいいなあ。

あと1週間で夏休みだ。
今年も、沖縄の小さい島にいく。
1日中いても誰もこない真っ白で広い浜で、
岩陰にシートを拡げて、本を読んで昼寝して時々泳いで、
夜になったら島の居酒屋で飯だ。
白い砂とコバルトの海が待ってる。
うーん、早くいきたいなあ。
今年はレンタカーは、なにを借りようかな。
ダイビングは、やろうかどうしようかな。
ああ待ち遠しい。

都議選は、自民と公明の勝ちか。
そんなことだろうと思った。
喉元過ぎると、みんな忘れちゃうんだなあ。
参院選も、この調子なんだろうか。
総理大臣ひとり変わったって、あとは全員同じ人間なんだがなあ。

WWFでは、HHHが大怪我をして、
DDPはWCWで引退したかと思ったら
アンダーテイカーの新妻サラのストーカーになって復活し、
ミス・ハンコックはシェーンと現れるし、
なんだかよくわからないことになってるなあ。
とりあえず、また見にいきたい。

[6.26]
「ファイナルアンサー」ってセリフは、みのもんただったけど、
ルーツはアメリカの「WHO WANTS TO BE A MILLIONAIRE」って番組だった。
権利を買ってるのかな。

さっき仕事をしながら、相撲のことを考えていた。
まだ相撲ネタは描きたいことが結構あった。
週刊宝石で4年か5年連載をやったのに、まだまだあったのだ。
今度やるんだったら、とペンを持つ手を休めて考えていたら、
「粘板岩」という名前を思い出した。
ああ懐かしい。
ずっと昔、彼はぼくの描いた漫画の登場人物だった。
もちろん、相撲取りだ。
あのころはまだ、ストーリーギャグというジャンルが存在した。
粘板岩は、今どこでどうしているかなあ。
また活躍させてやりたいもんだ。

広山が戻ってくるんだなあ。
ついに代表入りか。
公文式のCMに出てたくらいしか印象のなかった男が、
南米にレンタル移籍して成長して、日本代表になるなんて、
こないだも友人と話してたんだけど、
そういうのって、昔は「キャプテン翼」の話で、現実には起きなかった。
凄い時代になったもんだ。
しかし、日本代表も、
この時期はそろそろメンバーを固めに入ったほうがいいんじゃないか。
それも気になるところだ。

実家の近所にできた豊田スタジアムでJリーグのオールスターがあるんで、
潜りこもうかと思ってたんだけど、
二日後から「マンガ夜話」があるんで諦めた。
きっとまだ漫画をひたすら読んでるな、その頃は。
その後、U17の世界大会も開催されるらしいんで、
そっちにはいきたい。
W杯をあてこんでできたばっかりのスタジアムなんで、きっと綺麗だな。
ちょっと楽しみ。
切符は売れてないらしい。
中京地区のサッカーファンは、夏休みでもあるし、
豊田に早もの買いしにいきましょう。

真夜中に、近所のコンビニに向かった。
外に出て10メートルくらい歩いたら、後ろからなにか叫び声が聞こえる。
なにか事件か、と思ったら、
自転車に乗った男が、大声で歌いながら走ってきた。
どうやら、夜中だし誰もいないだろうと思ったらしく、
ぼくを見つけると歌うのをやめて恥ずかしそうにうつむき、
そのまま脇を走り抜けて、10軒ほど先の家に入っていった。
東京じゃ、どんな夜中でも人はいる。
気をつけようね。


ネームをやりに出たついでに、新しい三越を覗いてきた。
近鉄が撤退した跡の、地下と1F2Fに三越が入った。
3F以上は、大塚家具だ。
三越は食品中心だけどなかなかいい店が入っていて、それなりに混んでいた。
これは、駅ビルのロンロンと競合するな。
ロンロンも、1Fを食品街としてリニューアルして繁盛している。
どっちも繁栄してくれれば、便利でいんだけど、やっぱり近い三越かな。
とりあえずエスプレッソの豆を買ってきた。
大塚家具は、興味がないので見なかった。
以前よその街で入ったら、入り口で住所と名前を書かされて、
店員がひとりぴったりとついて、
「なにをお求めですか」と聞かれたので、それっきりいっていない。
やっぱり、目的もなくぶらぶらできなくちゃ、楽しくないよな。

渋谷のネッカにいってきた。
韓国資本のインターネットカフェだ。
さすがに、西日暮里のそれとは、オシャレ度がだいぶ違う。
でも、やってることは同じだな。
まあオリジナルコンテンツは持ってるんだけど。
専用線は、さすがに速い。
うちも早くああいう環境になりたいもんだ。
有線のHPにいってみたら、このへんがカバーされるのはかなり近いようだ。
これでNTTともおさらばか。
まあ電話用の回線は残るんだけどね。

その後、講談社の漫画賞授賞式を覗いてきた。
今年は、赤松健の「ラブひな」と高屋奈月の「フルーツバスケット」
それから浦沢直樹の「20世紀少年」だ。
赤松健を見たことがないんで、どんな人か見に行ってみたんだけど、
はっきりいって、「すげこまくん」だったな。
永野のりこに話したら恐縮してたけど、
ほんとにちょっと似てる。
本人も、ぼくは根っからのオタクですっていってるしね。

花井愛子さんに久し振りに会った。
貧乏自慢された。
なんだかいろいろ有為転変あったみたいだなあ。
けっこうさばさばして自分からそのネタにふってくるんで、
まあとりあえず自分の中では整理できてるんだろう。
今日は105円しか持ってないと笑ってたが、うーん、長者番付に出てたのになあ。
ずっと以前、夢枕獏・菊地秀行・花井愛子という、
当時の長者番付上位独占組といっしょに京王プラザのバーで飲んだことがあるが、
彼らの稼ぎっぷりに驚いたもんだ。
だって、年収が、えーと、凄いんだよー。

正ちゃんがハシゴを上ってるのに驚いてる人が多い。
すっかり成長したとほめるメールがいくつかきた。
そうではないのだ。
正ちゃんは上るだけで、降りられないのだ。

[6.24]
父親に、体脂肪計つき体重計を買った。
Laoxで見たら、表示サイズの大きいタイプで、1万5000円ちょっとだった。
買おうと思ったんだけど、その前にまだ用事があったんで、
そちらを先に済ますことにして、駅前を一回りして、
ちょっとディスカウントストアのキムラヤに寄った。
そしたら、そこでは同じものが1万1800円だったのだ。
おまけに、今なら1000円の商品券がつく。
ためらわずに、キムラヤで買った。
けっこう違うもんだなあ。

Yahoo!はすごいなあ。
2000円台で勝負かけてくるとは思わなかった。
有線が早くきてくれればそっちにするんだけど、
時間がかかるようだったら、Yahoo!にしちゃおうかなあ。
まだうちのあたりをカバーしてるのかどうかチェックしてないけど。
ただ、結局NTTの回線使うのが、ちょっとしゃく。

薬物所持で捕まった巨乳アイドルNって、だれだろう。
人気タレントRの妹っていわれてもさっぱりわからん。

なーるほど、梨花の妹だったのか。
柳沢を食い物にしただけではおさまらず、自分の妹まで。
畏るべし梨花。

漫画の打ち合わせを、今日もちょっとやったんだけど、
なかなか集中して考えてられないなあ。
やる気はあるんだけど。
今年は、雑用の多い年で、なんだか毎日出かけたり人がきたり、
仕事に集中できない。
後半は、仕事以外のことを減らして、やりたいことを絞るようにしよう。
もう今年も半分終わりだもんなあ。
こないだ実家の近所の洞泉寺に、除夜の鐘撞きにいったのに。

出かけようと思ったら、かなりの土砂降り雨が降ってきた。
しばらく待ったけど止まないので、仕方なく、
多少小やみになった時を見計らって出かけた。
雨の日には、靴をはいて出なくてはいけないし、自転車にも乗れない。
それが不便なのだ。
ところが、駅前までやってきたら、地面がほとんど濡れていない。
雨は降ってるんだけど、ぱらぱらとで、おまけに降り出したばかりのようだ。
大して離れてるわけでもないのに、けっこう違うもんだなあ。
帰りには、雨はすっかり止んでいた。
これなら自転車でくればよかった。

「6.20」
仕事が終わらない。
もう一本片づければ、元に戻る。
そしたら、ここ2年ほど懸案になっていた「アトミック街」前後編の
デジタル出版に取りかかろう。
ああ眠い。
昨日から、いきなり目の回りが腫れて、
目が埋もれて赤ん坊少女みたいになっている。
睡眠不足とは関係ないと思うけど、
前にも一度なってるんだよな。
なにかのアレルギーかなあ。

ちょっとうっとおしい。

ちょっと二日ばかり休んだだけなのに、
もうかなり危ないスケジュールになっている。
とりあえず、ここ数日は原稿に集中しないと。
それにしても、ローマは盛り上がってるなあ。
ああ、いかんいかん、仕事しなくては。
眠いのにー。

ローマの盛り上がりは凄かった。
後半39分、いきなり大量のローマサポーターがピッチに乱入してきた。
なにが起きたんだと思ったら、
お祝いを待ちきれずに、フライングしてしまったらしい。
まだ試合してるのに。
ピッチ上のスター選手に抱きつき、
既に控え選手のユニフォームを剥がそうとしている。
実は、裏でやってた2位ユベントスの試合でも、
サポーターが試合途中で乱入してくるという事態が起きていた。
いったい、それはどんな意味があるんだ。
まったく、イタリア人なんてろくなもんじゃないなあ。

結局、ローマが優勝し、後半投入された中田は、
幸運にもその瞬間ピッチに立っている初めての日本人になった。
ローマの相手は、パルマだった。
ここには、今日は出なかったが、元ガンバのエムボマがいる。
ひょっとすると、中田も来年はパルマの選手かもしれないなあ。
ああしかし、世界中から馬鹿呼ばわりされてもいいから、
こういう日にはイタリア人に生まれたかったなあ。

レコードキャビネットってどんなのというメールが多い。
いろいろ形はあるんだけど、たとえばこんなの。
 
どこかで見つけたら教えて。

[6.19]

ちょっと実家にいってくる。
母親の1周忌だ。
もう1年経ってしまった。
病室につめて、眠る母親を見ていたのは、もう1年も前だ。
時が経つのは速い。

NTTに対する憤怒の声が沸き起こっている。
みんな普段から不満が溜まってたんだなあ。
そのうち、こんないい加減な仕事をしてて大丈夫なのかという取材をしに、
NTTにいってみようかと思ってるんで、
どんな酷い目に遭ったかという経験を送って下さい。
参考にします。

メールと掲示板に、NTTに対する怒りの声が殺到している。
いやー、これほどまでとは思わなかった。
昨日まで日の丸背負って働かなくても飯が食えてたのが、
いきなり自分で稼げといわれた旧家の馬鹿旦那みたいなもんだし、
多少の同情はするが、
客をないがしろにするその態度は、問題が多いと思う。
「彼方からの手紙」にもアップしておきました。

総合系ジムというのがなんだかわからないというメールが多い。
総合系というのは、「投打極」 というんだけど投げて打って極めてという
総合的な格闘技のことだ。
吉祥寺には、ひとつあった。
ちょっと見学にいったんだけど、さてどうするかな。

メーラーって、今までネスケかIEのおまけを使ってたんだ。
IEだったら、アウトルックだな。
一度くらいほかのメーラーを使ってみようかと思うんだけど、
ウィンドウズ用で使い勝手がいいのはなにかなあ。
誰かメーラーの達人がいたら教えて。
becky!という説もある。


うちの電話は現在、ISDNとアナログ回線と2本引いてるんだけど、
どうもISDNとADSLは干渉しあって、本来の速度が出ないそうだ。
今まで3度その件で電話したけど、そんな話は聞いてないなあ。

最近テレビや漫画で、「ファイナルアンサー」という言葉を使うことがよくある。
あれは、なにかの番組かなんかで使われてるのかなあ。
そうだとすると、よそで使われてる言葉を平気で使ってるわけか。
安易だよな。

NTTと喧嘩してしまった。
といっても、電話受けつけの女の子とだ。
そんなことしたって、相手はマニュアル通り喋ってるだけだから
無駄だとわかってはいるんだけど、
あんまりでたらめなことを言うんで、つい腹を立ててしまった。

ADSLに申し込んでて、モデムの準備ができたというメールがきたんで電話をした。
そしたら、電話に出た女の子Aが電話番号を変えなきゃいけないというんで、
どうしてNTTの都合に客が合わせなくちゃいけないのかと腹は立ったが、
受けつけと喧嘩しても仕方ない。
電話番号を変えるのは困るから、ちょっと考えてまた電話しますと、一旦電話を切った。
結局、今のISDNはもったいないがそのまま残して普通の電話として使い、
FAXのほうをADSLにしようと決めて、何日か後、電話をした。
前とは違う女の子Bに、前の経緯を話し、
もう一本の回線をADSLにしたいと話したら、
もう一回最初から申しこんで一月待てというので、
モデムはあるわけだし、同じ住所の同じ人間が申しこんでるんだから、
流用できるだろうといったのだが、
ここではお申しこみはできないのでNTTのHPからもう一度お申し込みくださいと
にこやかにいわれて終わりだった。
煮えくり返っていたが、愚かなNTTと愚かな受けつけに何をいっても仕方ないと、
ぐっと我慢したのだ。

さっき、NTTから電話がかかってきた。
最初に電話に出たAからだった。
ちょっと考えてまた電話するといったままだが、どうなっているのかというのだ。
NTTでは、横の連絡が、まったくないらしい。
名前も名乗って電話番号もいい、今までの経緯も話してあるのに、
それはどこにも伝わってはいないのだ。
あきれた会社だ。

「いや、ADSLは、前に申しこんだ回線はやめて、
もう一本のアナログ回線をADSLにしようと思ってるんですよ」
もう話は終わってることを順番に説明しようと、ぼくは話し始めた。
「え……、その番号は何番ですか」
「ええと、0422……ですが、ひょっとしてモデム流用できるのかな」
ちょっとお待ちください……」
お……、なにか調べてるぞ、なんだ、モデム流用できそうじゃないか。
「ちょっと遠いので、お薦めできません」
いきなり、Aはいうのだ。
「は……?」
「お客様の家ですと、ちょっと遠いので」
「え……、なにいってるんだか意味がわからないんだけど」
何度か聞き直してみたら、つまり、
基幹部分からうちは遠いので、回線の品質が保証できないということらしいのだ。


