【憂国】劇画エロジェニカ連載
デビューしてだんだん仕事も増え、大手からそろそろ連載の依頼も来始めたころ、
エロ本から依頼を受けた。
原稿料は安いが、なにを何ページ描いてもいいという依頼だった。
ちょっと迷ったが、結局引き受けて、ほんとに好き勝手に描いた。
  一応これが、ぼくの出世作ということになっている。
今見ると、絵はヘタだし構成は無茶苦茶だし、すごく恥ずかしい。
しかし、それを越えるものが、あのころあったのだと思う。
今は、ずいぶん絵も上達したし、見せ方のテクニックもついた。
でも、あのころより面白いのかどうかは、わからない。


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