ちょっと待て。
そんなこと初めて聞いたぞ。
これでNTTとこの件について電話するのは3回目だが、
そんな話は、今初めて聞いた。
「そういうことは最初にいうことなんじゃないのか?」
「いえ、お客様が検討するということでしたので」
「検討するには、正しい情報を教えてもらわなきゃできないだろ」
「ですから、今いってます」
「今じゃなくて、最初にいえよ」
「普通は、こういうことはいわないんです」
「ほーお、じゃあわざわざ今は親切に教えてくれたわけか。
普通はそういうことは黙ったままで客に回線を売りつけてるってことなのか」
「通信速度は保証されないと、HPにちゃんと書いてあります」
ぼくはつい、大声を出してしまった。
「そういうことをいってるんじゃないだろ。
自分の会社が売るものの品質が悪いことを黙って客に売りつけるようなこと、
NTT以外の普通の会社がやったら信用問題というか社会問題だろ。
そう思わないか」

まったく、NTTの酷さは友人知人たちからさんざん聞かされてきたし、
自分でも酷い目には遭ってきたが、
ここまでとは思わなかった。
「きみにこんなこといってもしょうがないな」
ぼくは無駄なことをしているのに気づいて、怒るのをやめた。
「で、ADSLは、うちでは使えないほどなんですか」
「いえ、そんなことはありません」
Aの声は冷ややかだったが、まあ当然かな。
しかし、さっきお薦めできないといったのは、いったいなんだったんだ。
「現在ほかに選択肢がないから、多少性能が落ちても、
残念だけどADSLには申しこみます。
工事はいつごろ になりますか」
「さあ、それはここからは申し込めませんので、NTTのHPから申しこんでください」
さっきは明らかにできそうだったのだが、
まあ言質を取ったわけではないし、仕方がない。
ぼくも大声を出したし、そんなやつに便宜を図ってやるのは、彼女も嫌だろう。
「つまり、もう一回最初から申しこんで一月待てってこと?」
「そうです」
ぼくは電話を切った。
電話番号さえ変わらなければ、今すぐにでもNTTとは縁を切りたいんだが、
今は我慢するしかないのが残念なんだよなー。
それにしても、NTTという会社と社員を、
もう少しなんとかしてほしいもんだ。

「6.15」
朝まで仕事をして、さて風呂でも入るかなと、湯船にお湯をため、
その間にゴミを出しにいった。
6時半ごろだ。
外に出たら、向かいのおばさんと、隣の娘に会った。
おばさんの方は、起き抜けの顔だったけど、
隣の娘の方は、もう制服を着て出かけるとこだった。
うーん、正しい朝だなあ。
それにしても、駅とは違う方向に歩き出してたけど、どこの学校だろう。
遠い学校なら、駅から電車に乗りそうだし、
歩いていけるとこにしては、出かけるのが早いような気がする。
しかし、中学校ってだいたい何時に始まるんだっけなあ。
はるか昔のことなんで忘れてしまった。
ぼくはそれから風呂に入って7時半に寝て、1時に起きた。
さあて仕事だ。

吉祥寺に、いわゆる総合系のジムはないかなあ。
本格的にやってプロになりたいというわけじゃないんだけど、
どうせ体を動かすんなら、興味のあることをやりたい。
吉祥寺には、空手と柔道とボクシングのジムはあるんだけど、
総合系は見当たらないんだよなー。

今日は夏のような土砂降りだった。
梅雨の降り続く雨じゃなくて、間歇的にバケツをひっくり返したような雨が降った。
やんだと思って窓を開けると、またしばらくして降る。
仕事場は2階なので、土砂降りになると、屋根に響いてうるさい。
そういう時には、ラジオもステレオも消して、雨の音だけで仕事をする。
正ちゃんが膝の上で眠っている。
雨音は大音響で響いているのに、静寂感がある。
コーヒーの香りが部屋に満ちる。
まあ、梅雨も悪くはないかな。

夜半に雨はやんだので、CDをかける。
大音響でかける。
一人暮らしは、こういう時に便利だ。
サーフコースターズ、ジャン&ディーン。
明日はビーチボーイズにしよう。

[6.12]

フランス戦は、残念だった。
フランスは、やっぱりうまかった。
寄せのスピードの速さったらないなあ。
ボールを持った選手にプレッシャーをかけて、自由なプレイをさせない。
ちょっと不正確なパスには、あっという間に数人が集まって、ボールを獲ってしまう。
当たり前のことなんだけど、コンフェデレーション杯のほかのチームとは、
明らかに違う。
日本実は中田がいなかったけど、
フランスも、ジダンもトレゼゲもアンリもいない。
でも、その強さに影響はない。
DFのライン裏にボールが出て走り込んでという、
当たり前のプレイに冷や汗が出る。
正確なパス、確かなトラップ、端から端まで広く使ったプレイ、
メンバーが多少落ちても、間違いなく世界一のチームなんだよなー。

中盤から組み立てて前戦に出すというコースが、
なかなかやらせてもらえない。
FWがボールを持っても、なかなか前を向けない。
強いチームとはどういうものかということが、
フランスを見てるとよくわかるなあ。
あと1年だ。
世界一のチームに善戦したということに満足しないで、
日本もしっかりとレベルアップしていかないとなあ。


水戸泉の引退興行にいってきた。
両国国技館だ。
蔵前から両国まで、国技館にはさんざんいってるけど、
いつもプロレスだ。
相撲を見るのは、今回が初めてだ。
水戸泉は、婚約から重婚騒動から婚約破棄、その後
元婚約者が追風海とツーショットと、なんだか人生いろいろである。
大変だよなあ。

国技館は、年寄りでいっぱいだった。
50代60代が、圧倒的に多い。
もっと年寄りもいる。
玄関前で、羽織袴の水戸泉が、立ってサインしていた。
なにもこんなとこでしなくてもいいのに。
中に入ると、ロビーで各種後援会関係らしい机が並ぶ。
マゲを切るゲスト用にりぼんも並んでいる。
やくみつるとか八代英太とかなんだかよくわからん人選だ。

幕下の取り組みが5試合あり、相撲甚句がある。
相撲甚句は、けっこうギャグが入っているが、もちろんオヤジギャグの類だ。
十両の土俵入りと髪結い実演があって、十両の取り組みが11試合ある。
それから、水戸泉の最後の取り組みだ。
相手は、闘牙。
初っ切りを挟んで後援会の会長の挨拶があって、ついに断髪式だ。

盛りだくさんの内容だが、実質的にはこれがメインイベントだ。
つまり引退興行は、今日一日金を払ってきた客にというよりも、
これまで援助してくれた人たちに対するサービスのイベントなのだ。
ぼくらが払う金は、水戸泉に対するサービスだ。
断髪式は、メインイベントだけあって、長い。
二時間ほど、ただ見知らぬ人々が出てきてハサミを入れるのを、
だらだらと見ているだけだ。
すごく退屈で、子供たちは館内を駆け回っている。
客の子供の躾の悪さは特筆もので、
数十人がうろうろと催し物も見ないで立ったり座ったり、もう邪魔だったらない。
平気で通路にずらりと並んで世間話を始め、ぼくらの視界を塞ぐので、
そのたび怒鳴りつけてやるのだが、またすぐ新手が現れる。
親はいったい、なにをしてるんだ。
子供の躾にも問題はあるが、親の躾にも、非常に問題があるなあ。

一番安い席で6000円、食事お土産券が5000円。
食事の幕の内弁当は、まずい。
武蔵丸の横綱を締める実演と、幕内土俵入りの後、
貴の花の土俵入り。
寺尾と貴の花
は人気が高い。
櫓太鼓の実演の後は、幕内取り組みだ。
みんな本場所じゃないから、気楽に楽しんでいる。
土俵際で真剣に粘ることもないし、
初っ切りにも近いお遊びモードだ。
でも、ひとつ事件があった。
おいおい、玉春日とやってる追風
海って、
水戸泉の元婚約者とツーショット写真撮られてる力士だろ。
戸泉的には問題はないのか。

弓取り式があって、髷のなくなった水戸泉の挨拶があり、引退興行は終わりだ。
お土産を見てみると、水戸泉の書いた油絵を印刷した皿。
「水戸泉」と押された花園饅頭。
うーん、もうひとつ面白くないなあ。
ちなみに水戸泉の絵は、凄いよ。

「マンガ夜話」の再放送は何時からだっけ、とNHKをつけたら、
パンチくんが出ていた。
午前1時半ごろ。
座敷で、番頭のハッピ着て、藤井兄弟に鍋の世話をしていた。
藤井兄弟より、ずっとカッコいいぞ。

朝日新聞の、手塚治虫文化賞の授賞式にいってきた。
帝国ホテルだ。
でかけようと思ったら物凄い土砂降りで、
小やみになるのを待っていたら、3分くらい遅刻をしてしまった。
3分くらいどうでもいいじゃないかと思うかもしれないが、
実はぼくは審査員で壇上に並ばなくてはいけないのだ。
一階で近藤ようこ さんに会って、ちょっと話してたら、
もう始まってるんじゃないんですかといわれて、
慌ててエレベーターを上がったら、
案の定、もう挨拶が始まっていた。
そっと舞台の端から席についたんだけど、
なにせ舞台上だからなあ、全員に見られてしまった。

今年の受賞者は、『陰陽師』の岡野・夢枕組と、
『弥次喜多inDeep』のしりあがり寿、
それから、トキワ荘のころの講談社の古い
編集者、丸山さんだ。
審査員を代表して、今年は里中満智子さんが講評を述べる。
続いて、受賞者の岡野玲子さんが挨拶を始めるが、
途中で何度も言葉につまる。
それだけ思い入れの強い作品だったということだろう。
岡野さんは美しいチャイナドレスだったのに、
しりあがり寿は、近所のコンビニにいくようなラフな格好だ。
挨拶もフランクなものだった。
丸山さんは、さすがにスーツ姿で、裏方が表に出ることの居心地の悪さを語った。

授賞式のあとは、乾杯があってパーティだ。
今日はなんだか、次々に知人や知らない人やらにずーっと話しかけられて、
ほとんど食事が摂れなかった。
そのうちなにかやろうと誘われたり、
新しい企画に対する感想を求められたり、
久し振りの再会を喜んだり、
パーティは疲れるけど、なかなか面白い。

授賞式が終わって帰ろうとしたら、
白泉社が2次会を用意してるからいこうと誘われた。
招待状はきていたが、仕事もあるし帰ってしまおうと思ってたんだけど、
ちょっと顔だけ出すことにする。
会場に入ると、いきなり雅楽の演奏をやっている。
全員、烏帽子に直垂だ。
さすが陰陽師。

サエキケンゾウと久し振りに話した。
いしかわさんって、43歳くらいだよねというので、
50歳だよといったら驚いていた。
自分と同年代だと思っていたらしい。
そういえば、高校生のころにいしかわさんの漫画読んでたなあといってたが、
そりゃ、高校生のころにプロだったら、同世代じゃないよな。

そろそろ帰ろうと思ったら、萩尾望都・ささやななえ
組と会った。
しばらく立ち話してたら、横にいるのが青池保子さんだとわかった。
まあ特に、なんてこともなかったな、少なくとも表面的には。
『エロイカ』は、ぼくの愛読書なんだよな。
『Z』も含めて。

ホテルの前でタクシーを拾ったら、
運転席の液晶TVで、10時のニュースステーションをやっていた。
ニュース好きのぼくが喜んで見ていたら、
いきなり運転手が話しかけてきて、
日本の政治状況に関して自分の主張を開陳し始めた。
ぼくが適当に聞きながらニュースを見ていたら、
TVを切られてしまった。
結局、家の前で降りるまで、
自民党と民主党と田中真紀子の話を延々とされた。
その論理はやや稚拙で退屈で、ぼくは2度ほど寝たことを、
ここで告白しておきたい。

「6.10」
BSの「真夜中の王国」見てたら、
大阪のレゲエイベントに、MCとしてランキンTAXIが出ていた。
うーん、久し振りだなあ。
最近ぜんぜん視界の内にいなかったので、どうしてるのかと思ってたんだ。
相変わらずカッコいい。
ずっと以前にちょっとだけ話したことがあるけど、
頭のいいやつだった。

今夜からNHK地上波で
「マンガ夜話」の再放送だ。
生放送だから自分じゃ番組を見ないんだけど、
ちょっと見てみようかな。
「ホモホモセブン」「陰陽師」あたりは面白かったよな。
「ガラスの仮面」は、荻野目ちゃんのカミングアウトが凄かったし。

今日は陶芸の取材にいって、ふたつばかり茶碗を作った。
土いじりは面白いんだけど、なかなか上達しない。
たまにしかやらないのと、数作らないからだ。
前からやりたかったけど時間がないんで仕事にしちゃったんだけど、
仕事にすればしたで、好きなものが作れなかったりして問題も多い。
そろそろ基礎的なことは覚えたし、仕事を離れて作るころかな。
この次は、書か華道をやりたい。

リングスは大丈夫かなあ。
というか、大丈夫じゃないんだけど。
田村はそのうち出るだろうと思ってたけど、
生え抜きの山本と成瀬もフリーになった。
成瀬なんか、リングス辞めてなにやるのかと思ったら、新日のジュニアだ。
みんな前田には世話になってるのに、ひどいなあ。
確かに、前田にも問題はないわけじゃないんだけどね。

最近レコードプレーヤーをつないだので、古いレコードを引っ張り出して、
いろいろ懐かしく聴いている。
こないだ髪を切りにいったら『ブルー・バートン』がかかっていた。
おお懐かしい、と帰ってレコードを聴いた。
うちには、かつて集めたレコードが、
カラーボックス5杯分ほどある。
これを、なんとかもう少しましなものに入れてやりたいんだけど、
レコードキャビネットって、どこかで売ってないかなあ。
つい先日、近所の古道具屋に、
アメリカ製の小さいレコードキャビネットが出てたんだけど、
小さすぎて半分くらいしか入らない。
新品があるとは思えないんで、どこかの古道具屋に出てたら、声をかけて。
あるいは、古道具屋経営者の情報を求む。

レコードキャビネットは、案外今でも売られているらしい。
ただ、問題はデザインなんだよなー。
入ればいいってわけじゃないからね。
カッコいいのがほしいんだよな。

古い音源は、のんびりしてていい。
ここ1週間くらい、うちでパワープレイされているのは、
ティファナ・ブラスだ。
これがすごく気持ちがいい。
よく晴れた気持ちのいい日に、お茶でも飲みながらブラスを聴いてると、
交通情報でも喋り出してしまいそう。

[6.7]
ブラジル戦は、まずまずいい試合だった。
ブラジルは、やはり弱くなっている。
レオンのせいじゃなく、もっと根本的なことなのかもしれないなあ。
とりあえずは、FWのワシントンはデカイだけで精度が低くて助かった。
日本も、GKを含めたディフェンスが心細かった。
解説者がさんざん指摘してたけど、DFラインが弱かった。
ボールを持って上がられると、見ながらずるずる下がってしまって肝を冷やしたし、
最終ラインが揃った時、ふと見ると、
ゴール前にノーマークの黄色いユニフォームが数人いて、
悲鳴を上げそうになってしまう。

まあ新しいメンバーを試したんで、
コンビネーションができてなかったということだろうな。
順当にいけば、フランスと当たることになる。
それまでには解消しないとなあ。
それにしても、不調とはいえ、
ブラジルと引き分けるのを不思議とも思わないで見ていられるのは凄いことだ。
フランスに大敗したあとなのにね。

歯医者にいった帰りに、井の頭公園で宵待草に寄った。
ここは、古いつきあいの喫茶店だ。
でも、ここ数年ご無沙汰していた。
吉祥寺に何軒か店をやっているうちのひとつなのだが、
ずっと昔、事務所の下階でも、マリーズチェアという店をやっていたのだ。
お婆さんとお母さんと娘の女3代で、店番をしていた。
お母さんは、絵描きだ。
看板娘は、当時、立教女学院の学生だった。

平凡パンチが、看板娘のいる店を紹介してくれというので、
宵待草を紹介し、みんなで一緒に巻末グラビアに出た。
その後、店に顔を出したら、看板娘は怒っていた。
エッチな本を紹介したというのだ。
まあ確かに、ヌードグラビアはあったけど、エッチな本じゃないんだけどね。
女の子は、週刊プレイボーイや週刊ポストまでエッチな本だと思ってて
驚かされることがある。

久し振りに宵待草を覗いたら、知らない女の子が留守番をしていた。
3代の行方を聞いたら、お婆さんは、もう亡くなったそうだ。

そういえば、〈ユリマリ〉ってどうしたんだろう。
ジョビジョバの番組なんかに出ていたが、最近は見ないなあ。
ユリのほうだったか、うるさくないほうは、可愛かったのに。

「6.6」
ヒューストン行きの飛行機の中で久し振りに偶然会ったテニス友達の夫婦と
吉祥寺の竹爐山房で飯を食った。
5年くらい前には、同じテニススクールで毎週顔を合わせてたんだけど、
彼らが海外赴任で消えてから、飛行機の中で会うまで、
一度も会ってなかった。
案外変わってなかった。
見た目はちょっと太ったり白髪になったりしてるけど(特に夫のほう)、
中身はおんなじだなあ。
また彼らとテニスをやりたいもんだ。

学生時代の後輩が死んだ。
小さい代理店に勤めていて、卒業してからの交流はほとんどなかったけど、
ある日いきなり手紙をくれて、それ以来メールをやりとりしていた。
ちょっとシャイで人なつっこいやつだった。
勤め先のビルの窓から飛び降りたらしい。
どんなことがあったんだろうなあ。
冥福を祈る。

アカペラグループをインターネットで募集して、
井の頭公園でライブをやるというので、ちょっと見にいってみた。
まずまず歌えるところから初心者まで、いろいろだったが、
みんな楽しんでいた。
まあ素人なんだから、本人たちが楽しまなかったらどうしようもない。
客を楽しませるほどの力はないわけだし。
何グループか見た印象では、
やっぱり屋外で客を引っ張るのは、素人には至難の技だってことだ。
まわりが見えたり音が聞こえたりするだけ散漫になちゃうからなあ。

三鷹のハルピンに、餃子を食べにいってきた。
今日は、赤坂見附のサントリー美術館で琳派の取材を終えて、
吉祥寺に戻って裏千家の簡単なレクチャーを受けた。
その後、テニススクールに行く予定だったんだけど、
ちょっと間に合いそうもなかったんで、予定変更でハルピンだ。
ここは、餃子が美味しいが、お家騒動の気配が濃い。
ということについては以前書いたことがあるので省略する。
読みたい人はバックナンバーを探して。

相変わらず、洒落たハルピンと泥臭いハルピンが並んでいる。
となりの店とは関係ないという看板は、まだあったっけなあ。
ちょっと気づかなかった。
ぼくはもちろん、泥臭いほうのハルピンに入った。
エビと椎茸の焼き餃子とニラの水餃子、
ショウロンポウに焼いた春巻。
お腹一杯で、三鷹から帰る途中で、お茶屋「さらさら」に寄ろうと思ったら、
臨時休業だった。
残念。
抹茶ゼリーを食べようと思ったのに。

腹ごなしに、吉祥寺まで歩くことにして、
中央線から井の頭公園あたりをぶらぶらしながら帰ってきて、
吉祥寺駅前を通ったら、人だかりがしている。
なにかと思ったら、カメルーン戦だった。
しまったー、ビデオかけとくのを忘れたー!
急いで帰ろうとサンロードの本屋を通ったら、また人だかりがしている。
サッカーかとおもったら、漫画家のサイン会だった。
吉田戦車や相原コージの名前が見える。
なんの企画だろうと思ってたら、
面識のあるライターに声をかけられた。
どうやら、スオペリオールの企画だったらしい。
吉田も相原も、もういなかった。
とりあえず早く帰ろうと急いでたら、後を追ってきた男に声をかけられて、
サインさせられた。
早くサッカー見たいのにー。

帰ってきて、なにはともあれテレビをつけたら、サッカーは終わったところだった。
うーん、まあ勝ったからいいか。

今回の「マンガ夜話」のゲストの中で、
一番面白かったのは、なんといっても、ひさうちみちおだったなあ。
久し振りに会ったけど、ぜんぜん変わってない。
頭がよくて味がある。
ちょっとテンポ遅いけど。
それにしても、ひさうちみちおが1歳下、なぎらけんいちが2歳下。
みんな老けてるぞ。

やれやれ、やっと4日間が終わった。
今回は平和だった。
たぶん、怒る人はいなかったと思う。
ぼくは「忍者武芸帳」と「ここだけのふたり」が好きだ。
才能が美しい形に結実する理想的な作品だった。
さて、今日は早寝しよう。

「6.3」
ブラジル×カメルーンは、ひょっとしてと思ってたんだけど、
結局ブラジルの勝ちだった。
次の日本戦に、もっと本気でこられるとまずいなあ。
カナダ戦は、順当とはいえ、なかなか楽しく見られた。
オジェックの苦虫を噛み潰したような顔も、久し振りに見たなあ。
でもまあ、カナダ戦勝利はスケジュール通りで、問題はこの後だ。
はたしてカメルーンやブラジルにも、攻撃的にいくのか。

「ここだけのふたり」は面白い。
今回の中じゃ、一番好きだ。
それはともかく、ここ1週間ほど漫画読んでばっかりで、
掃除洗濯庭の草むしり、なんにもしてない。
生放送は神経が張ってしまって、帰ってもすぐには眠れないから、
睡眠不足でちょっと頭が痛いし。
とりあえず、部屋がほこりっぽくなってきた。
あ、クリーニングも取りにいってない。
メールの返事も3分の1くらいしか書いてないし。
しばらく、この状態が続くなあ。

NYに潜ませた草からの情報では、
ダサダサのヒップホップギミックをやっていたトゥー・クールは、
スコッティ・ホッティの怪我で欠場したのに続き、
グランマスターがクビになってしまった。
薬の所持で税関で止められて解雇されたらしい。
こないだクビになった解説者というか
南部の帝王〈キング〉ジェリー・ローラーの息子だし、
復帰はないだろうなあ。
ブラックマンはどうするんだろう。
HHHは、筋肉断裂で、数ヶ月単位の長期欠場らしい。
WWFもいろいろあるなあ。

あっという間に3日が終わった。
掲示板も平穏だし、結構だなあ。
今日の白土三平は、やっぱりもっと話したいことがあったけど、
これはどうやったって1時間じゃ話しきれない。
このくらいは話せるだろうと用意しといたぶんだけは、
なんとか話せたかな。
貸本全般のことにもちょっと触れたかったけど、それはまた別の回かな。

帰ってきて、そういえば映画版武芸帳やってるんだな、
とテレビをつけてみて驚いた。
映画版は初めて見たんだけど、映像を、原画から取っている。
つまり、印刷されたものを使ってるんじゃなく、
直接原稿を撮影しているのだ。
消しゴムのかけ残しとか、アミ指定の青鉛筆とかが、そのまま出ている。
そりゃそのほうがいいよなあ。
面白いアイデアだ。
さすが大島。
でも、影丸の声がいやに甲高くて貫禄がないけど、いったい誰なんだ。
へーえ、戸浦六宏かー。
そりゃまた意外。

いただきものの北海道アスパラガスを毎日食べてたんだけど、
さすがに食べ尽くした。
やっぱり旬のものは美味しいなあ。
さっと茹でたり、軽くバター炒めにしたり、
まだ固めのものをぽくぽく食べると、
香りがふわっと立ち昇って、季節のものだなあと実感する。
ごちそうさまでした。

二日目終了。
もっと少女漫画と青年漫画の優先順位の違いを話したかった。
やっぱり、大勢いるとなかなか話しきれない。
特に、長い話になるなと思うと、遠慮してしまうし。
1時間しかないから、そう自分ばっかり話してるわけにもいかないからなあ。
生放送はむつかしいや。

少女漫画と青年漫画では、構成のやり方が違う。
具体的なものを見せられれば、それは説明できるんだけど、
時間がかかるんだよなー。
パッと拡げて、ほらねってわけにはいかない。
どうもそのへん、限界はある。
短い時間で言葉にしようとすると、刺激の強い表現になったりするし、
うーん、なかなかいい方法はないなあ。

藤田和日郎は、どうやら、自分がけなされてるという意識で見てたようだ。
ぼくらは、バラエティっぽい形式を借りて、批評をしてるんだよな。
批評ということとけなすということとは、ぜーんぜん別のものだ。
寄ってたかってみんなで悪口をいって楽しもうとしてるわけではない。

それにしたって、あんなに誉めたのに、なぜ腹を立てるんだろうなあ。

土曜日の午後に、やっとフレッツADSLをけつけるというメールが届いたので、
電話しようと思ったら、平日の5時までしか受けつけてない。
だったら、どうして土曜日にメールなんか寄越すんだ。
週明けにさっそく電話してみたら、
今の電話はデジタルなので、ADSLにすると電話番号が変わってしまうことがわかった。
もう一度考えると電話を切ったが、こりゃ困ったなあ。
電話とFAXの2本引いてるから、影響の少ないFAXの番号を変えてしまおうか、
でも、それだと電話の方をアナログに戻すことになって、
結局両方変わってしまう。
どうしてそんな面倒なことになるんだ。
まったく、NTTなんてろくなとこじゃないなあ。
儲けようと思っていろんな技術を小出しにするから、そんなことになるんだ。
客の迷惑を考えてほしいよ。
うーん、それにしても、どうしたもんか。

「マンガ夜話」初日は、まあ無事に平和に終わった。
よいこは、思った通り頭がよかったので、
妙な番組にはならずに済んだ。
妙なというのは、ゲストが発言せず、
みんなで気を遣って気まずくなるようなことだ。
「キン肉マン」は、ゆでたまごの、結局唯一の財産になってしまった。
それだけ、ジャンプの典型であり少年誌の典型でもあるわけだ。
絵は下手だけど、自分で面白いと思いながら描いている楽しさがあり、
ぼくは好きだった。

さあ、明日は樹なつみだ。
どんな話になるかなあ。
計算はしていくんだけど、番組が始まればどうなるかわからない。
誰がどんな発言をして、どこに流れていくのかさっぱりわからない。
そこが面白いんだけど、疲れるとこでもある。
たった1時間の番組に、準備も含めて、
これだけエネルギー使うってのも珍しいよなあ。

「6.2」
ところで、聞いた話では、
藤田和日郎が、少年サンデーの公式サイトで怒っているそうだ。
「うしおととら」に関してなのだが、
あの回はみんな誉めすぎでつまらなないなあと思ったくらい、
全員で誉めてしまったのに、なにを怒ってるんだろうなあ。
穴は多いがそれを遙かに越えた面白い作品だと誉めたのに、
非の打ち所もないほど100パーセント完成された傑作だと誉めないと
満足できないんだろうか。
ちょっと不思議だ。

PRIDEは、藤田×高山だけ見た。
ほかのまで見ている時間がない。
とりあえず、面白かったが、高山はキレが悪かったなあ。
再登場を望む。
PRIDEの今後の方針にも合ってるから、いいんじゃないかな。
今度のルールじゃ、組技系は、これからむつかしいだろうなあ。

新しく買ったキヤノンのスキャナーも、まだうまく使えていない。
読みこんだ画像データを変換しようとしても、できないのだ。
フォトショップ形式とTIFFと汎用フォーマットにしかできない。
マニュアルを読んでる時間が現在ないんで、
こりゃまいったなあと思ってるだけだ。
「マンガ夜話」が終わったら、マニュアルを精読してみようと思ってるんだけど、
なんだかいろいろと問題は多いなあ。

東京めたりっくが経営危機だそうだ。
新聞記事が出た時点で、新規の申し込みは激減するだろうから、
とりあえず、今の形でのめたりっくは、もう終わりだろう。
経営譲渡とか、新たな資本参加とか、会社は残るかもしれないが、
厳しいことには違いがない。
ぼくは結局、当分はNTTにすることにした。
やっとNTTがフレッツADSLの工事をしてくれるようなので、
プロバイダーも早く決めなくちゃ。
でも、有線が吉祥寺をカバーしたら、乗り換えるかもね。

[5.29]
渋谷のクラブATOMにいってきた。
深夜の1時に、
円山町にあるホテルのレストランでDDTのエース高木三四郎と待ち合わせ、
ATOMを案内してもらったのだ。
最近あんまり夜遊びをしなくなってしまった。
まわりの遊び仲間が落ち着いてしまったのもあるし、
ぼく自身も、それほど心惹かれなくなってきたせいもある。
年齢のせいもあるかもしれないが、
ほかにも面白いことがたくさん出てきたせいもある。

ATOMは、DDTが毎週一回、リングを持ちこんで興行を打っている。
プロレスをやる珍しいクラブなのだ。
だから、ぼくもプロレスを見るために、ここにきたことはある。
クラブとしては、今回が初めてだ。
ATOMは、元ジーカンスだ。
といえば、思い出す人もいるかもしれない。
体感ものの豪華ゲーセンとして、一時は有名だった。
今は、クラブが2軒入っている。
オンエアとかクラブエイジアの近所だ。

一階入り口は、高木君の顔でパス。
彼は学生時代からイベントを主催してたという、
レスラーとしては珍しい経歴の持ち主なのだ。
この辺のスタッフにも、後輩が入っている。
4階は、普通のナンパフロア。
5階がダンスフロア。
6階がVIPルームだ。
女の子は金曜のほうがレベルが高いそうだが、土曜はイマイチだ。
2時ごろにDJがドラゴンに代わったら、客が一気に増えた。
やっぱり売れてるんだなあ。

VIPルームから見下ろしてると、
客がなにをしてるかひと目でわかる。
時々暴れ出す客もいるが、
DJブース脇に立ってるガタイのいいセキュリティがさっと飛んできて、
暴れる客の首根っこを掴まえて抑える。
結局5時過ぎのラストまでいたが、
みんな大騒ぎで踊りまくっていたというか、跳ね回っていた。
なんでもかけるクラブにせいもあるが、
昔のクラブやディスコみたいに、ダンスのうまい客はいない。

外に出ると、もう完全に朝だった。
いつもだったら、朝刊を読んで、そろそろ風呂にでも入るころだ。
日曜朝の渋谷には、クラブ帰りの若者がものすごい数溢れていて、
なんだか時間の感覚がおかしくなってしまう。
しかし、渋谷もけっこう平和になったなあ。
曇り空の下、汗くさい若者の集団をやり過ごしつつ、
ぼくは井の頭線で、
真樹日佐夫の書いた梶原一騎の思い出を読みながら帰ったのだった。
吉祥寺に着いたら、土砂降りになっていた。
さて、風呂に入って寝よう。

庭で「筋肉マン」を読んでいたら、蚊に刺された。
こないだまで、まだいなかったのに、とうとう蚊のシーズンか、
と痒み止めを探したのだが、
1年前にどこかにしまったっきりなので、しまい場所がわからない。
まだ使いかけがふたつくらいあったはずなので、
新しいのを買いにいくのもしゃくだし、
かといって、なにもつけないとすごく痒いし、
ちょっと困っているのだ。
あー、どうすればいいんだー。


今日は久し振りに上天気だった。
でも、ほとんど家にいた。
マンガ夜話直前で、さすがに読みかけの本を読まなくちゃいけない。
でも、明日は取材で渋谷のクラブにいく。
お姉ちゃんが横に座らないほうだ。
円山町のクラブアトムに、深夜1時過ぎに現れる予定。
夜遊びする人は集合。

夕方駅前のカフェで打ち合わせをした帰りに、
ここんとこあんまり背中が重いんで、
指圧に寄ってきた。
駅からうちにいく途中にある〈ツボしあーつ〉 というとこだ。
ドアを開けると、いきなり室内だ。
ドアの前にスリッパが並んでいるとこを見ると、
靴は脱いで入るらしい。

なんだか踊り場に靴を脱いで入ってくような感覚。

室内には、いきなりベッドがいくつも並んでいて、
女の先客がひとり、横向きになって寝ている。
ええと、どうすればいいのかな、と思う間もなく、
上着も脱いでないのに、どういう状態ですか、と聞かれ、
「あ……、首から肩胛骨にかけてちょっと……」
と答えると、
こちらへどうぞとベッドを指される。
わけもわからないまま、
入って1秒で、もうベッドに寝ていた。

30分上半身を揉んでもらうことにして、
まず左を下にして横になる。
首をぐいぐいとかなり強い力で揉まれる。
痛いくらいだが、気持ちはいい。
そのまま背中に進み、肩胛骨のまわりをほぐす。
腕と掌を軽く揉んで
反転してもう半身を揉んで、俯せになって背中を揉み、
最後に仰向けになって、前から首筋を伸ばして、30分だ。
ここんとこずーっと、体を縛られてるような感覚があったが、
終わったら全身が解放されて楽になっていた。
こんな楽になるんだったら、もっと早くやってもらえばよかったなあ。

時間のベルが鳴って、体を起こした時に、
初めて揉んでくれてる人を見た。
60代の爺さんだった。
力の強い爺さんだなあ。
それにしても、もう少しゆっくりさせてくれてもいいんじゃないか。
3000円払って外に出たら、まだ雨だった。
もう梅雨入りなのかなあ。

なんだか梅雨入りしたような雨だ。
今日は、溜池山王にいってきた。
「だサル」のネタ用に、有線ブロードバンドの取材にいったのだ。
出かける時には土砂降りで、こりゃまいったなあと思ったんだけど、

帰るころには小降りになっていた。
いっくらなんでも、まだ梅雨入りは早いよなあ。

夜には、某大手出版社を辞めて新会社を立ち上げる知人と飯。
最近、大手出版社を辞める知りあいが多い。
安定は捨てるかもしれないけど、
やっぱり、好きな仕事をやりたいよな。

[5.27]
今日は、正ちゃんが長いこと行方不明だった。
父親を怖がって近づかなかったんだけど、今日は朝から姿が見えなかった。
ひょっとして、外に出してしまったかと、
頭を抱えてしまった。
もし出てしまったんだと、帰ってきた時に家にいないと入れてやれないので、
大事な用事があったのに外出もできない。
父親が帰った夕方の6時近くになって、ひょっこり現れた。
あんなに家中探したのに、いったいどこに隠れてたんだ。
1日中飲まず食わずでトイレにもいかず、ずっと隠れていたのだ。

そんなに怖がらなくてもいいのになあ。

自転車が見つかった。
週アスの「だサル」読者からの通報で、
近所の空き地に、鍵がかかったままとめてあったのを発見。
急いで取りにいったけど、電池式のライトだけが外してあった。
あとは無事。
鍵がかかったままだったところをみると、いたずらで持ち出したのかもしれないな。

長年愛用した自転車が見つかったのは嬉しいんだけど、
もう新しいのを注文しちゃったんだよな。
いったいどうしたもんかなあ。
ひとりで自転車2台乗るのもなんだし。
まいったまいった。

ここんとこ、右肩が痛い。
それも、かなり痛い。
たぶん、腱鞘炎みたいなもんだと思う。
これまでも、時々痛くなった。
常に、神経に剥き出しの針が刺さっているような、
荒々しい痛みだ。
23年ほど前、急に忙しくなり始めたころに初めて痛くなった時には、
激痛で腕が上がらなかった。
医者にいったら、仕事を休まないと治らないといわれたが、
そうもいかないので、我慢してやってたら、そのうち治まった。
それ以来、忘れたころに、時々ぶり返す。
今までで一番効いたのは、前に仲良くしてた針師に打ってもらった
皮内針だな。
これは、炎症を解消はしないが、痛みは押さえる。
今回は、チタンテープを貼っている。
痛みは治まらないが、腕は上がる。
はたして効いてるんだろうか。

某古本サイトに、珍しく「東京物語」全10巻セットが出ているというので、
ちょっとのぞいてみた。
確かにあった。
そこは、ぼくの本をかなりたくさん置いてくれていて、
どれどれと見てみたんだけど、みんな高い。
そうほかの古本屋の相場を知ってるわけじゃないんで、
一般的な相場と比べてどうかはわからないが、
ふるほん屋はらたきのほうが、かなり安いことは確かだ。
古本が売れてもぼくは潤わないが、
新刊で買えない本は、仕方がない。
買う時には、はらたきで。
それにしても、「東京物語」って、
どうして後半があんまり出回ってないんだろうなあ。

東京ウォーカーで、カリスマ漫画家について話した。
もう出てるのかな。
写真もあったかもしれないけど、ちょっと忘れた。

[5.24]

父親が遊びにきた。
前から、家を見にいきたいといってたんだけど、
梅雨の前にということで、この時期の上京になったのだ。
ぼくの父親は、愛知県で県会議員をやってたんだけど、
5年ほど前に引退して、現在は、まあのんびりやっている。
多少は仕事も引き受けているが、週に2日ほどだ。
母親が死んで、ひとり暮らしになってしまったが、
すぐ裏に住んでいる妹にも助けられて、なんとか平和に暮らしているようだ。

ちょっと吉祥寺を簡単に案内して、家に入ったら、
正ちゃんが怖がって近づこうとしない。
来客慣れしてるはずなのに、年寄りだからかなあ。
正ちゃんは、子供は乱暴だから嫌いなんだけど、
年寄りは危害を加えないのに。
無理に傍に連れていこうとして、物凄い勢いで抵抗され、
Tシャツも穴だらけ、体は引っ掻き傷だらけだ。
Tシャツは、お気に入りだったのになあ。
どうしてあんなに怖がるんだろう。
結局、ご飯も父親のいる一階では食べようとしないので、
二階に持ってきて食べさせている。
おかしいなあ。

BS朝日で、やっと長州×小川を見た。
確かに、こりゃヘボい。
小川は、組んだ瞬間に自分の対戦するレベルじゃないのがわかったとかいってたが、
だったら、あんな舐めた態度でだらだらやるんじゃなくて、
叩き潰すべきだった。
村上以外の全員が、様子を見ながら終わってしまった。
消化不良というか、物足りない結果だった。
確かに、長州は受けてくれるプロレスじゃないと、もう無理かもしれない。
ヒクソン戦も浮上しているが、10年前ならともかく、今はどうかなあ。

友人のカップルが遊びにきて、家をひと通り見ていった。
どうもいまだに段ボール箱が積んであるのが情けないなあ。
家で猫を2匹飼ってる連中なので、猫の匂いがするらしく、
ちょっと正ちゃんも緊張気味だった。
それにしても、凄い雨だったなあ。

薔薇の葉が、どんどんなくなっていく。
虫に食われてるんだけど、もう2本、葉の90パーセントがなくなった。
殺虫剤をかけたんだけど、埒があかないんで、
仕方ないから手作業で駆除した。
葉を一枚ずつひっくり返して、小さい芋虫を見つけたら潰す。
超面倒臭い。
大雑把なところは、なんとか片づいたと思う。
しばらく様子を見よう。
ちょっと手遅れだったかな。


キネ旬の原稿がまだ書けてなかったんだけど放り投げて、
DDTのジオポリス興行にいってきた。
DDTってのは、最近元気のいいプロレスインディー団体だ。
立ち見も出る超満員だった。
第一試合:コニカマン& 北野インフェルノ vs 壱万円男& COBRA
北野とCOBRAがうまかったけど、コニカマンと
壱万円男はしょっぱかった。

第二試合:鴨居長太郎 vs MMM vs ブラックジャック・ファンク vs 佐野直

これは、4WAYのどこでもいつでもフォールできるアイアンマン戦だ。
MMMってのは、NYのHHHで、ハンマーを持ったマネージャーまでいるんだけど、
これもしょっぱい。
終わってから、お約束の駐車場編で
二瓶組長に襲われたあと、どうなったか知りたいなあ。

第三試合:菊蛇ワ光信& 蛇影 vs 「昭和」& 藤沢一生
蛇にやられた菊蛇ワは、ちょっとすれてるけど達者なもんだ。
藤沢は、カラダはあるのに、物まねばっかりしてて、
タイミングを計り損ねてお見合いすることが多い。
昭和もそうだ。
蛇影は元黒影、綺麗だけど、ちょっと印象が薄い。

第四試合:橋本友彦 vs タノムサク鳥羽 vs 石井智宏 vs 前川烈
これも4WAY戦。
タノムサクは、何度見ても怖い。
ぐにゃりと曲がる首を見るたび、いつか脊髄をやられるなと思う。
橋本は不細工だなあ。
まだ当分かかりそうだ。
石井と前川は、気合いが入っていた。

第五試合:ポイズン澤田JULIE vs 佐々木貴
澤田はブレイクしたなあ。
劇団新感線の古田新みたいだ。
案外喋りのセンスがあるし、見せ方も格段にうまくなった。
マネージャーの蛇界坊の顔も怖い。
客が一斉に振るマラカスもナイス。
でも、緩んだ腹はなんとかしないとな。
佐々木は、なかなか伸びない。
そう大きいわけじゃないから、なにか売りがないとなあ。
今は、総花的に見える。
でも、この試合は盛り上がって面白かった。
澤田の手柄だな。

メインイベント:高木三四郎 &MIKAMI& 大刀光
vs
スーパー宇宙パワー& 金村キンタロー(FMW)& エキサイティング吉田
太刀光は、DDTにおいては、場違いにデカイ。
テイカーやショーのようにデカくないところが、だいぶ物足りない。
ただデカイだけなのだ。
大相撲からプロレスに転向してもうずいぶん経つんだから、
そろそろ頭を使わないとなあ。
MIKAMIは、相変わらずうまい。
ほかのメンバーとスピードが合わない部分もあるが、
それを差し引いても、思い切りがあって面白い。
場外に何度も飛んで、大流血したが、
それを押してダイビングセントーンで勝った。
宇宙パワーは、あんまり活躍できなかった。
シングルのほうが向いてるせいもあって、ばたばたしてるうちに終わってしまった。
金村は、ハードコアを見せた。
慣れないDDTの客が引いてるほど、頑張っていた。
吉田は、悪役に転向したが、向いていない。
もともと器用ではないので、すぐ素に戻ってしまう。
アンダーテイカーになっていたが、そうは見えない。
見た目だけのものなので、面白くない。
試合の組み立てもできてなかったし、ちょっと厳しいかな。
高木三四郎は、人数が多かったせいか、やや地味だった。
エースなんだから、もうひと輝きがほしかったかな。
でも、テーマ曲がかかれば、独壇場だけど。
HIT(ハシゴ・イス・机)戦は、機能していなかった。
あんまり使いこなせてなかったのだ。
ラダーマッチにするかハードコアにするかのほうがよかったんじゃないか。

全体として、面白い興行になっていたと思う。
レスラーひとりひとりは力不足が目立つが、それを補う工夫がある。
工夫なしで面白くなれば一番いいんだけど、それはまだ先だろう。
インディーの中では頭ひとつ出てきたと思う。
また見にいこう。
楽しい気分で後楽園から出たら、
キネ旬の担当と、偶然バッタリ出くわしてしまった。
おまけに、電車に乗ろうとしたら、
飯田橋で人身事故があって、折り返し運転になっていた。
仕方なく近所で飯食って時間を潰したけど、
うーん、悪いことはできないなあ。

「5.21」
長者番付を見てたら、
大塚製薬の亡くなった社長だったか会長だったかが 紹介されていた。
大塚って、徳島の会社なんだなあ。
一太郎のJUSTSYSTEMも、徳島じゃなかったっけ。
ふるほん屋はらたきも、そのうち番付に出るかな。

團伊玖磨が、中国で亡くなったとか。
ずーっと昔、ビートルズが登場し、ヒットチャートを掻き回していた時の話だ。
今でこそ、保守的なビートルズ・前衛のストーンズなどといわれることもあるが、
当時は、男のくせに髪が耳を覆っているというだけで、
極悪人のようにいわれたものだ。
あの耳障りの悪い叩きつけるような和音に、みんな驚いたのだ。
まだ子供だったぼくは、ある時、雑誌を読んでいて、團伊
磨のエッセイを見つけた。
彼は、ビートルズ のことを、あんなものは音楽ではないと断定していた。
クラシックこそが音楽だというようなことを、彼は述べていた。
視野の狭いインテリジェンスに欠ける男だと、ぼくは思ったが、
まあそのへんは好きずきなので、彼がそう考えたとしてもなんの問題もない。
團伊
磨の趣味はそうだったということだ。
ただ、ぼくは、
この先どんなことがあっても、團伊
磨だけは信用すまいと思った。
冥福を祈る。

「5.18」
アイデアを考えて、パッサ・テンポとまめ蔵をハシゴしてたんだけど、
サンロードを通りかかったら、消防車が2台きていた。
もう放水は終わっていて、地面は濡れてたが、
どこの店から火が出たのかわからない。
あんな人通りの多いところで、大火事にならなくてよかったなあ。

さっき、コンビニにいって戻ってきたら、
突然大雨が降り出した。
ラジオの音が聞こえなくなるほどの大雨だったのに、
10分もすると、また突然やんでしまった。
昨日も今日も夏日の上天気だったのに、妙な空だ。

コミック・バンチを読んだ。
新潮社が、少年ジャンプをやめた編集者と組んで創った週刊誌だ。
はっきりいって中身は、少年ジャンプの黄金期の続編だ。
でも、おざなりに作ってはいない。
漫画誌大手の寡占状況に穴をあけようとする熱意がある。
とりあえずは、ジャンプの遺産で進むのは、戦略としては悪くない。
それをやってるうちに、新しいものが出てくるといいんだけど。
まあ出てこなければおしまいなんだけどね。
久し振りの大型創刊誌だ。
皮肉でもなんでもなく、健闘を祈る。

今日は1日ずっと、編集会議のコラムのネタを考えていた。
でも、なにも浮かばない。
ずーっとずーっと考えて、考え疲れてしまったが、まだ浮かばない。

締め切りは今日だったんだけど、浮かばないものは仕方がない。
そろそろ夜も明けるし、今日はもう風呂に入って寝てしまおう。
明日は思いつくといいなあ。

自転車を買った。
長年愛用した自転車を盗まれて、かなり腹を立ててたんだけど、
まあ、怒っててもどうしようもないんで、
建設的に新しい自転車を買うことにした。
COGGYというメーカーのを使ってたんだけど、使い勝手もよかったので、
同じとこのを買うことにする。
以前は確か、たまぷらーざ店で買ったんだけど、
検索してみたら、恵比寿にも店があったんで、
ちょっと足を延ばしてみた。
昔は、吉祥寺にも店があったんだけどねえ。

こないだまで使っていたものと同じ型は、もうない。
街乗り用の、細くて口径の大きいタイヤで、シングルギア。
ハンドルが上に曲がってたから、前のめりにならずに走れて楽だった。
似たタイプのものがいいんだけど、はたしてあるかな。
氷川神社のそばのショップには、COGGY以外にもいろいろ置いてあった。
ひととおり見たんだけど、結局、またCOGGYを買うことにする。
シングルギアではなく、7段くらいだったか、まあそんなに多段ギアではない。
ちょっと細いフレームで、女性用にも見える華奢な車体だ。
タイヤがものすごく細いので、
いつもパンパンに空気を入れてないと乗りにくいかな。

色は、好きな色に塗り替えられるというので、
前のと同じような黄色を塗ることにした。
同色の泥よけもつけて、小さいカゴとライトもつける。
できあがりは、まだひと月先だ。
ちょうど梅雨の最中だなあ。

週アスの取材で、西日暮里のPCバンにいってきた。
PCバンってのは、韓国では一般的なものなのだが、
日本でいえば、インターネットカフェだ。
でも、そんな洒落たもんじゃない。
みんな、黙々とマシンに向かって、ゲームやチャットをやっている。
韓国人は、コンピュータで遊ぶことに慣れてるなあ。

[5.16]

宝塚について書いた原稿に、宝塚から文句がきている。
非常につまらないことを、書き換えてくれといってきているのだ。
客層は大年増中心だと書いたら、「大」を取ってくれとか、
ダフ屋が活躍していると書いたら、
劇場が認めているみたいだから表現を変えてくれとか、
まあそういうことはまだいい。
なんて愚かなことを、と笑って無視すればいい。

団員の名前をいくつか挙げて、変な名前だとか人間とは思えないとか書いて、
でも舞台が始まったらそんなくだらないことは吹っ飛んでしまって感動したと書いたら、
「変」と「人間とは思えない」を違う表現にしてくれといってきた。
編集部が、事実と違っていることしか訂正はできないと断ったら、
変えてくれないと広報担当者がクビになると泣きついてきた。
もし、ほんとにそんなことでクビになるんだとしたら、
そんな宝塚という会社の体質を、社員が問題にするべきだ。
それは、まともじゃない。

違う表現にしても特に問題はないという範囲で、少し変えたけど、
基本的にはそのままの原稿を通すつもり。
だって、その名前って、
真飛聖とか、式部いろはとか、真白ふありとか、
大真みらんとか、湖咲ひよりとか、蘭寿とむとか、愛華みれとか、
未沙のえるとか、 未宙星沙とか、愛音羽麗
とか、
ほんとに凄いんだもん。
せっかくタカラヅカの舞台に感動したのに、ぶち壊さないでほしいなあ。

ここんとこ、スキャナーの調子が悪かった。
かなり前に買ったHPのスキャンジェット4cを使っていたのだが、
どうも3回に2回くらいしか認識しないし、
カラーでスキャンすると、画像の一部に影ができてしまうし、
調子が悪かったのだ。
修理に出そうかとも思ったのだが、
最近はスキャナーもどんどん安くなってきたので、
修理代よりも買ったほうが安そうだ。

4cを買った時には、いくらだったかは忘れたが、高かった。
「だサル 」の何巻だかにそのあたりは出ているはずだが、
かつてはスキャナーも高級品で、とんでもなく高かったのだ。
よし、思い切って買ってしまおうと、
新宿にいったのだ。
いやー、安かった。
キャノンの2400dpiを買ったのだが、
すごく小さくて薄い上に、2万円台だ。
信じられない。
もっとも、4cと比べれば、小さい分遅いし、取れる画面もやや小さい。
でもまあ、充分だよな。
しかし、いつ取り替えられるかなあ。

東京ウォーカーが、漫画関係のインタビューにきた。
編集者は、前にメールをくれたことがあるという。
彼はぼくが描いた「東京物語」が好きで、
2年ほど前、まだ学生時代に、
自分のHPに「東京物語」についての文章を書いたので
リンクさせてくれというメールをくれていた。
それが、編集者になって、今度はインタビューにきたのだ。
最近は、子供のころから読んでましたといってくる編集者が増えている。
自覚はないけど、俺ってやっぱり25年やってるんだなあ。

さっき、近所のスーパーにいったら、山田詠美とばったり出くわした。
「お宅の夕食は?」とカゴを覗きこまれたが、
ふと思い出して、 そのうち出そうと思っている「秘密の手帖」という本の解説を
書いてくれよ、と頼んだ。
こいつには貸しがあるので、もちろん快諾を受けた。
本を読めばわかるが、解説くらいは書いて当然の貸しなのだ。
うーん楽しみ。
でも、早く出さなくちゃな。
まだなんの準備もしてないからなあ。

某社が、携帯配信漫画の依頼にきた。
かなりちゃんとしていたので、できる範囲で引き受けることにした。
ありものを加工するか、新作にするか、まだ決めてないが、
ありものでも、あんまり世間が知らないものにしたいな。
まあスタートは夏以降だけど。

タジリがRAWのダークカードに登場した。
アメリカのWWFという団体がやってる週一回の大きなショーに、
日本人の、大日本プロレスを飛び出してアメリカのECWにいき、
それが潰れてからWWFと契約したという話だけ伝わっていたタジリが、
やっと登場したのだ。
キャラクターは相変わらず怪奇派東洋人。
ひとことも喋らなかったらしい。
まあ英語はほとんど喋れないんだけど。
成功を祈る。

[5.10]
どうも連休後半以来、体調がいまいちだ。
熱も7度2分から下がりきらないし、咳が出る。
大したことないのが、また中途半端に辛い。
すごく悪くなってしまえば休むんだけど、
それほどでもないから仕事してると、腰や肘が痛い。
今日の昼に咳止めを飲んだんだけど、
仕方ないから、今度はバファリンを飲んだ。

これでとりあえず、熱は下がるだろう。
やっぱり、風呂上がりに裸でうろうろしてたからかなあ。

サトウのメンチをもらった。
吉祥寺のダイヤ街にある「肉のサトウ」の名物だ。
いつも、大行列ができている。
一度食べてはみたいが、並ぶのはいやだったんだけど、
これで並ばずに食べられた。
噂通り、デカイ。
直径10センチくらいの球形だ。
なかなかジューシィで美味しかった。
夕食夜食次の日の昼飯と、3回で5ケ食べた。
さすがに、ちょっと胃がもたれる。

以前、サトウの隣の、やはり大行列のできる小笹の羊羹も、
並ばずにもらったことがある。
それも、2度も。
2回とも同じ相手からもらった。
吉祥寺のタウン誌のギャラを、現金ではなく羊羹でもらったのだ。
ギャラが安いというので、だったら羊羹払いにして、とわがままをいって、
行列させたのだ。
あれも美味しかった。
ちょっと水羊羹みたいだったけど。

サッカーを、久し振りに仕事しながらではなく見た。
ヴェルディとレッズ。
今じゃ井原もレッズだし、ヴェルディには前園も武田もいる。
おまけに、解説はアジアの大砲高木だ。
ああなんだかタイムトリップしたみたい。
でも、ゲームはなかなか楽しかった。
田中のドリブルも見られたし、トゥットの独走もあったし、
三浦淳の芸術的シュートも飛び出したし、見所は多かった。
共に今年は下位にいるチームだけど、よく闘った。
さあ、ピクシーが現役でいるうちに、見ておかないとなあ。

昨日の川崎球場で、場内を歩いていたら、
混んでたせいもあって、前からきた男と激突してしまった。
目から火が出るという言葉通り、猛烈な火花が出た。
その男の前額が、ぼくの鼻柱に激突したんだけど、
しばらくは、
涙をぼろぼろ流すだけで、声も出せなかった。
電流爆破より痛かったんじゃないかなあ。
今日も、まだ痛い。

朝起きたら、7度8分あった。
うーん、こりゃいかん。
でもまあ、話すだけだしなんとかなるかな。
ぎりぎりまで寝て、毛糸のベストをバッグに入れて出発。
今日は、屋外だから、きっと夜は寒い。
熱はまだ下がらないので、バファリンを飲む。

川崎球場跡は、見事に跡だった。
2度ほどきたことがあるが、あの時の面影はない。
ただの平地になってしまった。
受けつけでスタッフパスをもらい、杉作を捜す。
右側の倉庫がレスラー控え室になっていて、
覗いたら、天龍や北原がいたが、杉作はいない。
スタッフ控え室から出てきた荒井薫子にも聞くが、知らないという。
携帯に電話してやっと掴まえ、席を作ってもらい、簡単な打ち合わせ。
杉作はぼくに、社員になるから新団体を作れと、さかんに薦める。

第一試合、リッキーその他。
平凡。
第二試合、新宿鮫×パスカ。
パスカの非力さ加減が驚異的。
第三試合、荒井薫子と谷口知美遺恨戦。
でも、目玉は、サバイバル飛田とおそろしゴリラだ。
このふたりの才能のなさは怖ろしい。
投げやりさ、場を読むセンスのなさは、特筆ものだ。
それが、怖ろしく新鮮に映って面白い。

第四試合、リッキー・バンデラス×チョコボール向井。
IWAヘビーを賭けている。
それで、入り口にキニョネスがいたんだな。
バンデラスは、小型HHHって感じだが、
まだ、やや経験不足だ。
まずまずのレスリングをしてたから、また呼ばれることもあるだろう。
向井は頑張ってるんだけど、ここまでなのかもしれないなあ。

第五試合、井上京子&元川恵美×浜田文子&AKINO。
やっぱり、浜田娘はセンスがよくて華がある。
第六試合、マンモス佐々木×金村キンタロー。
事故だったんじゃないかな。
6分くらいで見せ場を作らないうちに3カウント聞いてしまった。
第七試合、GOEMON&怨霊×スペル・クレイジー&スーパー・ノバ。
これの解説が、ぼくの本日の仕事なのだ。
いやーGOEMONも出世したなあ、というようなことを話したのだが、
アナウンサーに、手塩にかけたような気分じゃないですかと聞かれて、
つい、一生懸命ギミックを考えてよかったといいそうになってしまった。
危ない危ない。

ここで15分の休憩になったので、クレイジーの控え室にいく。
今日は、タジリの友人がきているので、
最近消息を聞かないタジリの話を聞こうと思ったのだ。
クレイジーは、ECWでずっとタジリと行動を共にしていて、
一時はいっしょに住んでいたこともある。
タジリは、WWFと契約したという話が伝わってきたっきり、
とんと音沙汰がない。
控え室にいったら、頭から湯気を立てて、まだ着替えもしてないクレイジーがいた。
この番組のコメンテイターだと自己紹介したのが効いたのか、
すごく愛想がいい。
タジリは今はどうしてるんだと聞いたら、
なんと、今度のRAWでWWFデビューだという。
おまけに、昨日東京のジムでいっしょにトレーニングしたという。
何だ、日本にきてたのか。
いやー、しかしよかったなあ。
小鹿を裏切ってまで、大日本を飛び出した甲斐があったというものだ。
それにしても、クレイジーの英語は下手だった。
よくあれでアメリカで暮らせるな。

第八試合、冬木弘道×天龍源一郎。
レフェリーが阿修羅・原ってとこがミソだ。
原の登場時に、「あ〜しゅら〜」というテーマソングがかかって、
ちょっと恥ずかしい。
正面からぶつかって、天龍の勝ち。
天龍は、相変わらず受け身がへたで、受けたがらない。
最後は、原がふたりを握手させて、めでたしめでたし。

第九試合、ハヤブサ&G・サスケ×黒田哲広&ミスター雁之助。
ハヤブサの復帰戦なんだけど、電流爆破。
パンパンいくつか花火が飛んで、最後にデカイのがいっせいに爆発。
4人とレフェリーはずっと倒れてたのに、サスケはすぐ起きてしまい、
見回したらまだ誰も起きてなかったので、また寝た。
サスケは、キレが悪い。
かなり体調も悪そうだ。
雁之助は、もう回復したのかなあ。
ハヤブサは、大丈夫そうだ。
ガンガン飛んでたし、身も軽そうだ。

興行は、まずまず成功だったといっていいんじゃないかな。
客もまあ入ってたし、やや受けは悪かったが、
明るいうちは集中できないしなあ。
いろんな仕掛けも、まあまあ成果あったといっていいだろう。
でも、もうひと皮剥けないとなあ。

帰りに川崎駅のホームに出たら、斎藤清六がいた。
ずっと昔、ぼくと杉作のトークショーにきてくれたことがあったので、
いちおうちょっと挨拶しておく。
すっかりただのハゲオヤジになっていた。
もともとただのハゲてないオヤジだったんだけどね。
今日は、寒かった。
体調も悪かった。
帰ってきたら、新日の生放送、小川×長州があったことを思い出した。
録画しておこうと思ってたのに、すっかり忘れていた。
アシスタントに電話して録ってあるかと聞いたら、
アシスタントも忘れていたことが判明。
まいったなあ。
とりあえず、今日はもう寝よう。

[5.8]

テレビのレッドソックスとマリナーズを、聞くともなしに聞いていたら、
ゲストらしい女の声が時々聞こえる。
素人丸出しのくせにでしゃばってくる、うっとおしいやつだなあと、
ちょっと不快に感じていた。
誰だかわからないが、野球で人生なんかを語ったりして、
野茂やイチローがもっとも嫌いそうなゲストなのだ。
最後に、アナウンサーが森口さんといったので、森口博子だとわかった。
せっかくの楽しいゲームが、ちょっとやな感じになってしまった。
まあ森口ファンってのもどこかにいるんだろうから、しょうがないけどね。

5日は、川崎球場跡地で、FMWのイベントがある。
また、電流爆破だ。
ハヤブサと雁之助が復活して、天龍と冬木が闘う。
ぼくは、ゴエモン・怨霊×S.クレイジー・ノバの解説だ。
でも、昨日から夏風邪っぽくて、7度3分ある。
まあ食欲はあるから、大丈夫だけどね。

「ショコラ」を見た。
ちょっと小じゃれた小品かな、と思って見たのに、
いやー、すごく面白かった。
驚くほど完成度が高く、うまくできた映画だった。
脚本も演出も俳優も、腕のいいのを集めて頑張ったなあ、
という映画だ。
2時間以上あるのに、長さを感じさせない。
うまく作ったなあと感心しながら、あっという間に見終わってしまう。
そんな映画だ。
なんだかちょっと嬉しかったな。

宝塚劇場の「ベルばら」も見た。
こちらも、物凄く面白かった。
想像していたものとはだいぶ違ったが、
期待を遙かに越える面白さだったのだ。

宝塚は、歴史に支えられた完成度とレベルの高い、
ハードルの高いパフォーマンスなのかと思っていたのだが、
案外の敷居の低さに驚いた。
つまり、けっこう低いところに合わせてあるというか、合ってしまっているのだ。
作編曲は、歌謡曲テイスト全開で、センスもかなり古くてダサダサ。
正直いって新宿コマ座長公演風だ。
生バンドは、曲によってはかなり音が薄い。
演出は、原作が長いせいもあるだろうが、
はしょりすぎで、粗筋を見ているようだ。

でも、宝塚の面白さは、そういうところにはない。
幕が開いた瞬間、そのあまりの華やかさに圧倒され、
感動してしまう。
出演者が総出で、華やかな衣装に身を包んで舞台に並び、
電飾と薔薇とレースに彩られて歌い踊ると、
一瞬で舞台上には、違う世界が、仮想空間が現出する。
客のニーズを敏感に感じて、それに見事に応える。
ヅカファンは怒るかもしれないが、
ドサ周り劇団なんかと同じといってもいいだろう。
初心者もリピーターも、誰が見ても楽しめる舞台なのだ。

今回の主役は、稔幸だ。
なんて読むのかというと、みのる・こうだ。
宝塚は、変わった名前が多い。
夢輝のあとか、真飛聖とか、式部いろはとか、真白ふありとか、
大真みらんとか、湖咲ひよりとか、蘭寿とむとか、愛華みれとか、
未沙のえるとか、 未宙星沙とか、愛音羽麗とか、
みんな、どうしてこんな変な名前をつけるんだろうなあ。
この辺の趣味は、よくわからない。

稔幸は、今回の公演でもっとも華やかだ。
素顔はわりとさっぱり系なのに、
メイクをすると目鼻立ちが大きく、主役らしく舞台を制圧する華やかさだった。
ただ、活舌というか滑舌というか、それが非常に悪い。
早口が癖らしく、台詞の後半が省略されてしまって、
なにをいってるのか、よくわからない。
あれでは、宝塚を辞めたあと、商業演劇では通用しないんじゃないかな。

幕が下りた後、後ろの席に座っていたオバサンが、
うっとりと呟いた。
「キレイだったわねえ」
そうなのだ。
溜息を誘う、人生を圧倒する過剰さ。
それが宝塚ファンの求めるものなのだ。

「5.6」
GAORAのWCWサンダーを、ビデオに録ってあったんだけど、
さっきやっと見た。
がっかりだった。
番組はWCWサンダー総集編になっていて、それ自体は悪くはない。
でも、番組欄には「3.26フロリダ州パナマ・シティ」の興行をやると出ているのだ。
そのころのナイトロで、マクマーンが出てきてWCWの買収を宣言したはずだ。
3.26の時点で、まだWCW があったかどうかわからないが、
きっと最後のWCWが見られるなと思っていたのだ。
だから、総集編だったのは、その意味でがっかりだった。
それにしてもDDPは、あのころからヘボいなあ。

パンチくんからメールが来た。
30日1日の両日、「真夜中の王国」に出るそうだ。
円周率という役をやると書いてあったが、よく意味がわからん。
パンチくんってどんな人というメールがよくくるので、
興味がある人は、ここでチェックだ。

柏餅をもらった。
春には桜餅、初夏には柏餅、日本はいいなあ。
桜餅は、関西系のほうが好きだけど、それはともかく、
学生時代に、ガールフレンドの家にいったら、桜餅を出してくれたことがある。
ぼくは和菓子は好物なので、
葉といっしょに春の香りを味わいながら美味しくいただいた。
そしたら、その一家が、とんでもないものを観たという顔で、
ぼくをまじまじと見ているのだ。

ぼくが桜餅に巻いてある塩漬けの葉を食べたことが、
その一家には驚きだったらしいのだ。
和菓子の食べかたも知らないやつだと思ったらしいのだ。
「桜餅の葉は食べるでしょう」
ぼくがいうと、小さい会社を経営している父親がいった。
「じゃあ、きみは柏餅の葉も食べるのか」
そして、みんなで大笑いした。
桜餅の葉は食べるものだとぼくがどんなにいっても、
その一家は笑うばかりだった。
それ以外では、常識のある家だったのに、
今でも不思議だなあ。

桜餅の葉は、食べる説と食べない説とがある。
食べないのが普通だと和菓子業界の人がいっているのも読んだし、
葉脈が嫌だという人もいたし、
葉を何枚も使ってあれば、それは食べきれないだろう。
ぼくの家では、普通に食べてきたし、食べて美味しいものだとも思う。
葉自体も美味しいし、葉の塩味が餡の甘さを引き立てているとも思う。
食べない人もいるのは知っているが、
それが間違っているとは思わない。
食べるか食べないかは、文化の違いのようなものだろう。
どちらかを選んだからといって、
もう片方を否定するようなことはしたくないなあ。


近所の善福寺公園に散歩にいった。
ここは広いんだけど、いついってもすいている。
井の頭公園みたいに、週末には入場規制しそうなとことは違う。
井の頭公園もいいとこなんだけど、気に入らないところもある。
それは、見るだけで触ってはいけない公園だってとこだ。
コンクリートの柵が公園すべてに設けられていて、
芝生にも入れないし空き地にも立ち入れないし水にも触れられない。
それは、事故が起きないようにってことだったり、
美しく保てるということだったりするんだろうが、
ぼくには、つまらない。

ぼくは、池の端に降りて水に触れたいし、森を巡って木に触れたい。
管理してやるから見るだけにしとけという姿勢が、ぼくは好きではない。
以前、国分寺の駅で切符を買おうとしたら、
貼り紙がしてあった。
「切符が出てからお取りください」
そこには、そう書いてあった。
切符が出る前に取れるとは思えないが、
そんなことまで管理してやらないと一般人は生きていけないという、
管理者の奢りが見える。

それは、すべてを管理下に置きたいという意味でもあるし、
利用者を信用していないということでもある。

善福寺公園は、比較的ゆるい。
柵はあるが、越えようと思えば越えられる。
池に降りようとすればできる。
だから、ぼくは好きなのだ。
井の頭公園ほど綺麗じゃないし、大した設備もない。
でも、その代わりに木があって雑草があって池がある。
公園は、それで充分だと思う。

「電撃ネットワーク」のライブにいってきた。
渋谷の、オンエアええとイーストだっけ、ウェストだっけ、また忘れた。
今日は、会場でパンチユーホーくんと待ち合わせてたんだけど、
入ったら、関係者スペースに寂しそうにしてるパンチくん発見。
ぐるっと見回したら、けっこう知りあいと、顔だけ知ってる人がいる。

FMWのエース、ハヤブサ発見。
怪我してたんだけど、5月5日に川崎球場跡のイベントで復帰することになった。
もう完全に治ったのかと聞いたら、すっかり完治してると笑顔で答えたんで、
たぶんほんとに大丈夫だと思う。
雁之助も、復帰しても平気らしい。
よかったなあ。

K-1の宮本が、安生といっしょにきていた。
アブダビコンバットで優勝したばっかりのパンクラスの菊田もいた。
おめでとうといったら、ちょっと照れてるとこが偉い。
まだ天狗になるのは早いからな。
エスパー伊東に紹介された。
別に紹介してほしかったわけではないが、
強引にされてしまった。
いしかわさんのファンだから、なんでも知ってますよ、
と不気味なことをいう。
といっても、吉祥寺に住んでて血液型がB型だってことくらいだったけどね。

ふと横を見たら早坂よしえが いたので、
「マンガ夜話」で会ったの覚えてるかと聞いたら、
「え……漫画いわ?」とわけのわからない顔をしていた。
もうおまえは2度と呼んでやらん。
ずっと昔の某アイドルが前に立っていた。
この子は、某地方の興行会社、つまりヤクザの娘だ。
まだ芸能活動してるのかなあ。

電撃のライブは、パワーアップしてて面白かった。
クラブイベントっぽい作りが、なかなかカッコいい。
まあそれは最初だけで、あとはいつもの演し物なんだけど。
でも、2時間飽きさせないで引っ張れるのは、だいぶ上達したなあ。

ところどころオチてないところもあるが、
全般的にいって、質は高い。
もっと大きいとこでできてもいいのに。
ちょっともったいない。


終わってから、会場で軽く打ち上げ。
まだ明日ワンステージ残っている。
南部は体中怪我だらけで、ふらふらになっていた。
まさに体を張ってるからなあ。
原チャリできてるというパンチくんと別れて、麗郷で飯を食って帰った。
昼間はキネ旬版マンガ夜話の座談会だったし、
今日も仕事にならなかったが、まあ面白かったからいいや。

[5.1]

仲のいい編集者と吉祥寺でちょっと飲んで、
帰りにあんまり肩が凝ってるんで指圧にいこうと思ったのだ。
家に帰る途中に、午前3時までやっているとこがある。
ところが、窓からのぞいたら、順番を待ってる人が、ふたりもいた。
午前2時なのに。
仕方ないので、肩は凝ったまま帰ってきた。
明日こそいきたいなあ。

鈴木みそにサクラネットを薦められた。
HP容量100MBで、独自ドメインも取れて、アドレス取り放題。
ということなんだけど、サクラネットってどういうとこなんだろう。
会社案内は見てみたんだけど、もうひとつよくわからない。
あんまり小さいとこだと安心できないしなあ。

残間里江子の事務所と都市公団とで、
多摩地区のいろいろについてヒアリングにきた。
残間里江子は、明治の同期だ。
彼女は短大だけど。
といっても、在学中には面識はなく、
以前明治大学が高層ビルを建てて名前を一般公募し、
その審査員を頼まれた時に一緒になった。
ちなみに審査員は、
総長・学長・理事長・体操の塚原その他だ。
あまりいい名前がなくて弱った。

今年の連休は、スケジュールが楽だ。
昔は、休み前っていうと書きだめが大変だったけど、
最近はどこの編集部も、合併号にして世間といっしょに休むようになった。
おかげで、書く側も楽になった。

アメリカでは、プロレスのマネして屋根から飛び降りて
怪我したりする子供が増えてるらしい。
空中殺法は派手で見栄えがいいけど、もちろん危険も多い。
素人がやっても怪我するだけだ。
WWFを見ていると、レスラーが出てきて、
俺達はトレーニングしてるけど怪我とは隣り合わせだと
アピールするスポットを流すようになった。
「Don’t try this at home」
危険は俺達にまかせろと彼らはいうんだけど、
やっぱり、子供はマネしちゃうよなあ。

集英社の新スポーツ雑誌「Sportivaスポルティーバ」が出た。
週刊プレイボーイ編集部の編集で、
ぼくも、こないだのレッスルマニア観戦漫画を、カラー4ページで描いている。
あのイベントを描くには、もう少しページがほしかった。
でも、カラーは大変だけど。

「BSマンガ夜話」第18弾は、5月の28日から31日までだ。
今回の少女漫画は、
珍しく岡田が、彼女なら話すことがあるという樹なつみだ。
それにしても、「キン肉マン」の日に
グレチキを呼ぶのはやめてくれというメールが多いのは面白い。
そんなに駄目かなあ。
一回目なんか面白かったと思うけど。
確かに、彼らの大騒ぎで時間がなくなるという面はあるんだけど、
まさにファン代表だし、あれもありだと思う。
毎回はちょっと勘弁だけどね。

[4.29]
レッスルマニア]-7をテレビで見た。
現場で見てるわけだけど、解説が入ると、また違う。
4時間みっちり見てしまったが、うーん、飽きないなあ。
それまでの流れを知っていても面白いし、
知らなくても充分楽しめる。
日本のプロレスとはかなり違うが、
これはこれでひとつの確立された質の高いエンターテインメントだ。
あさってGAORAでやる、最後のWCWサンダーも見れば、
アメリカンプロレスの現在の状況がわかる。
それにしても、マクマーン一家のひとり勝ちだな、
少なくともプロレスに関しては。
さて、とっとと仕事しよう。

今夜の2時過ぎから、日テレでやる「マンボキングス」はお薦めだ。
9年前の映画だけど、管をふんだんに使ったラテンバンドもの。
はっきりいって映画自体はB級だが、音楽がいい。
ぼくは輸入盤屋を漁ってサントラを購入し、さんざん聴いた。
今でも、たまに引っ張り出して聴く。
やっぱり、音楽映画はいいなあ。

ラジ@は、今週オンエアだった。
おまけに、当分データを置いとくのかと思ってたら、来週までだった。
セクシートークをお聞きになりたいかたは、お早目に。

FMラジオを室内で聞くと、けっこう電波が届かなかったりして、
音が悪いことがある。
ぼくは以前通販で買ったアンテナをステレオにつけてるんだけど、
どうもいまいちで、人が動くと、ザーザー雑音が入ったりする。
みんなどうしてるんだろう。
なにかいいものはある?
テレビのアンテナをつなぐって手はあるんだけど、
うちはケーブルテレビなんだよな。

朝日の日曜版で、さいとうたかをが、インタビューに応えている。
それによると、彼は映画をビデオで週に10本見ているそうだ。
ただ、忙しいので、早回しで、1本あたり15分で見ているそうだ。
それを「映画を見ている」と称するのはいかがなものか。
本の目次を見て読書したといってるようなもんだと思うのは、ぼくだけか?

アメリカの大学って、入学は9月で、卒業は何月だっけ。
入学から卒業までって、丸4年だったよなあ。
うちの娘も、確かそろそろ丸4年経ってるはずなんだが、
まだ卒業じゃないみたい。
どうなってるんだろうなあ。

自転車を盗まれたようだ。
さっき、外から帰ってきて、車を車庫に入れようと思ったら、
車庫の片隅に置いてあった自転車が、なくなっていた。
コギーCOGGEYというメーカーの、ちょっと変った形の黄色い大きな自転車で、
ぼくはずっと気に入って乗っていたのだ。
もう10数年になると思う。
傷だらけで、部品も取り替えてガタがきてたが、
すごく好きな自転車だったのに。
あれは小柄な人は乗れないし、
売ったって古くて値段はつかないと思う。
いったい、誰が盗んでいったんだろうなあ。
鍵だってかけておいたのに。
腹が立つというよりも、悲しくなっちゃうよ。

自転車は、どうやって盗んだんだろう。
いつやられたのか、よくわからないんだけど、
道路からは扉で隔てられてるから、あれを開けなくてはいけない。
鍵もかかってるから、それもなんとかしなくてはいけない。
おそらく、下見をして、自転車に鍵はかかっていて動かせないが、
持ち上げれば移動はできるということを確認して、
夜中に車できて、そっと扉を開け、鍵のかかったままかついで車に積み
逃亡したということではないかと思う。
しかし、そんなに盗むほどの価値があるのかなあ。
こんなのなんだけど。

「フロムK」 より抜粋

昨日は、週アスの取材で、
風俗の女の子が喋ってるインターネットラジオに出てきた。
これで、旅行で遅れていたスケジュールに、完全に追いついた。
吉祥寺に帰って夕食を食べたら、気が緩んだせいか、
もう眠くて起きていられなくなった。
8時過ぎに、ちょっとだけと思ってベッドに潜りこんだんだけど、
目が覚めたら深夜12時だった。
もう起きられなくて、風呂にも入ってないし歯も磨いてないのがやだったけど、
コンピュータの電源を落として明かりを消して、
そのままもう一度寝てしまった。
目が覚めたら、朝の7時だった。11時間ほど寝たことになる。
こんなに寝たのは久し振りだ。
まだ眠いんだけど、とりあえず起きることにする。
正ちゃんに夜食をやらなかったので、
腹が減ったとうるさい。
なんとか旅行疲れも解消したかな。

インターネットラジオは、アスキーのやってる「ラジ@」だ。
番組は、「Hanaのピロートーク」だ。
池袋のヘルスの現役風俗嬢の花ちゃんが、
毎晩3時5分から、5分間の帯で話している。
それに1週間分出演したのだ。
エッチな話はまったくしなかったから、
これを毎晩聞いてる若い男には邪魔だったろうなあ。
URLは、
http://www.radiat.net/
来週月曜からか、再来週なのか、それは知らない。

宝塚の「ベルばら」の取材を申しこんだら、もうとっくに席が満杯だった。
全公演の全席が、すでに満杯だったのだ。
さすが宝塚なのか、さすが「ベルばら」なのか、
なんにしろ困ったなあ。

[4.22]
やっといつものペースに戻れた。
ヒマになったというわけではないが、いつものスピードに戻れた。
これで、今夜からもう少し寝られるだろう。
近いうちに休日を作って、きちんと寝て疲れを取ろう。
疲れた時に休まないで騙し騙しやってると、
ずーっと疲労を引きずって慢性になってしまう。
こうなると、なかなか抜けないんだな、これが。
早めに休めば1日ゆっくり寝るだけで済むのに、
先に延ばしてると、結局完全休養を取ることになる。
それはわかってるんだけど、やっぱり目先の仕事に追われると、
休めないんだよなあ。

今日は午後から雨も上がって、いい天気になった。
近所を歩くと、どこの庭にも花が咲いていて、気持ちがいい。
このあたりは庭の広い家が多いから、花や緑も多い。
道も住宅地にしては比較的ゆったりしてるから、
散歩にはいい。
今はみずき系の花が清楚に綺麗だ。
もうじき、躑躅が咲き誇る季節になる。
あの圧倒的な量も好きなんだよな。
それにしてもうちの庭は、もう少しなんとかならないもんか。
なにか植えたり、変な場所に植えてあるものを移動したりしたいんだがなあ。
まあ仕方がない。

漫画家のあすなひろしが、亡くなっていたらしい。
繊細な線の繊細な物語を描いていた人だ。
本人は肉体労働者風の風貌だったのに、
描くものはそれに似合わない繊細なものばかりだった。
年をくったり仕事がなくなってきたりすると、
作風を変える人も多いけど、この人はずっと一貫していた。
近年は不遇だったけど、忘れられない漫画家だった。
冥福を祈る。

やっと今日明日くらいで、旅行の遅れを取り戻して、
いつものペースというか、いつもの忙しさに戻りそうだ。
ここ2週ほど、さすがに周りを見ている余裕がなかった。
やらなくちゃいけないことがいっぱいあったのに、
みんな後回しにしてたからなあ。
やっとこれで、いくつか手をつけられそうだ。
ところで、新しいプロバイダーは、
ASAHI-NETかめたりっくにしようと思うんだけど、どうかな。

電撃ネットワークの南部が電話してきて、
27日のライブにきてくれという。
現在、全国ツァー中らしい。
27日には、渋谷のオンエア・イーストだったかでライブがある。
それにきてくれというのだ。
ここんとこ、ちょっと見にいってなかったから、
久し振りに顔出してみようかな。
それまでには仕事が山越してるといいなあ。

WCWサンダーの3月12日ぶんを見ていたら、
解説をしている新日本プロレスのリングアナウンサーが、
非常に馬鹿なことをいっていた。
アメリカンプロレスの悪いところは、カメラに向かってアピールする時に、
相手に背を向けてしまうことだというのだ。
それは闘いじゃないとかいうのだ。
アメリカンプロレスはそういうところから直していかないと、
とか偉そうなことをいうのだ。
ほんとにセンスがないなあ。
アメリカンプロレスと日本のプロレスが違う種類のものだってことが
理解できないんだな。

こいつは、田中っていうんだけど、ぼくは信用していない。
どうしてかというと、口ばっかりで、実行が伴っていないからだ。
サンダーの中継の中で、 レイ・ミステリオやコナンなんかのアメリカンレスラーが
ピアスやネックレスをつけたまま闘っているのを指して、
あれは危険だと再三指摘していた。
相手の指でも絡んだら傷めたり骨折することもあるといっていた。
それは間違ってはいない。
スタイルの違いもあるから、一概にはいえないが、ぼくもあんまり好きではない。
田中は、それをさんざん番組中に罵って、
WCWじゃ知らないが、新日本のリングに上がったらあれは許さないと公言していた。
でも、WCWからキッド・ロメロって下っ端レスラーが新日本にやってきて、
ネックレスをじゃらじゃらつけてプロレスしてたのに、
田中はなにもなかったような顔で、横に立ってコールしていた。
きっとリング上でネックレスをむしり取るだろうと思っていたのに、
結局、口だけだったんだなあ。
ちょっと恥ずかしい。

まあしかし、そんなことより、こいつの雑文集のデザインをなんとかしてほしい。
この男は、昭和30年代のエロ本みたいな凄いデザインの本を何冊も出している。
イラストも酷すぎるがデザイン自体も酷い。
大した本じゃないから、どうでもいいといえばいいんだけど、
こういうところから直していかないと、
日本の出版状況はよくならないんだよな。

なかなかヒューストン編を書けない。
そのうち出すプロレス本に入れるために、ちょっと忘れないうちにも
書いておきたいんだけど、なかなか時間がない。
写真も整理してないし。

「4.19」
反町まで、フォルクローレのライブを聴きにいった。
マヤって日本人のグループなんだけど、なかなかうまい。
気になったのは、服装だ。
ヒップホップ系の音楽をやる人は、みんな黒人みたいな服装になる。
フォルクローレをやる人たちも、やっぱりいかにもって服装になるんだよなー。
具体的には、ペルーの貧乏人みたいな感じになるんだけど、
ああいうのは、しょうがないもんなのかなあ。

三波春男が死んだのには驚いた。
まだ早い。
ぼくがずっと以前に描いた「約束の地」という漫画に、
「村田春男」という男が出ていたが、
あれは名前は村田英夫とくっつけたんだけど、
存在は三波春男そのものだった。
その名前は、後輩のすのうちさとるが考えたんだけどね。

三波春男は、流行歌手であるに留まらず、
意欲的な試みをした人だった。
声明や祭文語りをステージでやっているころ、なんとか見に行こうと思って、
事務所に電話してスケジュールを確かめたけど、
地方営業ばっかりで、関東近郊ではやってなかった。
つまり、やっていることの意味ほどには、
中央で認めてくれる人はいなかったわけだ。
ついに、生で見る機会はなかったのが残念だった。
冥福を祈る。

久し振りにカツ丼を食べた。
どう考えても栄養が偏ってるから、たまにしか食べないけど、
たまに食べたくなるんだよな。
だいたい年に何回か、缶詰のミカンが食べたくなる。
インスタント焼きそばが食べたくなる。
食べたからって、ものすごい満足が得られるってわけでもないんだけど、
なぜかふいに食べたくなるんだよな。
毎日食べてると栄養障害を起こしそうだが、
たまにならいいだろう。

大学時代の後輩が、体調がおかしくなって医者にいったら、
なんだか大層な病名を告げられた。
ことによったら死に至るかもという病気だ。
長い間、そいつは病院に通ったが、さっぱり快方には向かわなかった。
そいつが卒業して1年ほど経ち、久し振りに会ったんで、
その後病気の具合はどうだと聞いてみた。
一応就職もして、入院したという話も退職したという話も聞かないので、
きっと完治したのだろうと思ったのだ。
そいつは、なんでもなかったことにのようにいった。
「ああ、あれ栄養失調でした」
昔はみんな貧乏だったからなあ。

「4.16」
懸案になっていた新しいプロバイダーだが、
AT&Tにしようかと思っている。
現在HPを置いているJustNetは、
URLが変わるのもいろいろ問題があって、結局、当分残すことにした。
ふたつのプロバイダーと契約するわけだ。
かなりたくさんのプロバイダーを比較したが、
AT&Tは、HPの割り当ても比較的大きいし、
安定もいいようだし、新技術への対応も早かった。
海外でも、メールが使いやすいし、なかなかいいんじゃないかな。

と思ったら、それに疑問を呈するメールがきた。
うーん、いったいどこがいいんだー。

プロレス誌紙を読んでみると、
WWFに吸収されたWCWのレスラーは、
再契約/契約破棄/検討中、という3パターンに分かれるようだ。
大物というかギャラの高いレスラーは、
あまり再契約されない。
若くて安いレスラーを中心に、新しいスターを作っていくつもりのようだ。
とすると、働く場所のなくなった大物が、
高額ギャラを求めて日本にやってくる可能性も高い。
世界中で、高いギャラを払えるのは、WWFと日本の団体だけだ。
うーん、楽しみだなあ。
まだ見ぬ強豪ゴールドバーグが見たい。
でも、せっかくきても、天龍とやったりしたらガッカリだな。

やっとレッスルマニアレポート漫画4色4ページが終わった。
あと陶芸漫画6ページ描いて、週アス書くと、
なんとかいつものスケジュールに戻る。
旅行を挟んで、仕事以外のことがいっさいできなくて、
掃除はしてないし雑誌を片づけてないし洗濯も台所の洗い物も
みんな放棄していて、ちょっとストレスになっている。
もっと美しく暮らしたいんだがなあ。
せめて、掃除機かけてワックスかけたい。
あと、庭になにか植えたい。

角川から、読者の手紙を送ってきた。
単行本を出すと、それに対して読者がファンレターや感想を送ってくれる。
数は多くないが、ちょっと楽しみ。
今日の手紙は、手に取ったらなんだか嫌な感触があった。
邪悪なものが伝わってきたのだ。
剃刀なんか入ってないだろうなと思いつつ封を切ったら、
やっぱり、「鉄槌!」に対する罵倒の手紙だった。
最初の10行ほどを読んで捨ててしまったので、
具体的になにに怒っていたのかは知らないが、
わざわざ悪罵を書いて送ってこなくてもいいのに。
〈H.M〉という匿名だったところをみると、
自分が恥ずかしいことをしているという自覚だけはあるんだろうな。

「編集会議」で、夏目房之介と対談してきた。
誰かと対談を頼まれたんだけど、ちょっと時間の余裕がなくて、
夏目となら手の内がわかってるから、
そう苦労しなくてもできるかなとリクエストした。
案の定、2時間ほどで、ちゃんと形にできた。
今月は、キネ旬版マンガ夜話の座談会もありそうだし、
また会うことになるだろうな。
その夏目との対談は、「編集会議」の特集用なんだけど、
その特集で、何組も対談をやったらみんな面白かったので、
雑誌掲載時には捨てた部分を生かして、
「宣伝会議」から対談集として単行本化するそうだ。
「編集者に読ませたい10冊の本」ってテーマなんだけど、
ちょっとメンバーがいいんで、
他の人の対談も読んでみたいなあ。

宣伝会議の社屋を初めて見た。
以前、「ワハハ本舗」の脚本を書いた時に、
稽古場にいって立ち会ったことがあったが、
そこの近所だった。
ガラス張りのいやに明るい建物だった。
あれは、夏が暑いだろう。
温室のようだ。
対談のあと、屋上で撮影をしたんだけど、
向かいのビルの屋上に小さい庭園が作ってあって、
綺麗な花が咲き乱れていた。
青山の真ん中に、あんな場所があるのはほっとする。

吉祥寺に戻り、ちょっと買い物をしてから帰宅したんだけど、
通る道筋の住宅街にも、春の花が美しく咲いていて、
いちいちつい立ち止まってしまう。
春はいいなあ。
うちも、ほんとは庭になにか植えたりするつもりだったんだけど、
結局、雑草しか茂ってはいない。
引っ越す前は、インテリアも考えたりしたんだけど、
結局引っ越した日のままだ。
この状態が、いったいいつまで続くんだろう。
ちょっと哀しく情けない。

新宿の中央公園を通ったんで、桜が咲いてるかなと思ったんだけど、
もうほとんど散っていた。
今年は結局、盛りに溢れるほどの桜は見られなかったな。
まあうちの:向かいの家の古木が見られたから、いいことにしておこう。
どうしても見たかったら、寒いほうに追っかけていってもいいしね。

今までずっと、このHPは、
JustNetに課金無料でお世話になってきた。
ところが、フレッツADSLにしようと思ったら、
できないことがわかったのだ。
ぼくはJustNetの法人子会員になっていて、
それだとどうもフレッツには対応できないらしい。
仕方ないから、プロバイダーを替えようかと思ってるんだけど、
どこがいいかなあ。
値段はともかく、HPの割り当てが大きいとこがいいんだけど。

乙葉ってグラビア系アイドルの握手会の取材にいってきた。
渋谷のブックファーストで、400人ほどが並んだ。
なんだか、不思議な世界だった。
けっこう常連がいて、
「いつもありがとうございます」
とか挨拶をしている。
ほとんどは、ひとりできている。
年齢は、ほぼ大学生くらい。
ひとりで3冊とか5冊とか買うやつもいて、
いったいなんに使うのか、ちょっと不思議。

写真集が出たんで、そのプロモーションもかねてるんだけど、
版元は集英社で、いってみたら、なんと週刊プレイボーイの本だった。
編集長のトモジと担当の伊勢村くんがきていた。
みんなふとって貫禄がついた。
伊勢村くんは、こないだ新入社員だったような気がするが、
もう2児の父だそうだ。
時の経つのは速いなあ。
終わってから乙葉と控え室でしばらく話したんだけど、
写真で見るときつそうなんだけど、本人はすごく性格のいい子だった。
笑ってる顔のほうがいいのにな。

「4.10」
ちょっと日本にいない間に、
歌右衛門と木崎ひろすけが死んでいたんだな。
冥福を祈る。
特に木崎は魅力的な絵を持っていただけに、若死には残念だ。

こないだコンチネンタルのヒューストン直行便に乗ったとたん、
機内で声をかけられた。
誰だろうと振り返ると、5年ほど会ってなかった友人だった。
仕事でアメリカに赴任したまま、音信が途絶えていたのだ。
ちょっと前に日本に戻り、また出張で出かけるところだったのだ。
再会を喜び、また日本で飯でも食おうと、とりあえず自分の席についたが、
いやー、偶然ってのはあるもんだなあ。

今年は、もう花見はできないな。
毎日家にとじこもってるから、窓から見える桜しか、ほとんど見てない。
今は、週刊プレイボーイから出る雑誌に、
レッスルマニア観戦記4Pを描いている。
それと週アスを併行してやりつつ、4コマを何本か。
来週は編集会議の対談があるし、
仕事が一段落したころには桜は散ってるな。

漫画家に時差はない。
出かける時にも、飛行機の中でろくに寝ないでいって、
そのまま夜まで起きてたけど、なんてこともなかった。
帰ってきた時にも、飛行機の中で映画2本と本を一冊読んで、
寝たのは、朝5時半、起きたのは昼だった。
いつも通りだ。
どこにいっても、その土地の時間で生活できるのは、ちょっと便利。

留守中は、正ちゃんの面倒を、
近所の友人の妻とアシスタントに頼んでおいたんだけど、
ちゃんとご飯もらってるかなと心配しながら帰ってみたら、
正ちゃんは、またデブに戻っていた。
出かける前には5.1キロだったのに、さっき計ったら5.4キロになっていた。
食い放題食ってたな。
今日から、またダイエット開始だ。

「4.3」
さて、仕事もなんとか片づいた。
予定よりも進まなかったが、最低限はクリアしたし、
あとは帰ってから苦しもう。
ヒューストンまで、WWFの「レッスルマニア」を見にいってきます。
今、アメリカンプロレスはWWFがWCWを吸収して、ECWが潰れて、
なんだかえらいことになっている。
こんな時期にいけるのは、かなりラッキーかも。
ちょっと楽しみだ。
では、いってきまーす。

朝の10時過ぎまで仕事してたんだけど、さっぱり終わらないので、
ちょっとだけ寝ようとシャワーを浴び、
2時に目覚ましをかけてベッドに潜りこんだ。
11時半にチャイムが鳴って起こされた。
ドアを開けると市役所の職員が立っていて、
ぼくの娘の国民年金について質問された。
もう何年もアメリカにいて帰ってこないというと、
なんとかってものを出すようにいわれた。
わかりましたといってドアを閉めたのだが、
なにを出せといわれたのか、頭が朦朧としていて覚えていない。

またベッドに入ったら、12時に電話がきた。
なにかを話したのだが、なにを話したのか記憶にない。
電話を切ってしばらく眠ったら、また電話がきた。
誰からのどういう電話でなにを話したのか、まったく覚えていない。
1時50分に、正ちゃんが腹減ったと起こしにきたので、
仕方なく起きる。
なんだか、寝たんだか寝てないんだか、よくわからない。

郵便局とクリーニング屋にいく用事があったので、
着替えて外に出る。
今日も花粉は元気だ。
法政一高の木蓮の並木に、
たくさんの白い鳩がとまったように、白い大きな花が咲いている。
それが終わると、桜の古木が4本ある。
煙るような淡い桜の色が、薄く雲を引いた空に映える。
春はいいなあ。
眠いけど。

表紙の写真は、ぼくが正ちゃんを虐待しているとこだと思っている人がいるが、
そうではない。
正ちゃんは、フクロが好きなのだ。
紙袋でもビニール袋でも、見つけるとすぐに潜りこんでみるのだ。
この時にも、ビニール袋を見つけてすかさず潜りこんだんだけど、
飽きたから抜けようと思ってもなかなか抜けられず、
ちょっと不機嫌になっているところだ。
この後、もちろん、フクロは取ってやった。

昨日今日は、花粉が凄い。
なんだかクシャミばっかりしてて、集中力が切れてしまうので、
仕方なく薬を飲んでいる。
今まで、今年は比較的楽だったので、薬はなんとか飲まずにきたのだが、
ちょっともう駄目だ。
で、薬を飲むと、今度は眠くなる。
さっきも、どうしても我慢できなくて、ちょっとだけ寝たんだけど、
睡眠不足の眠さじゃないんで、寝てもすっきりしない。
起きても、まだ眠い。
なにか眠くならなくてよく効く薬はないかなあ。
冬から準備するとかいうたぐいのものじゃなくて、即効性のやつ。

うちの近所に、古いアパートがあった。
それも、物凄く古いやつだ。
外壁の板張りも、年月を経て板目が浮き出し、
煤けた黒瓦と相まって、なかなか味わいがある。
住むのはやだけど、見るぶんにはいいな、と思っていたら、
さっき薬局に行く時にふと見たら、
いきなりなくなっていた。
あとには、鉄筋マンションが建つようだ。
まあ仕方ないんだけどね。

WWFがWCWを吸収した。
昨日のWCWマンデーナイトロで、いきなりマクマホンが出てきて、
俺が新オーナーだと宣言した。
噂はあったけど、まさかと思っていた。
WWFはフットボールも始めて、金もない時だろうになあ。
しかし、これでアメリカンププロレスは、WWFだけになってしまった。
日本でいったら、新日が全日を買収したようなもんだ。
いや、スケールはだいぶ違うけど。
対抗勢力がなくなって、はたしてアメリカンプロレスは大丈夫か。
どこのチャンネルを見てもWWFのレスラーじゃ、
客が飽きちゃうんじゃないか。
PRIDEの客のレベルの低さと共に、目下の心配事だなあ。

今日は、やたらクシャミの出る日だった。
集中できなくて困る。
歯医者にいってる時に、診察台の上でもむずむずしてきて困った。
昨日の雨のあと、一気に晴れたから、花粉の量も多かったんだろうか。
夜になって日経アドレのインタビューがきたんだけど、
クシャミばっかりしてたせいか、声が嗄れちゃって、
きっとインタビュアーも聞き取りにくかったろうなあ。
内容は、サラリーマンになる時と辞めた時の話。

ヒューストンに持っていくバッグがない。
うんと荷物を少なくして、1、2泊用に使ってたバッグでいこうと思ったんだけど、
そういえばあれは、以前正ちゃんのオシッコにやられて、まだ臭かったんだ。
何度も洗って消臭剤もかけたけど、なかなか猫のオシッコは強烈だ。
あれが使えないと、その上は結構大きい。
かといって、 その下は小さすぎるしなあ。
うーん、困った。

PRIDEをやっと後半だけ見た。
それどころじゃないんだけど、どうも気になって、半分だけ。
シウバは半端じゃなく強いぞ、と思っていたら、やはり桜庭は負けたか。
予感はあったので、そうショックではない。
前回の客の大ブーイングに迎合する形で、
ルールが変更になった。
簡単にいえば、倒れてる相手でも打撃を加えられる。
これで、打撃系が一気に有利になった。
客の要求通り、派手な殴り合いが見られる。
つまり、シウバの勝ちは、ここでもう決まっていたといってもいい。

これから、組技系が、新ルールに適応して新しい攻め手を見つけていくか、
あるいはこのまま打撃中心の大会になっていってしまうか、
PRIDEだけではなく、総合系の将来に関わる、新しい展開だと思う。
PRIDEは、しかし、客を育てる努力を、もう少しするべきだ。
後楽園ホールに、修斗を見にいくべきだと思う。
そこには、リング上で闘うものの意図と意味を理解できる、
茶髪にピアスの優れた観客がいる。

理由はわからないが、ぼくのメールアドレスに、
SMAPの中居宛てのメールが届いた。
私信を公開しては申し訳ないが、面白いので見せてしまおう。
こんなのだ。
・・・・・
こんばんにゃ〓
〓テンション〓最高〓!
はじめまして〓さとナリ〓いいともお疲れちゃま〓登場した瞬間「マッソ〜〓髪切ってるべ〓〓」
叫んじったヨ〓〓ジャンボカット(?)…でもかっちょいい〓(>_<)〓
SMAPの曲の定番にウキウキ〓が…・「すまん知らん」に大爆笑〓でも「タイ米・つえ」には負けるっ〓
おもしろすぎるぜぇ〓〓初めてなのにすんまそ〓ん〓
メール待ってるっちゃ〓〓

・・・・・
ま……、中居も苦労してるよな。
ってのは、機種依存文字だろうか。
ちなみに、このメールをくれた子には、
人に読ませるんなら、もう少しわかりやすい文章を書けと返事しておいたら、
こんな返事がきた。
・・・・・
えー正広じゃないの?
・・・・・
違うよ。

こないだダビング用に買ったフナイのVHSビデオを、
さっき初めて使ってみた。
箱から出して、電源を入れて、ケーブルをつないで、
カセットを入れたら、出てきてしまう。
ほかのカセットを入れてみたが、これも出てきてしまう。
何本入れても同じだ。
マニュアルを読んだら、
[カセットテープを入れた直後、カセットテープが出てきた]
という不具合の対処法が出ていた。
おお、これこれ、と先を読んだら、
[一度カセットテープを取出してから、入れ直す]
と書いてあった。
そんなこと、太字で書くほどのことかー!
まだ一度も使ってないのに、もう故障かー!
フナイー、許さんぞー!
どうしてうちにばっかり、こんなことが起きるんだー!